ギリシャのごはん

ギリシャ料理のレシピと、ギリシャで私が作っているごはんの記録。

タグ:パイ

ちょっと言いたくないくらいギリシャに長く住んでますが、日本人的に満足のいくかぼちゃにまだ出会っていません。

2025.10.29 pumpkin & feta pie
秋だしなんとなくかぼちゃの気分だなぁと、スーパーでバターナッツかぼちゃを買ってあったところ、別のスーパーでホッカイドーかぼちゃを見かけました。いわゆる赤皮栗かぼちゃですが、ヨーロッパでは北海道の名がついて売られていて、ギリシャでも近年割とよく見るようになりました。

2025.10.29 pumpkin & feta pie1
ほくほくというよりはねっとり系のかぼちゃだそうですが、日本では甘いらしいのに、ギリシャで私が数回買ってみたのはどれもあっさりめの味でした。ギリシャの野菜って味が濃くておいしいのに、どういうわけだかかぼちゃだけはあまり甘くないのです。もはや期待はしてないと言いつつ、もしかして今回こそは……と買ってしまったのですが、結局ギリシャではバターナッツかぼちゃが一番安定しておいしいですね。


2025.10.29 pumpkin & feta pie2
2つ抱えることになったかぼちゃをせっせと消費するため、とりあえずは家族みんなが好きなパイに。お菓子のパイではなくてフェタチーズ入りの惣菜パイです。以前も何度か載せたつもりで、なんならレシピも書いたと思ってたのだけど、お菓子のかぼちゃパイしか見当たらない……。


2025.10.29 pumpkin & feta pie3
日本のスタンダードなサイズぐらいのパイ皿で作って、かぼちゃは300〜350gほど入れましたが、「野菜を食べさせよう」という意図が透けて見える、フィリング多めな仕上がりです。


【関連レシピ】

こちらは甘いかぼちゃパイ。生地はちょっとアレンジして作ってみました。

めずらしくコトピタ(チキンパイ)。

2025.09.25 kotopita
Κοτόπιτα

私はパイをよく作るけど、ほとんどが野菜フィリングのものです。うちの場合、みんなどちらかというと野菜のパイの方が好きだし、野菜が苦手な次女もパイだと喜んで食べてくれるので。あと、夫が鶏肉を食べないとか、そもそも肉入りのパイをあまり好まないというのもあります。

チキンパイに関しては、数年に一度作るか作らないかという程度だったのですが、去年シミ島の近所のベーカリーで適当にほうれんそうパイやチキンパイを買ったら、その店のチキンパイを次女がいたく気に入ってしまったということがありました。
私もひと口食べたけど、もっとしっかり味わって記憶しておけばよかった〜と後悔しつつ、その後何度か勘で似たタイプを作ってみたり。

自分の好みに合うのはちょっとピーマン(バナナピーマンやパプリカ)とかポロねぎが入ってるものです。マッシュルーム入りもいいのだけど、うちの場合は夫が鶏肉×、娘たちがきのこ×で、これだと私以外誰も食べられません。

2025.09.25 kotopita1
今回は、野菜は玉ねぎだけ、あとはチーズとパセリを入れたシンプルなフィリングにして、マケドニア風折りパイ生地で丸型に焼いてみました。ソースは牛乳じゃなく鶏の煮汁で作り、卵1個を混ぜ込んであります。


2025.09.25 kotopita2
もっとソース多めにした方がよかったかも?


2025.09.25 kotopita3
切り目を入れるかどうするか迷って、中途半端に。切り目を入れて焼くとあとで切り分けやすいとか蒸気が抜けるという効果があるけど、フィリングのタイプによっては汁気がぶくぶくと溢れるんですよね。


2025.09.25 kotopita4
出来上がりは、まずまずといったところでしょうか。おいしいのだけど、私はやっぱりもう少し野菜が入ってる方が好きだし、次女はフルート型のチキンパイの方が喜びそう。家庭で作るチキンパイはしっかり肉が入ってる方がいいなぁと思うのだけど、よくあるお店のに寄せて肉少なめでやってみても……と迷います。

理想のチキンパイ探究はまだ続きそうですが、この秋冬は他にも肉系のパイにちょっと集中してみようかなと思っています。


【関連記事】

次女が気に入ったチキンパイを買った、シミ島のパン屋さんについてのエッセイ


フルート型のチキンパイを作った時の話


ブログには、あとこれぐらいしか載せてないみたい

※ブログ過去記事はいずれもレシピはなく記録だけです。

夏の間は頻度が落ちるパイ作り。ちょっと気分が乗ってた時期があったので、アマランサスとフェタチーズのパイに続き、ハニア風ブレキを焼いていました。

2025.08.05 chaniotiko boureki
やはりこの時期オーブン料理はあまりしたくないので、自分が食べたいものだとか、ただ単に作りたいとき以外は重い腰が上がりません。ハニア風ブレキは家族はあまり好まないのだけど、私がたまに食べたくなるパイのひとつ。


