ギリシャのごはん

ギリシャ料理のレシピと、ギリシャで私が作っているごはんの記録。

タグ:ギリシャ

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今回の旅行の写真の多くは使い慣れないコンパクトなデジカメで撮ったこともあって、写真がかなりひどいんですが(言い訳)おうちごはんの記録も残しておきます。

せっかく島へ来たんだから、新鮮な魚をいっぱい料理したい!と、意気込みだけはあったものの、包丁を持参するのを忘れてました...。切れないナイフで格闘した結果は以下の通り。※サムネイル写真はクリックすると拡大されます。

skarosまずはスカロス。日本語でブダイ?アテネでは見かけない気がしますが、ドデカニサ諸島やクレタ島ではよく食べられるそうです。


skaros me kolokithakia

炭火焼きにしてもいいけど、トマトソースに合うので煮たりオーブン焼きにするのもポピュラーです。おすすめの調理法を魚屋の奥さんに聞くと、「やっぱりトマト煮かしら」という返事。野菜も摂りたかったので、ズッキーニと一緒にオーブン焼きにしてみました。

skorpina etc.別の日に買ったスコルピナ(かさご)と、あとは何でしょう...名前を聞いたけど忘れてしまいました。


psarosoupa

上の魚は昼ごはん用のプサロスーパ(魚スープ)に。玉ねぎ、ニンジン、ジャガイモ、ズッキーニと一緒に煮込みました。セロリもちょっとあればよかったんだけど。

psari sto fourno

その日はチプラ(黒鯛の一種?)も買ってあったので、晩ごはんも魚でした。と言っても、チプラ一匹では少なすぎるので、ボリュームを出す為にジャガイモと一緒にオーブン焼きにしました。あとはクリサラキ(米粒型パスタ)と野菜のオーブン焼きとグリークサラダ。炭水化物攻めでお腹を膨らまそうという魂胆が見え見えな献立です(笑)

cats

上の魚料理はどれも身をはずして盛り付け、骨や頭の部分は近所の猫達にお裾分けしました。近寄ると逃げるので写ってませんが、仔猫も含め10匹ぐらい居たんですよ。

katsikaki youvetsi

島で作った肉料理はすでに紹介したミートボールと、あと山羊のユベチでした。これは胡椒以外のスパイス無しのシンプルな味付けで。写真はともかく、美味しかったのでまた山羊料理に凝ってしまいそうです

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キッチンのある別荘での滞在とは言え、やっぱりバカンス中は外食も楽しみですよね。出発前から、「あれも食べたい、これも食べたい」...と、シミ島のお気に入りレストランのメニューを思い浮かべては妄想に浸っていた私です^^;

今までに紹介してないレストランを中心にいきますが、まずはホリオ(村)のお店から。

Myros1

こちらで毎年紹介しているタベルナ・ヨルゴスの近くに数年前オープンした「ミロス(The Windmill)」というメゼレストランは、その名の通り古い風車を改築したお店です。夏の間だけ営業しているレストランということもあり、テーブルは外のみ。風車の中は厨房になっています。オーナーは以前イァロスのミロペトラというレストランでシェフを務めていた女性(確か、アイルランド人?)で、メニューはモダングリークっぽいものを中心に、エスニック料理も数品取り混ぜられています。

Myros2

夫のお気に入りはチリビーフとレモン&ローズマリー・ローストポテトで、本当に毎回そればかり頼むんです(笑)そして、娘はキャベツのサラダとりんごのお肉(豚肉とりんごの煮込み)があれば満足。私はシーフードのメゼから何にしようかいつも迷うんですが、この時はタコのサラダにしました。

他に頼んだのは「スパナコリゾ」ですが、ここのはバスマティ米に炒めたほうれん草と玉ねぎを混ぜ込んだピラフのような感じ。普通のスパナコリゾを期待してたら「あれっ?」って感じですけど、チリビーフには合いました。

