ギリシャのごはん

ギリシャ料理のレシピと、ギリシャで私が作っているごはんの記録。

タグ:オーブン料理

前の記事では焼いた肉を食べる日(チクノペンプティ)のメニューをご紹介しましたが、ギリシャ正教的には今週は「チーズ週間」。肉食は禁じられていて、代わりに乳製品や卵を使った料理を食べるのが伝統です。

2021.03.09 baked macaroni
チーズたっぷりのパイなども作りたいのですが、何気に忙しくバタバタしているうちに週も半ばになってしまいました。子供のオンライン授業もあるし、キッチンでゆっくり作業ができない時のお助けメニューといえば、このマカロニチーズがうちの定番のひとつ。

献立を考えるのってなかなか大変な作業ですが、私の場合とくに頭を悩ませているのは、偏食気味の次女が食べられるもの。この焼きマカロニは、次女も気に入っている数少ないズッキーニ使用の料理なんです(もうひとつのお気に入りはズッキーニのパイ)。


2021.03.09 baked macaroni1
ズッキーニを炒めてそこに小麦粉をふり入れてソースを作るので、だまになったりの失敗もなく簡単。あとは茹でたマカロニを加え、チーズをふりかけてオーブンで焼くだけです。記事タイトルはイメージしやすくマカロニチーズとしましたが、そこまでチーズチーズしてないです(多分)。控えめに入れたブルーチーズが味のポイントなので、省かないで作った方がおすすめです。


2021.03.09 baked macaroni2
グラタンっぽいものって熱々できたてを食べるイメージがありますよね?ギリシャではそんなに焼きたてにこだわらないのもあり、ムサカや焼きパスタなど焼きあがってすぐに急いで出すことは基本的にないのですが、このパスタも残ったのを温め直しておいしく食べられます。

そのうちレシピを載せようと思ってかなり経ってしまいましたが、チーズ週間はパスタも定番なので、材料が揃ってたら今週ぜひ作ってみてください。


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前回の記事でお知らせしました「ギリシャのごはん」レシピ本、27日に無事発売されました。発売日に買いに行って下さったり、早速本を見て料理を作ったという嬉しいご報告もいただいています。

2020.09.02 psari me bamies0

発売日には私はシミ島にいたのですが、それについてはまた別の機会に。上の画像はバカンスから帰ってきて最初に作った料理です。

去年と今年はバカンスの日程が短かったこともあり、シミ島滞在中に自炊はしなかったのです。なので、約一週間ぶりのちゃんとした料理。夏の間ずっと食べたかったけどなかなか機会が巡ってこなかった魚とオクラのオーブン焼きを作りました。


2020.09.02 psari me bamies1

ギリシャでオクラというとトマト味で煮込むかオーブン焼きにするというのが一般的です。オクラだけのベジタリアン料理にしてもいいし、チキンや肉とあわせるのもポピュラー。魚と一緒に焼くのはクレタ島でよく見られる料理で、オクラ以外にも魚と野菜の組み合わせは特にクレタ料理に多いです。

煮込みかオーブン焼きかというのは好みですが、魚は崩れやすいのでオーブンがいいですね。うろこと内臓を取った丸ごとの魚(今回はスズキ)は、レモンでこすって塩こしょうし、お腹にも好みでレモンスライスをはさんでローストパンか天板に置きます。周りにオクラを並べ、玉ねぎとフレッシュトマトのシンプルなソース(好みでパセリやにんにくも入れて)を回しかけて焼くだけです。


2020.09.02 psari me bamies2

オクラも、オーブン焼きだと崩れないのがいいです。


2020.09.02 psari me bamies

長女と私で半分こして、盛りつけたところ。


2020.09.02 fish

オクラを食べない夫と次女にはスズキだけそのまま焼いて、骨を取って別の料理にしました。フライパンで玉ねぎとにんにく、青唐辛子を炒め、トマトを加え煮てソースを作ります。煮詰まったらソースを端に寄せて、空いたスペースに魚の身を並べ温まる程度の蒸し焼きに。器にソースを先に盛り、魚をのせてパセリを散らしできあがり。骨が残ってないか食べる時に最終チェックしやすい盛り付けです(笑)