2025.08.05 chaniotiko boureki1
薄切りにしたズッキーニを、同じく薄切りにしたじゃがいも、フレッシュチーズと重ねて焼き上げたパイで、生地に包まず焼いたタイプもありますが、生地ありの方が断然おすすめです。


2025.08.05 chaniotiko boureki2
ハニア風ブレキの生地は、上下1枚ずつ。生地そのものも折りパイや練りパイのように油脂の加え方に気を使う必要がないものですし、のばすのもあまり薄くしなくていいので、初心者でも難なく作れるかと思います。


2025.08.05 chaniotiko boureki3
フィリングの野菜がやわらかくなるよう、じっくり焼くという点だけ守っていただけると、たぶん失敗はないはず。よく焼くことで、生地もおいしく仕上がります。手作りの生地というと面倒に感じる方も多いですが、市販生地を買いに行くより楽にできるので、ぜひ一度お試しを。


2025.08.05 chaniotiko boureki4
ちなみにこれに使うチーズは市販品でもいいのですが、これもできれば手作りするのがおすすめです。工程が多く面倒なので、チーズは前日に作っておいても。市販のチーズより低コストだし、やさしい味が、ズッキーニとポテトにとてもよく合います。


【関連レシピ】

ハニア風ブレキのレシピはこちら。

今年は7月の暑さが半端なくてすっかりバテていましたが、たまにむくりと復活しては、オーブン料理もいろいろ作っていました。

2025.07.30 hortopita
パイ作りも、ぼちぼち復活。珍しくフェタチーズが余ったので、その消費のためと、次女が食べる数少ない野菜料理のパイにしました。夏野菜のフィリングだとズッキーニもみんな好きなんですが、今回はより栄養価の高そうなアマランサスのパイに。ギリシャでアマランサスは古くから葉野菜として食べられ、暑い夏を乗り切る栄養源のひとつ。パイに使う青菜の代表格であるほうれん草も一応売ってはいるんですが、時期はずれの夏場はやはりいまいちなので、あまり手が出ません。


2025.07.30 hortopita1
作り方はほうれん草のパイと同じで、下茹でしたアマランサス、炒めた玉ねぎ、フェタチーズが基本の材料です。お好みでねぎだとかハーブを入れてもいいけど、シンプルにいきます。


2025.07.30 hortopita2
生地はいつものように直径20cmのパイ皿1台あたり粉200gぐらいで作り、上下4枚ずつのフィロ生地に。ギリシャ基準ではかなり小さいこのサイズだと、ちまちました作業に感じるのだけど、生地をのばして重ねて……はそこまで時間もかからず、するするとできてしまいます。


2025.07.30 hortopita3
アマランサスのパイは、ほうれん草と比べ、ほろ苦い味も食感もちょっとワイルド。じっくり焼き上げたパイは、フィロがパリパリの焼きたてをまず味わいたいけど、常温に冷めてたのも味が落ち着いてておいしいし、残って冷蔵庫に入れておいたのをレンジで温めてふにゃっとしたのも、これはこれでいいものです。私なんかはどちらかというとこの3つめのが好きで、わざと余らせたいほど。ファストフードのフライドポテトに何本か混ざってる、しなっとしたのをお楽しみにしてた人はわかってくれるかもしれません。


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レシピ本でも、難しいテクニックなしで作れるパイをいくつかご紹介しています。
パイ以外にもいろんなギリシャ料理を載せてますので、お手に取っていただけると嬉しいです!


直径20cmのパイ皿で焼く「ほうれんそうとフェタチーズのパイ」、フライパンで焼く素朴な「フェンネルのパイ」、生地なしの「クラストレス・ズッキーニパイ」を掲載


簡単な自家製生地でも市販の春巻きの皮でも作れるミニパイ数種類を掲載

なんだかんだで、あっという間にカーニバル最終日。

2025.02.27 kasiata
最後の週はティリニといってチーズなど乳製品や卵を使った料理やお菓子を食べる“チーズ週間”でした。

毎日慌しくて、お菓子などは作る余裕がなかったのだけど、久々に食べたい気分だったチーズパイだけはなんとか焼くことができました。

正確には、食べたいというよりひたすらフィロをのばしたいというのが主でしたが。
こんな時にぴったりなパイは、ヴラフ風のカシアータ(カシャータ、カサータ)。薄くのばした生地の間にフェタチーズを散らしながら何層にも重ねて作る、シンプルなチーズパイです。

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何枚もの生地をのばす作業は面倒に感じる日も多いのだけど、いざ始めてみると、瞑想のような効果があっていいものです。気持ちを落ち着けたいときに結構おすすめかもしれません。

2025.02.27 kasiata5
チーズはそれなりの量が入っているものの、フィリングぎっしりというわけではなく、生地に塗る油脂も少なめでいいので意外と軽いんですよ。粉とチーズのシンプルな味わいです。

レシピは関連記事に載せてますので、あわせてご覧ください。
フィロ生地はあまり小さいサイズにしてしまうと、かえってのばしにくいのですが、直径18cmの丸型を使った日本でも作りやすい分量のレシピもそのうち書いてみようかなと思っています。


【関連記事】


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