ここのシーフード料理はバターを大量に使ってあったりもするものの、なかなかおすすめです。参考にして作ってみたレシピも幾つかあるので、また今度載せますね。

Syllogos

「シロゴス」はヨルゴスのタベルナからもう少し先に行ったところにあるレストラン。私は結構気に入っているんですが、あちら方面に歩いて行ったらタベルナ・ヨルゴスにフラフラと入ってしまう確率が高いのです。そんなわけで、かなり久々の来訪となりました。

夫がテレビでバスケットの試合を見たいと言うので、早い時間の夕食。私が選んだのはドルマダキァ、ガエロピタ、チキンとプルーンの煮込み(娘用)、夫はフェタの胡麻まぶしサガナキとフライドポテトでした。
レストランのドルマダキァ(又はドルマデス)ってハズレも多いんですが、ここのはとっても美味しくておすすめ!シミ島風にズッキーニやレンズ豆の入っているタイプではないけど、ハーブの程よく効いた味付け・葉っぱの柔かさ・松の実の歯応えが素晴らしいです。ガエロピタもカラリと揚がっていて○。チキンはちょっと面白味に欠けるかな...という感じですが、セージがなかなかいいアクセントになっていました。

Georgos

「ヨルゴス」へは2回行きました。スタッフド・チキンや魚スープが食べれなかったのは心残りだけど、今回食べた料理の中では柔かく煮込まれた山羊が美味しかったです。

Paradisos

「パラディソス」でも、一度軽く昼食を(ピントが全然合ってない写真ですいません...)。山羊のユベチを娘と半分こしました。
山羊のユベチはバカンス中に自分でも作る予定だったんだけど、お店のも食べてみたくて注文してみたのです。これは、まあ普通に美味しかったかな?やっぱりここの一押しはレンズ豆入りヤプラキァでしょう。

Nimborio

一度、車でニンボリオまで行ってみました。上のタベルナ・パラディソスのあるノスビーチよりもっと先へ行ったところです。ニンボリオのビーチは一見とても綺麗に見えるけど、近くに魚の養殖場があるので結構汚染されているとかで、おすすめできません(泳いでる人はいるんですけどね...)。

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今回の旅では車を持って行ったので、毎日のようにドライブを楽しみました。とは言え、小さな島ですから、港周辺や細い路地などはなるべく遠慮して、行き先はほとんどがバスでは行けないエリアです。

ビーチはパノルミティスの少し手前にあるマラスゥンダへ。去年は行かなかったのですが、今回は専らここで泳ぎました。

Marathounda1

途中の山道から見下ろしたマラスゥンダ。とても小さな集落です。私は見てないのですが、6月に放送された「旅サラダ」のシミ島特集では、ここにあるカロドゥカスさんのオーガニックファームが取り上げられたそうです。

1945年、マラスゥンダ・パノルミティス地域の農家に生まれたヨルゴス・カロドゥカス氏はシミ島の観光産業発展に貢献した人物の一人で、船員、商店経営などを経て70年代後半に旅行会社を設立しました。現在は観光業の傍らオーガニック農法にも力を入れ、シミ島の農業の発展を目標として活動されています。

シミ島のような万年水不足の乾いた土地に、農業というのはなかなか結びつきませんが、意外なことに18世紀の終わりまではワインの生産地としても有名だったのです。造船、スポンジ漁、観光業と、島の経済を支えるものは移り変わっていますが、21世紀に再びシミ島のワイン生産が復活するかも...と思うと楽しみです。

Marathounda2

話は戻って、マラスゥンダは比較的人も少なくてのんびりとしたビーチなのですが、その辺を山羊がうろついてるというのが問題です。

まあ、うろついてるだけなら風情があっていいんですが、食べ物を狙って来るんですよ。ビーチのタベルナはいつの間にやら周りに山羊防止の柵が設置されていました。

その辺でピクニックなんてしようものなら、お弁当の包みを開いた途端に山羊が飛んで来るので注意!山羊にもいろんな性格のが居て、怖いもの知らずな特攻隊から比較的大人しいのまでいろいろです。ビーチで何か食べるなら、「特攻隊」が遠くの丘に行っているのを見計らってからにしましょう。

