ギリシャのごはん

ギリシャ料理のレシピと、ギリシャで私が作っているごはんの記録。

タグ:パイ

本日のパイ。

2014.12.17 pites


次女はほうれん草パイやチーズパイ以外はほとんど食べないので、今日はほうれん草パイ(スパナコピタ)。やっぱり定番は美味しい♪

2種類のパイを作ったのですが、もうひとつは挽き肉パイ(キマドピタ)。相変わらずバナナピーマンがいっぱいあるので、ピーマン入り挽き肉パイ(キマドピタ・メ・ピペリェス)にしました。


2014.12.17 kotosoupa

長女が風邪気味なのでチキンスープも。
「チキンスープやのにお肉ないの?」と聞かれたけど、手羽先で作ったから出汁だけで肉は入ってません^^;


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本日のパイ。
レシピは気が向いた時にしか書きませんが、記録として載せていこうと思います。

2014.12.15 piperopita
Πιπερόπιτα

オーブンのグリルが壊れてからというもの、定番だったローストペッパーが作れないため、頂き物のバナナピーマンの使い道をあれこれ考えています。

今日は、赤・黄緑、熟しかけのオレンジのバナナピーマンをパイのフィリングに。チーズも結構たっぷり入っています^^


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ギリシャのおばあちゃんみたいに上手にパイを作りたいと思い、ブログ開設時から渦巻きパイ画像のアイコンを変えていません。
……その割には滅多に作らないので上達しないのですが
ちょっと反省して、昨日は久々に麺棒を取り出しました。

2014.11.05 pies1

オイルの塗りが甘かったのと、焼きたてに撮影しなかったのとでシズル感がない完成品写真。巻いたタイプと重ねるタイプの2種類作りましたが、フィリングだけでなく生地の配合も変えています。


2014.11.05 pies2

とりあえず集合写真を。後ろのがすごくぼんやりとしちゃってますが、実は最終的に3種類作ってます。


2014.11.05 mushroom pie

大好きマニタロピタ♪(マッシュルームパイ)
普通の白いマッシュルームですが、いい味に仕上がりました。
玉ねぎをオリーブオイルでじっくり炒め、スライスしたマッシュルームと塩少々も加えさらによく炒めます。冷ましてから、ミックスチーズ、胡椒、溶き卵を加えフィリングの完成。
これを卵入り生地で包んで、切り目を入れて焼くとこうなります。レシピはまだ載せてなかったと思いますが、やっぱりこの生地が一番扱いやすくパリッと仕上がる気が。


2014.11.05 broccoli pie

頂き物のブロッコリーがあったので、ブロッコロピタ(ブロッコリーパイ)。
ブロッコリーって伝統的な具材じゃないと思いますが、なかなか美味しいパイになるんですよ。
こちらの生地は卵なしで、ラキ(グラッパのような蒸留酒)とイーストを少し加えてあります。
フィリングは炒め玉ねぎ、軽く茹でてFPで粗く刻んだブロッコリー、ミックスチーズ、塩胡椒を混ぜるだけ(卵も少し入れようと思ったけど忘れた)。

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チーズはマッシュルームパイとブロッコリーパイ共通で、ありあわせのチーズを3種類混ぜたものです。今回使ったのは白チーズ、レガート、エダム。レガートとエダムはギリシャチーズじゃないですが、どちらもギリシャでは結構よく使われます。

白チーズ(レフコ・ティリ)は一見フェタチーズのようですが似て非なるもの。「フェタ」と呼んでいいチーズには細かい条件がいろいろあり、そのひとつが原料となる乳です。フェタチーズの原料となるのは主に羊乳で、そこに最高30%の山羊乳がブレンドされます。フェタチーズが山羊チーズと誤解している人もいますが、山羊乳だけで作ったのはフェタとは呼べずカチキシオ・ティリ(山羊チーズ)となるのです。
対して、白チーズは牛乳を原料とするチーズ。カードを水切り成型後、フェタチーズのように直接塩をすり込むプロセスは経ず、直接塩水に浸けて熟成させます。白チーズはフェタチーズと比べ癖がなくあっさりとした酸味のチーズなので、フェタチーズを食べてみて苦手だったという人も挑戦してみるといいかもしれませんね。
フェタチーズはPDO認定を受けているため、ギリシャ産で数々の条件をクリアしたものしか名乗れませんが、白チーズは他国産もあります。

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2014.11.05 apple & grape pie

マッシュルームパイを作った時に出た切れ端で甘いパイも作りました。
こちらも頂き物のりんごと、房から落ちてしまった白ぶどうで。普通のアップルパイのフィリングのように、砂糖とシナモンを加えて煮たものです。
ちゃんと作ればシュトゥルーデルのようになったはずですが、オイルも塗ったあとの切れ端を使ったせいか素朴な仕上がり^^;
これはこれで美味しく、ほとんど長女が食べてしまいました。


