ギリシャのごはん

ギリシャ料理のレシピと、ギリシャで私が作っているごはんの記録。

タグ:オーブン料理

代わり映えのしない絵面で失礼します
くりぬくのに丁度いいサイズのズッキーニをもらったので、イェミスタ(スタッフドベジタブル)にしました。

2016.05.11 gemista1

なんだか、久しぶりにギリシャ料理らしいギリシャ料理を作った気がします。
本当はズッキーニだけを使って、アヴゴレモノ(卵レモンソース)仕立ての煮込みタイプを作りたかったのだけど、夫はアヴゴレモノが好きではないし、そしてユヴァルラキァ(米入りミートボール)を憎んでいる……ユヴァルラキァと似た系統のズッキーニのイェミスタは喜ばれないだろうなぁ〜と、手間は倍くらいになりますが、トマトとバナナピーマンも一緒に結局いつものオーブン焼きタイプにしました。

オーブン焼きのイェミスタはベジタリアンバージョンのを作ることが多く、またそちらの方が「通好み」な感じがするのですが、肉を入れたい気分だったので久々のひき肉入りに。夫の叔母さんがよく作っていたイェミスタがこれで、私が最初に覚えたものです。

ひき肉入りイェミスタの、味のポイントとなるのはスペアミント。ギリシャ語でディオスモスと呼ばれるスペアミントは、ギリシャ料理によく使われます。ギリシャ風の揚げミートボールにもよく入れますが、肉の臭みを消し、味をひきたてる効果があります。
にんにくも、今の時期はジューシーな新にんにくがあるので、たっぷりと入れました。

レシピはこちら。
ひき肉入りのイェミスタ

オーブン焼きのイェミスタは一般的にトマトとピーマンの2つの野菜で作る人が多く、焼き時間はかかるものの比較的簡単に作ることができますが、我が家ではズッキーニが人気なので必ずと言っていいほど入れます。ズッキーニのくりぬきがハードル高そうな感じですが、専用の道具があれば、結構簡単にくりぬくことができます。

↓私が持ってるのはギザギザ刃じゃないですが、こういう形状の。
りんごの芯抜き器でも代用できるけど、ズッキーニ用のはさすが、しっかり綺麗にくりぬけます。


WUSTHOF(ヴォストフ) シルバーポイント ズッキーニコアラー 3095SP


くりぬいたズッキーニの中身は刻み、ひき肉と一緒に炒めてフィリングに混ぜ込むのでおいしさもさらにアップ♪今回はトマトペーストなどを足さず生トマトのみ、オプションとして材料リストにあるチーズも入れずに作ってますが、旨みはたっぷりです。

2016.05.11 gemista2

今回も、とてもおいしくできました。
ちなみにこれ、焼いてる時の匂いがすごいです!おいしそうな匂いなんですが、むせかえるような濃密さなんですよ^^;


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日本の方に興味を持ってもらえるようなタイトルを考えてますが、難しい……。

2016.02.16 vegetable pastitsio
Παστίτσιο λαχανικών

ムサカのマカロニ版というか、ラザニアのマカロニ版のようなお料理「パスティチオ」。ギリシャのおふくろの味といえば、真っ先に挙げられるほどポピュラーな料理です。

本来はひき肉のフィリング(ミートソース)とロングマカロニ、ベシャメルソースを重ねて焼いたものなのですが、我が家では肉の代わりに野菜を使ったベジパスティチオもよく作ります。

レシピは、以前に載せたこちら。
ロースト野菜のパスティチオ
昨日は材料や分量を少し変え、企業向けのレシピを書いていました。
前回の記事でちょっと触れたことなのですが、実は今ギリシャのパスタブランド「ヘリオスパスタ」のFOODEX JAPAN 2016出展のためのお手伝いをしています。

東日本大震災以前、ヘリオス社のパスタは日本へも輸出されていたので食べたことのある方もいらっしゃるかもしれません。残念ながら震災以降日本との取引がなくなってしまったそうで、再び日本でもヘリオスパスタを食べてもらいたいという願いからのFOODEX参加です。
私は日本へは行かないのですが、レシピやブログなどを通してプロモーションのお手伝いをさせて頂きます!