2020.09.04 kotopoulo me bamies1

オクラが半分残ったので、別の日にチキンヴァージョンも。こちらは本でも紹介している煮込みのレシピです。


ギリシャのごはん (うちで楽しむ、とっておきレシピ65)


サイドディッシュはどちらも同じで茹でた葉アマランサスのサラダなのですが、魚の時はズッキーニと、チキンの時は去年漬けたオリーブとあわせてみました。自分で漬けたオリーブは作った満足感もありおいしい!今年ももうすぐやってくるオリーブの季節が楽しみです。





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カロミナ!
早いもので、もう5月ですね。

2020.04.29 mousakas1

ちなみに最初に書いた挨拶はギリシャで月初めに言い合うもので、「よい1か月を」というような意味です。ギリシャは新型コロナウイルス関連の規制を来週から徐々に緩めていきますが、今月は、それがよい結果になることも祈って……。外に出たくなるような気持ちのいい気候ではあるけど、みんな羽目を外しすぎませんように

料理画像は一昨日作ったムサカです。ミートソースを煮ていたら、ちょっと気が向いたので久々の登場(笑)
似たような料理で、パスタを使ったパスティチオは割とよく作るんですが、ムサカは年に一度作るかな〜という頻度。パスタの方が子供受けがいいのと、夫がなすやベシャメルを好きじゃないのが理由です。


2020.04.29 mousakas2

今回は家族4人で一回食べ切りサイズ。なすとじゃがいもの他にズッキーニも入れ、ベシャメルソースは薄めの層にしました。


ロックダウン効果というわけでもないんですが(平常時でも引きこもりだし…)、4月は私にしてはブログをいっぱい更新しました。今月もこの調子でいけるかな?夏が来る前に春の野菜をもっと食べておきたいです。


【関連レシピ】
ちゃんとしたレシピはかぼちゃのムサカしかブログに載せてませんが、参考にどうぞ。



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どこも新型コロナウイルスで大変な今日この頃。

2020.03.20 pastitsio
Παστίτσιο χωρίς μπεσαμέλ

日本では休校のため余った給食用の食品無駄にならないようにと牛乳消費レシピなどがSNSで多く投稿されてましたが、うちは逆に消費を抑える努力をしています。

幸いギリシャでは酷い買い占めなどは起こっていないため(初期だけ、小麦粉、米、パスタが品薄になってました)スーパーに食品は豊富にあるものの、外出を最低限にしたいので「ちょっと牛乳が切れたから」というような買い物を減らしたいところ。牛乳は週に2〜3リットル使うのですが、いっぱい消費するような料理やお菓子はなるべく控えています。

たとえばパスティチオ。チューブ型のパスタとミートソース、ベシャメルソースを重ねて焼いた料理です。子供が食べたがってたので作ろうと思ったのだけど、買い物日を前に牛乳が残り少ない……そこで、昔作った「シミ島風パスティチオ」をふと思い出しました。

過去記事はこちら。


パスタとミートソース、卵、牛乳を混ぜて焼くというもの。もしかしたら、ベシャメルを使うタイプが一般的になった以前の古い作り方なのかもしれません。過去記事には詳しい作り方を書いてなかったし、教えてもらったレシピも無くしたのですが、前回は多分全部混ぜるという方法がイマイチだったな〜と思い出し微調整してみました。変更点は、卵液をパスタやミートソースと混ぜないでかけるという箇所です。


さて、ベシャメルなしパスティチオの作り方です。

パスタは穴があいてるタイプ何でもいいですよ。今回はペンネを使いました。
硬めに茹でたパスタとミートソースをざっと混ぜ、耐熱容器に入れて表面をならします。すりおろしたチーズをのせ、卵と牛乳を溶いたものを回しかけてオーブンで焼いてできあがり。

チーズはケファロティリという、塩気強めの羊乳ハードチーズを使いました。すりおろしてパスタにもよく使われるチーズ。ギリシャ国外で手に入りやすいチーズではイタリアのペコリーノなどが近いですが、なければ適当なもので。チーズは間にも挟んでたっぷりで作ってももちろんおいしいですよ。

