ギリシャのごはん

ギリシャ料理のレシピと、ギリシャで私が作っているごはんの記録。

タグ:チーズ

パストゥルマと野菜のミニパイを作った時にフィロが少し余った(余らせた)ので、ちょこっとおやつ♪

2012.12.28 sweet cheese pies

某クレタ料理レストランで食後にサービスサービスで出てきたデザートがこういうのだったんですが、揚げたての熱々チーズパイに蜂蜜で甘味・胡麻で香ばしさがプラスされて後を引く美味しさ

中身のチーズはミジスラと呼ばれるフレッシュチーズです。日本でミジスラは手に入らないと思うのでリコッタで代用するといいような気がします。

蜂蜜がけミニチーズパイ

材料:
ミジスラチーズ又はリコッタチーズ
市販フィロ
オリーブオイル
揚げ油(癖のないオリーブオイルか他の植物油)
美味しい蜂蜜
煎り胡麻(あれば黒胡麻)

チーズはあっさりしすぎている味なら隠し味に塩を少々加え混ぜておく。

このレシピと同じ方法で、ミニトライアングル型にチーズをフィロ生地で包む。

油を中温に熱し、チーズパイを揚げる。きつね色になったら取り出してしっかり油をきる。

熱々のうちに器に盛り、蜂蜜を好みの量かけ胡麻を散らす。

MEMO:
・手打ちフィロでも作れます。その場合も生地を同じように細長く帯状に切りますが、生地は2枚重ねでなく1枚で作ります。
・パイは油で揚げる代わりにオーブンで焼いてもいいです。
・生の状態で冷凍保存できますが、フィロ生地はデリケートなので崩れないよう注意。数個分重ねてラップで包むと欠けにくいです。冷凍のを揚げる時は凍った状態からでOK。少し低めの温度から、フィリングが温まるまで焦がさないよう気をつけて揚げます(完成品写真のが冷凍状態から揚げたもの。やはり少し濃い目の色に揚がってますが……)。

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ダブル炭水化物に、たっぷりチーズ♪

2012.12.25 makaronopita

クリスマスの時に自分用の主食っぽいものが欲しかったので(パンを食べる気分じゃなかったし……)作った一品です。

ギリシャに数え切れないほどバリエーションのあるパイ(ピタ)ですが、中にはこのマカロノピタ(マカロニパイ)、そしてパタトピタ(ポテトパイ)、トラハノピタ(トラハナパイ)のように炭水化物+炭水化物なものも。
あまり炭水化物食いじゃない私ですが、ごく稀にこういうのが食べたくなります。

どうせならレシピをちゃんと書いて載せたかったのだけど、パイやベーキング系はどうも計量しながら作るのが面倒になってしまって今回もレシピ無しですみません
生地は自家製フィロで、中身はパスティチオ用のロングマカロニ、卵、牛乳、3種類のチーズ(フェタ、アンソティロ、ケファロティリ)です。溶けるタイプのチーズも入れたら、もっとよかったかも?
カロリー爆弾食べるなら、どーんといきたいところですね^^


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忘れてたので今頃の投稿ですが、去年のバカンスレポートの続きです。

シミ島へ行くと一度は利用するカフェ(私はもっと行きたいんですけど)。

2011.08.23 Cafe Manteio

目的のものは、あるかしら……?


2011.08.23 Symiako tyri1

あった!
いつもタイミングが悪くて食べ損ねる、シミ島のローカルチーズです。
シミ島のチーズはほとんど自家消費用に作られてるので、生産者を訪ねても切らしてることが多いんですよ。
フェタのようにアルミ(乳清に塩を加えたもの)に漬けたものとハードチーズのうち、フェタに似たタイプがあるとのことでしたので、それとグラスワインをオーダーしました♪

2011.08.23 Symiako tyri2

お味の方は、フェタチーズのボソボソ感を無くして柔らかくした感じで、塩気がきつめなのだけど美味しい
島で採れたケイパーのピクルスが添えられているのも嬉しいですね。これはパンとワインが進みすぎます!(夕方のお散歩タイムだったのでワインのおかわりは我慢しましたけど^^;)
いつも気の利くご主人が、もぎたての葡萄も持ってきて下さったので、これもパクパク……塩辛いチーズに甘い葡萄の組み合わせで至福度さらにアップのひとときでした。

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先日載せたエビとムール貝のサガナキに使ったチーズは、ケファロニア島のフェタチーズとナクソス島のグラヴィエラでした。

graviera naxou

フェタとグラヴィエラはギリシャで最もポピュラーなチーズ。どちらも全国で作られ、その産地が名前に付きます。今回使用のナクソス島のものは“グラヴィエラ・ナクスゥ”と呼ばれ、1996年に原産地呼称認定を受けています。

グラヴィエラの歴史はまだ浅く、スイスのグリュイエールチーズの製法を参考に20世紀はじめ頃からペロポネソス半島もしくはクレタ島で作り始められたと言われていますが、またたく間にギリシャ全土に広まり地方色も出てきました。
ギリシャのグラヴィエラは一般的に羊乳または羊乳と山羊乳のブレンドで作られることが多いハードチーズですが、ナクソス島はじめキクラデス諸島では牛乳を原料とするのが特徴です。

もうひとつの特徴として、グラヴィエラの生産過程で行われる加塩は乾塩法(乾いた塩をすり込む)が一般的なようですが、グラヴィエラ・ナクスゥはブライン法(塩水に漬ける)を用いられるのが、他地方はもとより、同じキクラデス諸島のグラヴィエラ・ティヌゥ(ティノス島のグラヴィエラ)とも違う点です。

グラヴィエラ・ナクスゥは最低2ヶ月熟成されます。写真のは、比較的熟成が浅いもの。甘いミルクの香りが豊かで、少しナッティーな味わいです。もっと熟成が長くアミノ酸の結晶がいっぱい出来ているものは複雑な味になり、こちらの方がおすすめ。
長期熟成されたものでも癖はないので「臭〜いチーズ」がお好きな方には少々物足りないかもしれませんが、テーブルチーズとしても料理の素材としても活躍する便利なチーズです。
ギリシャを旅される機会があれば、いろんな地方のグラヴィエラを食べ比べてみるのも面白いかもしれませんね。

【関連リンク】
ギリシャこだわりの店・ノスティミア
ギリシャ食品店。グラヴィエラ・ナクスゥは無いようですが、グラヴィエラ・クリティス(クレタ島のグラヴィエラ。最も有名かつ美味しいグラヴィエラのひとつ)をはじめギリシャチーズを各種取り扱っているようです。


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本日の肴(日本時間では日付が変わってますけど)。

2009.01.30 feta with roasted green chili

唐辛子は、こちらで普通に見かける大き目で色が薄いタイプ。青唐辛子と書いたけど、薄い黄緑色をしていて長さが20cmぐらいのものです。

焦げ目がつくまでグリルで炙り、粗熱が取れるまで蒸らしたら、皮や種を除いて細切りにします。フェタチーズと一緒に皿に盛って、あとはワインビネガーとオリーブオイルをかけるだけ。唐辛子に集中攻撃〜という感じで、結構多目にビネガーをかけるのがいいかも?

これって潰してないティロカフテリ(フェタチーズと唐辛子のディップ)のようなものなんだけど、私はどちらかというとこちらの方が好き。チクディアをちびちびやりながら、小さなフォークでフェタを崩しつつ食べるのが気に入っています。

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