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日本の皆さんにもっと知ってもらいたいなぁと思うのが、ギリシャのピタの美味しさと種類の豊富さ。
ギリシャ語で「ピタ」というと、焼いた肉と一緒に食べる平たいパンのことも指すのですが、パイ全般そしてケーキのようなものも一部含まれることがあります。

2014.10.08 onion pies
Κρεμμυδοπιτάκια

今回作ってみたのは、小さな玉ねぎパイ(クレミドピタキァ)。
玉ねぎパイだけでも種類がいろいろあるのだけど、おつまみ用に小さめサイズ、イーストを入れた少し厚めの生地、ベーコンなど肉系のものを入れないシンプルな味で……と考えてできあがったのがこれです。

ちなみに玉ねぎパイやマッシュルームパイなど、ギリシャ料理でもベーコンを使うことは結構あるのですが、もし肉系のものを入れる場合、個人的にはギリシャの伝統的な肉加工品を使いたいところ。日本の家庭料理でも洋風の食材はよく使うし、悪いことだとは思わないのですが。

できあがった玉ねぎパイは、偏食な次女も食べてたのでなかなか美味しかったのではないかと^^
冷めても美味しいし、持ち運びもしやすいので、お弁当やパーティーにもおすすめです。



飲み物はこちら。

2014.10.06 moschato

玉ねぎパイを作るに至ったきっかけ(と言うと大げさですが)、フェダーヴァイザー……っぽいもの。
国によって呼び名が違いますが、ワインになりかけのぶどうジュースのことで、ギリシャでは見かけないし残念だな〜と思ってたところ、それらしいものを自分で作ればいいじゃないかと今頃気づいたのです。

うちの近くの青空市場にはワイン用品種のぶどうを売っているところもあって、それを買えればよかったのだけど、10月頭は残念ながらもう売ってませんでした。なので、同じくワインにも使われるティルナヴォス産モスハト(マスカット)を購入。絞る前の写真を撮るのを忘れてしまいましたが、ギリシャで一般的なのは黒マスカットです。

汁を絞って丈夫なボトルに入れ、イーストをごく少量加え置いておくだけ。すぐに発酵してくるので、いい具合になったところを飲みます。
ドイツではフェダーヴァイザーと玉ねぎケーキの組み合わせが定番とのことで、早速試してみたところ確かによく合います。
でも、せっかくギリシャのぶどうで作ったのだから、ギリシャ版の玉ねぎパイと合わせたい!という使命感に燃えるのがフードブロガーの性(笑)
こちらもなかなかの相性でしたよ♪

もうマスカットの時期もほぼ終わってしまったけど、来年また気が向いたら今度はワイン用イーストで仕込んだり、皮の色を出してから漉す方法を試してみたいです。

玉ねぎパイのレシピは追記に↓

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アーティチョーク、安くなってきています。
「何個でいくら」という風に売られてるので、つい沢山買っちゃうんですが、今週は8個ゲット。我が家の場合これだけあると数種類の料理ができるので、そのひとつとしてパイにしてみました。

2014.03.07 artichoke pie
Αγκιναρόπιτα

ちょっと久しぶりに自作フィロで作りましたよ♪
茹でアーティチョークのガクの部分は次女も食べるのですが、それ以外のアーティチョーク料理は私と長女しか食べないので、大きくのばした生地にフィリングをのせて12x20cmぐらいの長方形に畳む方法で作りました。


2014.03.07 artichoke pie3

フィリングは、硬い部分を全て除いたアーティチョークを6〜8つ切りにしてバターと塩で蒸し炒めに。柔らかくなったら小麦粉をふり入れ、牛乳を加えアーティチョークに絡む程度のベシャメルっぽい感じにしておきます。
塩胡椒で味をととのえ、すりおろしたチーズ(今回はグラヴィエラという羊乳チーズ)も加えよく混ぜて完成。お好みで、刻んだディルを入れても合います。


2014.03.07 artichoke pie2

生地は小麦粉に塩と水を加えただけのシンプルなものです。
麺棒である程度の薄さにのばしたら、破らないようそっとひっぱったりシーツをバッと広げるように(?)してできる限り薄くのばし、オリーブオイルか溶かしバターを塗ってフィリングを真ん中に。それを畳んで周りにもオイルかバターを塗り、オーブンできつね色になるまで焼いてできあがりです。

パリッと焼けた生地に、ホクホクのアーティチョークととろけたチーズが美味しい
これにはやっぱりワインですね^^


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