ギリシャのごはん

ギリシャ料理のレシピと、ギリシャで私が作っているごはんの記録。

タグ:タコ

そろそろ新玉ねぎも皮が乾いてきつつありますが、ここ数週間はファヴァと新玉ねぎばかり食べてました。

ファヴァといえば、他のお気に入りコンビネーションもね……というわけで。

2013.05.25 fava with octopus stew
Φάβα παντρεμένη με χταπόδι

ファヴァにケイパー(特に煮込み)を合わせたのをパンドレメニ(結婚したという意味)と呼びますが、今回はタコと結婚させてみました。
タコとケイパーの煮込みで重婚ファヴァ……!?

作り方はずっと前に載せたサントリーニ風ケイパーソースと基本的に同じ。玉ねぎを炒めたところへ生タコ足小さめ1本を切ったものを加えて身が締まるまで炒め、ワイン(白を使いましたが赤でもOK)を大さじ2杯ほど加えます。


2013.05.25 fava with grilled octopus
Φάβα με χταπόδι ψητό

グリルしたタコとの組み合わせも大好き♪
ウゾが進みます〜。


【関連レシピ】
タコを買うと必ずと言っていいほど豆サラダを作ってしまうのですが、これはどんな風に作っても美味しいですよね。
タコと黒目豆のサラダ(分量表記なし。ひよこ豆で作るのもおすすめ)
いろんな豆と麦のサラダ(分量表記なし)


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この間タコを煮た時、メインで作りたかったのがこれ。

2009.08.11 pallikaria with grilled octopus

クレタ島のフォトコリヴァ(又はパリカリア、シンペセリオ、プサロコリヴァ、マギリアとも呼ばれる)という料理のアレンジで、タコのグリルを添えたものです。

以前、アテネのクレタ系レストランでフォトコリヴァに干しタコを添えたものを食べたことがあるので、それをイメージして。お店のも美味しいことは美味しかったのだけど、豆類の煮え具合がカチカチ過ぎていっぱい食べるには辛かったんですよ。だからリベンジすべく自分で似たものを作ってみたというわけ。

フォトコリヴァとは麦粒と何種類もの豆を茹でた料理で、呼び名のひとつ「フォトコリヴァ」は「フォト=フォタの日(※)」と「コリヴァ=茹でた麦」に由来します。現代ではほぼ廃れたそうですが、クレタ島ではフォタの前日にこのフォトコリヴァを食べる習慣があったとか。フォトコリヴァは家族だけでなく家畜にも与えられ、健康と繁栄、幸運を祈る意味があるのだそうです。
ちなみにこの日や復活祭前の断食期間に食べる場合はオイルは無しで、それ以外ならレモン汁とオリーブオイル、葱又は赤玉ねぎのスライスや刻んだディルをかけたり、また小麦粉とレモン汁で味ととろみをつけたりする食べ方もあります。

ところで今回のは5種類の豆を使ったんですが、盛り付けが悪くてひよこ豆や白いんげんだけが目立っていますね^^;

※主顕現祭、テオファニア。キリストがヨルダン川で洗礼を受けたとされる日。


2009.08.18 oxymeli定番のレモン汁&オリーブオイルで食べるのももちろん好きなんだけど、今回はオクシメリという古代の調味料で。

コリンシアンビネガー、白ワインビネガー、マヴロダフニワイン、サモスワイン、蜂蜜、干し葡萄、干し無花果を原料とするオクシメリは、嫌味の無い甘味と深い味わいが豆類にもぴったり。味はあまり長期熟成されてないバルサミコのような感じです。
ここ一年ぐらい、普通にスーパーマーケットで売ってるのを見かけるようになったのですが、すでにオイルとブレンドされたタイプのもあるので、買う時は間違えないように注意して下さいね。


分量は出してないので説明だけですが、レシピが気になる方は続きへどうぞ。
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ブログ仲間のおはよう♪さんのところで見たたこ焼きに関西人DNAが反応してしまい、木曜・金曜と2日連続で作りました。

海外在住の皆さんが一番苦労する点は「タコの入手」のようですが、タコを常食するここギリシャでは軽くクリア。が、しかし。天かす作りから始めなきゃいけないので手間がかかります(日本食品店に売ってる気はするけど、そこまで出かける方が大変なのです)。

takoyaki

完成品はこちら。今回は葱、マヨネーズ、かつおぶし、エスプレット唐辛子をトッピングしてみました(青海苔は切らしてるので無し)。ちなみにソースは中濃ソース、ケチャップ、オイスターソース、笑味たれ(普段はウスターソースだったり)を適当にブレンドしてます。

何もつけずに食べるのも好きなので、写真奥の方のはそのままで。生地を溶くのに、ちゃんと取った出汁を使ってあるので美味しい〜!外はカリッと、中はトロトロです
2日目はタコの他にチーズやキムチも入れてみましたが、これもGoodでした♪

takosyabu

↑準備完了の図。
木曜日はたこ焼きを夕方のおやつに、夜はたこしゃぶでタコ三昧でした。鍋のベースは昆布出汁に酒を加えたもので、たれは自家製橙ポン酢と胡麻味噌だれの二種類。ポン酢の方は、薬味に大根おろしと七味唐辛子も加えました。この後「一人宴会モード」に突入したので、調理済の写真は無しです。

実はスティファドを作った時にも、材料のタコを一部取り分けたこしゃぶにしたんですが、あの時使ったのは市場で買った生のタコをうちで冷凍したものでした。また食べたくなったので冷凍のタコ足を買ってきて作ったら、違いは歴然!市場の生タコの方が断然美味しかったです。普段は冷凍タコを使うことが結構多く、それでも結構満足してたんですけどね。こうやってシンプルな食べ方で比べてみると、味・食感共にかなり差が出ます。

takomeshi

鍋の〆って、何にするか結構迷うところです。タコや野菜から出た美味しい出汁で前回は雑炊にしたんですけど、今回は少し残った薄切りタコも加えてたこ飯にしてみました。夕方のおやつにたこ焼きも食べてたもので、たこしゃぶの時は炭水化物は無し。〆は翌日の朝ごはんに持ち越しでした。

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2008.01.22 memoおまけ:タコの記事とは関係無いけど、娘が書いてくれた買い物メモが可愛かったので...。何のことだかわかりますか?


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