クリスマスに義父母宅で食べて気に入った“山羊のフェタチーズ”、義母はあまり好みではないらしいので大きい塊のを全部お持ち帰りさせてもらいました♪

2011.01.11 goat cheese1

“ ”でくくってみたのは、フェタチーズがPDO(原産地名称保護)認定を受けている為。ギリシャ産でも条件を満たしていないと正確にはフェタチーズとは呼べないのです。

とは言え、個人レベルで生産し消費する分には別にそんな固いこと気にしなくてもいいんですけどね。
フェタチーズの原料となる乳は羊乳100%もしくは羊乳に山羊乳を30%まで混ぜたもの。この美味しいチーズは義父の知り合いが自家消費用に生産しているもので、山羊乳100%をフェタチーズの製法で作ってあります。

テクスチャーはフェタチーズとしては中くらいの硬さで程よい砕け加減、山羊乳独特の香りも私は気にならない程度なのですが、ちょっと好みが分かれるかも?
熟成された旨みと酸味が深い味わいのチーズです。


2011.01.11 goat cheese2

これはスライスする前の状態。
フェタチーズはホエーに塩(又は塩水)を加えた中に入れて約2ヶ月の熟成期間を経てから消費されますが、この液体に浸かった状態なら結構長く保存できます。

田舎の友人や知り合いの所にお邪魔すると大抵こういう手作りのフェタチーズ(又はその他のチーズ)や自家製ワインでもてなされるのですが、特にチーズはハズレなしと言っていいくらい美味しいです。

ごく小規模で作られてる手作りチーズに出会うのは難しいとしても、フェタタイプの山羊チーズは市販品もいろいろありますので、ギリシャを旅する機会があれば是非探してみて下さい。


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