卵1個につき牛乳1/2カップぐらいで溶きましたが、量はお好み&在庫によって適当で大丈夫。画像のものは4人分で卵1個というギリギリな量で作ってます(私の好みではこの倍くらいが理想)。

ミートソースは冷凍してあったものを使用で、たっぷり入れたおかげか昔作った時よりもおいしかったです。ベシャメルを使うものより簡単なので、ぜひお試しください。


________________________________

【追記】
この記事は3月21日に書いたのを投稿しそびれていましたが、その後23日からギリシャではロックダウンに入りました。外出する時に許可証(氏名・住所・外出目的などを書いた紙もしくはSMSで申請)とIDが必要という以外は特に生活は変わってないです。皆様も、どうぞ健康と安全第一でお過ごし下さい。


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最近は月2ぐらいの更新ペースになってますが、今週はもうお肉週間ですね。ギリシャではイースターを前に動物性の食品を断つ断食期間に入りますが、そのさらに前のカーニバルの間にお肉をいっぱい食べる週があります。

2020.02.12a

……という前置きからはあまり関係なく、これは最近作った野菜の料理です。
ギリシャで定番のミックス野菜のオーブン焼きのバリエーションで、今回はカリフラワーをたっぷり入れて作ってみました。
この手の料理はオーブンで焼く方法と鍋で煮る方法があり、どちらもほぼ放置で作れるのでお手軽かつ美味しいのですが、私は断然オーブン派です

今回の作り方、簡単に書いておきますね。

まず野菜を何種類か用意します。その時あるものでいいのですが、じゃがいも、トマト、ズッキーニはいつも入れます。今回はそれプラス、カリフラワーと赤いバナナピーマン(パプリカ)を使いました。トマトはソースにして入れるので置いておいて、その他の野菜は一口大に切ってボウルに入れておきます。

オーブンは(200〜220℃)に予熱しておきます。

トマトソースを作ります。トマトはすりおろすか刻んでおきます。面倒なら皮のままでもいいですが、皮が厚い場合は剥いた方がいいかも?粗みじんか薄切りにした玉ねぎを鍋に入れ、オリーブオイルをたっぷり。これを弱火で色づかせないように炒め(蓋をするといいです)、柔らかくなったら刻んだにんにくも加え香りが立つまで炒めます。
トマトを加え、塩をして煮込みます。酸味が強い場合は砂糖もひとつまみ。スパイスの香りをつけたい場合はシナモンやオールスパイスを(私はホールスパイスを使ってますがパウダーでも)好みで加えます。トマトが崩れてドロッとしたらOK。塩胡椒で味を調えます。スパイスじゃなくハーブ風味にしたい場合、好みで加えておきます(今回はオレガノを少し加えました)。

ボウルに入った野菜にも軽く塩胡椒をして下味をつけ、オリーブオイルも加え全体がコーティングされるよう手で混ぜます。これを耐熱容器に入れます(浅く広げられるような状態が好ましい)。
トマトソースに水を加えシャバシャバの状態にし、野菜の上にまんべんなくかけてオーブンへ。

野菜が柔らかくなり、美味しそうな焼き色がつくまで焼きます。できれば途中一回上下を返すといいです。トマトソースを薄めるのは野菜が柔らかくなる前に焦げ付くのを防ぐためですが、もし途中水分が足りなくなりそうなら水(ガラス容器の場合はお湯)を少し足します。

あと少しで焼き上がりという時に、お好みでチーズを散らします。今回はグラヴィエラという羊チーズを使いましたが、フェタチーズでもいいし、ギリシャ風とはちょっと離れますが他の合いそうなチーズでも。チーズを加える場合は塩加減にそれを考慮して下さい。

ギリシャではこういう料理が熱々で出されることはあまりなく、少し置いて味を落ち着かせてから、もしくは前もって作っておいたのを常温で食べます。冷めないうちに急いで出さなくてもいいのでリラックスしましょう


2020.02.12b

作り方の説明が思ったより長くなってしまいましたが、適当に作って美味しい簡単料理なので、ぜひお試し下さい!ワインにも合いますよ〜


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