2016.02.16 BIO macaroni3

さて、タイトルのお料理に話を戻して。
パスティチオはリガトーニやペンネといった短いチューブ型パスタを使って作ることもできるのですが、本格的なものを作りたいなら、やはりギリシャのロングマカロニがおすすめ。メーカーさんとの相談で、イチオシ商品であるBIO(オーガニック)シリーズのマカロニNo.3を使いました。


2016.02.16 vegetable pastitsio2

ギリシャ産の有機栽培デュラム小麦のセモリナ粉を100%使用。安全で、環境にもやさしいパスタです。


2016.02.16 vegetable pastitsio3

そして、フィリングにはたっぷりの野菜。
ギリシャの野菜は味が濃くてとってもおいしいんですよ〜。それをオーブンでローストすることにより、さらにおいしさ倍増です。

パスタを1袋500g使いきり、ベシャメルソースも牛乳1リットル分で結構たっぷり。ギリシャのママが作るような大量のパスティチオが、どーん!とできました^^


ヘリオスパスタの情報は下記リンクから。
http://www.heliospasta.gr/
ヘリオスパスタは輸入業者を募集中です。
FOODEX JAPAN 2016ギリシャ館へもぜひお越し下さい!


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ホワイトグルーパー(ハタの一種)の切り身があったので、玉ねぎたっぷりのトマトソースをかけたオーブン焼きを作りました。

2015.10.30 psari plaki1
Ψάρι Πλακί

分量を明記したレシピは書いてませんが、簡単な説明だけ載せておきます。


魚のギリシャ風オーブン焼き(プサリ・プラキ)

魚は、合いそうなものなら結構何でもいいと思います。私はマヤティコ(カンパチ?)で作るのが好き。
レモンのスライスを絞って汁と香りを出しつつ魚にこすりつけます。塩、胡椒をふり、耐熱容器に入れておきます。オーブンは200℃に予熱します。

粗く刻んだニンニクとたっぷりのオリーブオイルを鍋に入れ、弱めの火にかけ香りを出します。玉ねぎのスライスを加え、しんなりするまで炒めたら中火にし、トマトペーストを加えオイルとなじませるように炒めます。

すりおろした完熟トマトを加えて炒め煮にし、白ワインを加えます。少し煮て(オーブンに入れるので煮詰めない)、塩、胡椒そして酸味が強いようなら砂糖もひとつまみ加え味をととのえ、ソースのできあがり。
今回ハーブを入れてませんが、好みでパセリやオレガノを入れるか焼き上がりにふりかけてもいいです。

2015.10.30 psari plaki2

ソースを魚にかけ、必要なら水適量を加え(魚から水分が出ますが、焼いてる間に煮詰まりもするのでそれを考慮して)、上からさらにオリーブオイルを。オイルの量は思い切りよくいくとギリシャらしくなります^^

予熱したオーブンに入れ、10分ぐらい焼いたら温度を180℃に下げ、ソースが煮詰まり表面が少し色づくまで焼いたらできあがり。途中、焦げ付きそうなら端からお湯を少し足して下さい。

2015.10.30 psari plaki3

パンに合いますが、お好みでフライドポテトやピラフも添えてどうぞ♪
今回は、炒めたクリサラキ(リゾーニ、オルゾー)を加えて炊いたピラフを添えました。


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ギリシャで生まれ育ったわけでは全くありませんが、たまに恋しくなるのが「ギリシャのおふくろの味」。おかあさんやおばあちゃんが、大きな鍋やタプシ(ベーキングトレイ)いっぱいに作るような煮込みやオーブン料理です。

2015.03.20 rolo
Ατομικά ρολάκια στο φούρνο

オーブン焼きのミートローフやハンバーグもそのひとつで、たっぷりポテトも一緒に焼くとさらにおいしい。
夫の祖母もよく作っていた料理だったらしく、私はその娘である叔母さんが作ったのしか食べたことはないけれど、多分おばあちゃんから受け継がれているであろう味がお手本となっています。


2013.12.31 biftekia sto fourno

我が家では「ロロ」(ミートローフ)と呼ばれているこの料理。1人分ずつ丸めた小さなミートローフというのもありますが、一般的には「ビフテキ」(ハンバーグ)のオーブン焼きと言う方が多いかもしれません。
祖母が作っていたのも小さいサイズではありましたが、中にゆで卵が入りミートローフっぽさはあったよう。その後、卵を食べなくなった夫に合わせて叔母さんが作るようになったのは本当にハンバーグそのものですが。