Marathounda goat
ある日、お弁当に持って行ったミートボールの匂いを嗅ぎ付けてやってきた山羊。

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シミ島に到着したのは日も暮れかけた頃。その日は昼ご飯もまともに食べていなかったので、まずはヨルゴスのタベルナへ。赤ピーマンのフェタ詰め、いんげんのトマト煮、シミシュリンプ、フライドポテトを選んで軽めの夕食となりました。
家に戻ったら、荷解きやベッドメーキングをささっと済ませます。掃除などはしている時間が無いので、翌日に持ち越しです。ありがたい事に、先に来ていた義母が本格的な掃除や家の修理など済ませてくれているので、私達はほとんどすることが無いのですが。

Symi house

ちなみに別荘は二階建てですが、斜面に沿って建っている為に入り口は各階にあり、一階がキッチン&ダイニング、バスルーム、物置など、二階がリビング、ベッドルーム、パティオという間取りになっています。

yialos

翌日はまず、イァロスにあるベーカリーへ朝ごはん調達に行きます。前にも何度か紹介していますが、イァロスはこの港周辺のエリアです。

Kali Strata1

カリ・ストラータを下りて...

Kali Strata2

娘撮影のブーゲンビリア。

breakfast

シミ島バカンスの正しい朝ごはん。クルラキャとネスカフェ、そして月刊のフリーペーパーです。9月号のトップは、シミ島の沿岸警備隊お手柄のニュースでした。8月14日の午後、アギア・マリナ近くの岩山に144人の不法移民を下ろした「嵐の目」号を捕獲、トルコ人船員3人が逮捕されたという内容。3人はすでにロドス島の裁判所で有罪判決を受け、72年6ヶ月の禁固刑及び291000ユーロの罰金を言い渡されているそうです。

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夫の友人サナシスが、セリフォス島からチーズを買ってきてくれました。

主に個人が消費する為に作っている地チーズで、島のレストランなどでは置いてるところがあるらしいけど、それ以外では多分手に入らないものだそうです。2年前にも貰ったことがあるんですが、今回は別の生産者(こちらの方が美味しいという噂の)から買ってきてくれたというので期待が高まります。

紙に包まれ、スーパーの袋に入れられたそれは、「闇チーズ」という風貌で開けるのにちょっと勇気が要ります。怪しく変色した紙を剥がしてみると...

Serifos cheese1

ええっ?!

木の枝が混ざった泥のようなものと白カビに覆われていて、何だか前回のよりすごい外見。よく見ると、木の枝はタイム?何かハーブのようですが「泥」の正体はわからないし...う〜ん、これはどう扱ったらいいんでしょう?ちょっと迷った挙げ句、ブラシで洗ってみることにしました(洗ったのは夫ですけど^^;)。

Serifos cheese2

中身は前のと同じような感じでした。超ハードチーズで、切るのも大変ですが、乾いた食感なのでオイルを垂らして食べた方がいい感じです。味は、前回のは「パルミジャーノ・レッジャーノとペコリーノを足してスパイシーにした感じ」と表現しましたが、こちらはさらに個性的な風味。ブルーチーズにも通じるツンとした強い香りがあって、チクディア(又はチプロ、ラキ)やウゾなどの強い蒸留酒に合います。

翌日、夫がサナシスから聞いた話によると、周りに付いてたハーブは多分サボリー(セイボリー)で、泥のようなものはワインの澱だそうです。それらをまぶして素焼きの壷に入れ、さらに土に埋めて熟成させるとか。

ギリシャの島では、ワインの澱などに漬け込んで熟成させたチーズが幾つか見られます。セリフォス島が属するキクラデス諸島では、シフノス島などで作られる「ギロメノ」と呼ばれる山羊チーズがこのタイプらしいので、多分似たようなものでしょう。

pasta with cheese & black pepper

そのまま食べる他、すりおろしてパスタなどにもよく使われます。

ワイン漬けのチーズでは「クラソティリ」(そのまま、ワインチーズという意味)などはスーパーなどでも結構見かけるので、ギリシャへ来られる機会があれば是非お試し下さい。

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