夏の終わりのお楽しみ、フレッシュピスタチオ。
まだ果皮がついたままの生のピスタチオは、短い期間だけ売っている季節の味。私が住んでいる辺りでは8月後半から9月はじめくらいまで見かけます。
売ってるお店は少なく、もしあっても果皮の状態が悪かったりということも多いので、そういうのは安全のため買わない方がいいです。
よく行く青空市場で毎年フレッシュピスタチオを売ってるおじさんのところを覗いてみたら、きれいなのが売られていたので、これは買いです!いろいろ物入りだしやめとこうかな……と迷っていたのですが、季節ものですしね。
本当は倍くらい買うべきだったのだけど、ちょっと腰が引けて1kgだけ買ってきました。
1kgのフレッシュピスタチオは、果皮を除くと600〜700gといったところでしょうか。つまみ食いしながらの作業なので、正確な重量がわかりませんが。
生のそのままを食べるのが季節の味ですが、保存がきかないので食べながら加工していきます。
果皮のついたままで、まず水洗いします。汚れを取る以外に、水を含むと果皮が爆ぜてくるのでツルッとむきやすくなるのです。逆に言うと、濡らすと傷みやすくなるので食べるか加工する前に洗います。
生の味を生かした料理やお菓子などもいいかなと考えつつも、いつも作るのはローストピスタチオです。まあ、生って淡白だから料理には無塩の殻なしピスタチオを買ってきたら十分という結論。
これは本当においしくて、わざわざ自作する価値があると思っています。
生ピスタチオとローストピスタチオを並べてみました。
熟したピスタチオは柔らかくなった果皮の中ですでに殻が割れていて、ローストするともう少し開きます。
たまに殻に割れ目がないのも混ざってますが、それはまだ収穫に適した熟し具合ではなかったものです。
以前載せたこちらの記事にも書いているように、自家製はいい材料を使って味付けできるのが醍醐味。
と言っても変わったフレーバーは求めてなくて、塩とレモンでシンプルにピスタチオのおいしさを引き立てます。
出始めの国産レモンに、塩はもちろんギリシャの海からつくられたものを。シミ島で手作りされている味わい深いシーソルトを贅沢に使いました。
一般的な作り方だと塩水に漬けるそうなんですが、私はレモンをたっぷり絞って、レモンの皮もすりおろして加えます。塩もたっぷり目に。
果皮を除いたピスタチオを袋に入れて1日ぐらいマリネしておき、翌日乾燥焼きして仕上げます。
水分のある状態だとナッツと殻が薄皮で一部くっついているのですが(なんとなく貝柱を思い出させます…)カリッと焼きあがったピスタチオは殻を割るとポロッと出てきます。
まず最初に生そのままのピスタチオを味わい、そしてマリネしてる途中のピスタチオが第2段階。これがまたおいしいんですよ。
最終段階は低温のオーブンで丁寧に焼き上げたローストピスタチオ。
焦げ味が出てしまうと台無しなので、様子を見ながら温度を調節します。
マリネした段階では結構薄味なんですが、完成品はレモンの風味と塩気が程よくて我ながら絶品!
しっかり乾燥してるか何度も確かめるのと、おいしくて止まらないので完成までにかなり減ってしまいます。やっぱり2kgくらいは買うべきですね。
短い動画です。興味のある方はこちらもぜひご覧ください!
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まだ果皮がついたままの生のピスタチオは、短い期間だけ売っている季節の味。私が住んでいる辺りでは8月後半から9月はじめくらいまで見かけます。
売ってるお店は少なく、もしあっても果皮の状態が悪かったりということも多いので、そういうのは安全のため買わない方がいいです。
よく行く青空市場で毎年フレッシュピスタチオを売ってるおじさんのところを覗いてみたら、きれいなのが売られていたので、これは買いです!いろいろ物入りだしやめとこうかな……と迷っていたのですが、季節ものですしね。
本当は倍くらい買うべきだったのだけど、ちょっと腰が引けて1kgだけ買ってきました。
1kgのフレッシュピスタチオは、果皮を除くと600〜700gといったところでしょうか。つまみ食いしながらの作業なので、正確な重量がわかりませんが。
生のそのままを食べるのが季節の味ですが、保存がきかないので食べながら加工していきます。
果皮のついたままで、まず水洗いします。汚れを取る以外に、水を含むと果皮が爆ぜてくるのでツルッとむきやすくなるのです。逆に言うと、濡らすと傷みやすくなるので食べるか加工する前に洗います。
生の味を生かした料理やお菓子などもいいかなと考えつつも、いつも作るのはローストピスタチオです。まあ、生って淡白だから料理には無塩の殻なしピスタチオを買ってきたら十分という結論。
これは本当においしくて、わざわざ自作する価値があると思っています。
生ピスタチオとローストピスタチオを並べてみました。
熟したピスタチオは柔らかくなった果皮の中ですでに殻が割れていて、ローストするともう少し開きます。
たまに殻に割れ目がないのも混ざってますが、それはまだ収穫に適した熟し具合ではなかったものです。
以前載せたこちらの記事にも書いているように、自家製はいい材料を使って味付けできるのが醍醐味。
と言っても変わったフレーバーは求めてなくて、塩とレモンでシンプルにピスタチオのおいしさを引き立てます。
出始めの国産レモンに、塩はもちろんギリシャの海からつくられたものを。シミ島で手作りされている味わい深いシーソルトを贅沢に使いました。
一般的な作り方だと塩水に漬けるそうなんですが、私はレモンをたっぷり絞って、レモンの皮もすりおろして加えます。塩もたっぷり目に。
果皮を除いたピスタチオを袋に入れて1日ぐらいマリネしておき、翌日乾燥焼きして仕上げます。
水分のある状態だとナッツと殻が薄皮で一部くっついているのですが(なんとなく貝柱を思い出させます…)カリッと焼きあがったピスタチオは殻を割るとポロッと出てきます。
まず最初に生そのままのピスタチオを味わい、そしてマリネしてる途中のピスタチオが第2段階。これがまたおいしいんですよ。
最終段階は低温のオーブンで丁寧に焼き上げたローストピスタチオ。
焦げ味が出てしまうと台無しなので、様子を見ながら温度を調節します。
マリネした段階では結構薄味なんですが、完成品はレモンの風味と塩気が程よくて我ながら絶品!
しっかり乾燥してるか何度も確かめるのと、おいしくて止まらないので完成までにかなり減ってしまいます。やっぱり2kgくらいは買うべきですね。
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