2013.02.21 biftekia sto fourno

私が作るのも家族の好みに合わせて小さいサイズで、今回自分用に卵を入れましたが、中にチーズを入れることも多いです。
チーズ入りのはしっかり閉じても焼いてるうちに溶け出てしまったりするのですが、それがポテトに絡むとまたおいしいのでご心配なく。


2013.02.21 bifteki

以前から何度も写真を撮ったりレシピを書きかけては放置していたのですが、今回ようやく記事にしてみました(なので、古い写真も混じっています)。
おまけのサラダレシピもぜひお試しください♪


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前回に引き続き、オレンジ特集。

2015.03.14 orange pork & beans

貧乏性のせいか、肉のローストなど作ると使いまわさずにはいられません。この間作ったポークのオーブン焼きは、余ったらサンドイッチやオムレツに入れてもいいけど、煮込み料理に使ってもおいしいです。

最近なぜか豆&オレンジモードにもなっていたので、ギリシャ風のポークビーンズをオレンジ風味で作りました。


2015.03.14 orange pork & beans1

白いんげん豆は、戻して柔らかくなるまで煮ておきます。

別の鍋に刻んだ玉ねぎとオリーブオイルを入れ、蓋をして弱火で柔らかくなるまで炒めます。時々蓋を取ってかき混ぜて、あまり色づかせないように。
すりおろしたトマトを加え、蓋をせずにトロッとなるまで炒め煮。この辺りで塩胡椒を加えます。好みで、隠し味程度にオレガノも。

オレンジを絞り入れ、香り付けに皮も少しすりおろすか刻んで加えます。
耐熱容器に豆と食べやすく切ったローストポークを入れ、オレンジ風味のソースを加えます。豆の煮汁で水加減し、蓋をしてオーブンへ。最初180℃で焼いて、煮えてきたら温度を120℃くらいに落として1時間以上じっくり焼きます。


2015.03.14 orange pork & beans2

ソースが煮詰まってトロリとし、表面が少し色づいたらできあがり。

ギリシャで一般的なポークビーンズやソーセージビーンズはトマト味なのですが、オレンジ風味もかなりおすすめ。今回作ったぐらいの分量だと(サブおかずとして2人前ぐらい)、オレンジの絞り汁1個分とトマト中1/2個が目安です。

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2015.03.10 lentil salad

豆&オレンジはサラダも大好き♪
オレンジ風味ポークの前に作っていたのが、レンズ豆とオレンジのサラダです(ここに載せる予定じゃなかったので、ボウルのままの写真ですが^^;)。

崩れない程度に茹でたレンズ豆は、ざるにあけてしっかり汁気を切っておきます。

ドレッシングはオレンジの汁を入れますが、そのままだとシャバシャバの割りに味が薄いので、フレッシュさは損なわれるけど煮詰めます。作る量にもよるけど、手早く煮詰めたいので汁の水深が浅くなるよう鍋のサイズをあわせてください。

2人分だとオレンジ1個ぐらいで、それだとすぐに煮詰まって鍋の底に煮詰まった汁が張り付いたような感じになりますが、予熱で水分が飛ぶのでその一歩手前ぐらいで火から下ろします。鍋のまま冷まし、塩、胡椒、ディジョンマスタード、ワインビネガー、オリーブオイルを加え泡立て器で混ぜてドレッシングの完成。
ここにそのまま他の材料を加えていくといいです。
合いそうなものなら何を入れてもいいのですが、今回はレンズ豆、オレンジの果肉、ねぎ小口切り、スモークハム、オレガノを使いました。

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こうやって、どんどん連想ゲーム的に料理が続いていくことがよくあるのだけど、レンズ豆&オレンジで思い出したのがシミ島のパラダイス・タベルナのヤプラキァ。全国的にはドルマデス(ドルマダキァ)として知られるぶどうの葉包みですが、米にレンズ豆やファヴァ(黄色い割り豆)を合わせたものはシミ島の郷土料理のひとつです。パラダイス・タベルナで出会ったレンズ豆のヤプラキァは、オレンジの香りがアクセントになっていてハッとさせられました。
もうすぐぶどうの若葉の季節なので、久しぶりに作ってみたいです。


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