ギリシャのごはん

ギリシャ料理のレシピと、ギリシャで私が作っているごはんの記録。

タグ:パスタ

珍しく、晩ごはんにパスタを作ったので。
あっ、でもこれ結構よく作ってるから載せたことあるかも……

2013.04.07 pasta with sausage & ouzo tomato cream sauce

サラミで有名な、レフカダ島のデリマリ(ΝΤΕΛΗΜΑΡΗ)っていうメーカーのソーセージを使っています。
ギリシャのソーセージってかなり主張が激しいものが多い中、このソーセージはいい意味でニュートラルな感じで、そのまま焼いて食べても料理に使っても美味しいです。

パスタのソースには、皮を除いて粗くちぎったのを少し色づくまで炒めます。
ニンニクとローズマリーの微塵切りも加え(お好みで唐辛子も少々)、香りが立ったらウゾをジャッと加えます。そこにトマトソースと生クリーム(今回はクレーム・フレッシュ)を加えソースの出来上がり。
アルデンテに茹でたペンネかリガトーニを加え、軽く煮て出来上がり。
彩りにパセリでも散らせば尚よしです

※フェンネル風味のソーセージで作って、お酒はワインを加えてもいいです。

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パスタの写真が超地味なので、春らしい花の写真でも^^;

2013.04.06 paschalia

セイヨウハナズオウが満開です(訂正済。タヌ子さん、ありがとうございました!)。
ギリシャではパスハリァと呼ばれ、だいたいパスハ(復活祭)の頃か少し前ぐらいに咲くのですが、今年はパスハが5月5日と遅いので、とっくに花が終わってしまいますね……。


2013.04.07 mint tea with orange blossoms

ネランジ(橙、ビターオレンジ)の花もいっぱい咲いていて、とってもいい香り♪大好きな季節の風物詩です。
「モロッコではレモンやオレンジの花の時期には生花を入れてミントティーを作る」とツイ友さんに聞いたので、早速試してみました。

こういう花の使い道としては日本の桜茶とか思い出しますが、ギリシャでも柑橘類の花や薔薇の花弁でシロップ煮を作ったりします。
花を食用にするのって、優雅でいいですよね^^


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疲れ果てていて、シンプルかつ穏やかな味のものが食べたかった日のランチ。

2013.03.29 spaghetti with beet greens & pine nuts

丁度ビーツを茹でようと思っていたので、小さな葉っぱを使ってスパゲッティに。

パスタを茹でている間、叩いて軽く潰したニンニクとオリーブオイルをフライパンに入れてじわじわと加熱します。
あくまでも穏やかな味にしたいので、ニンニクはオイルに香りを移すだけ。きつね色になったら取り出します。そこに松の実を入れて軽く色づくまで炒めます。

パスタが茹で上がる少し前にビーツの葉も加えます。
アルデンテになったら、鍋からすくってフライパンに投入。手早く混ぜて器へ。

トッピングには、ミジスラチーズをかけました。
ミジスラチーズはギリシャ版リコッタチーズのようなチーズ。フレッシュなソフトタイプは特にパイなどによく使われます。そして塩を加え水分を抜いて熟成させたリコッタ・サラータのようなタイプもあり、こちらはすりおろしてパスタにかけたりする定番チーズのひとつです。


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先週の土曜日、カサリ・デフテラ用のつもりでムール貝を買ってまして……結局作った料理はその前に食べちゃったんですが、さっと蒸した貝で少しだけコンフィも作っておいたのでした。

2013.03.20 pasta with mussel confit & wild asparagus

昨日はそれでパスタのランチ♪
青空市場で野生アスパラがよく売ってるので(栽培種はまだそんなに出てないです)合わせてみました。

コンフィのオイルでアスパラをさっと炒めて、ムール貝の身も加え混ぜます。
硬めに茹で上がったパスタを加えたら、あとは一気!
手早く混ぜオイルを乳化させて出来上がりです。

コンフィの味付けを生かすため、胡椒すら入れてないですが、これが正解。
完成品の見た目ではわからない程度に入れたスパイスの味が、いい隠し味になってくれました。


2013.03.17 mussels confit

絵面的に締まらないのでパスタの方を上に載せちゃいましたが、こちらがムール貝のコンフィ。

作り方はかなり適当。
綺麗にしたムール貝を鍋に入れ、お好みで白ワイン(酒でもウゾでも、無しでもOK)を少し振って蓋をして強火にかけます。この時点で火を通しすぎないよう注意し、殻が開いたらすぐに火から下ろします。

殻から身を取り出し、スモークドパプリカ適量をまぶしておきます。

小さな鍋かフライパンにたっぷりのオリーブオイル(最終的に貝の身が隠れる程度)と叩いたニンニクを加え加熱して香りを出し、ムール貝の身を加えます。
オイルを煮立てないようゆるゆると加熱して出来上がり。
瓶などに入れ、できれば冷蔵庫で数日寝かせると美味しい気がします。

※今回スモークドパプリカを使ってみましたが、お好みのハーブやスパイスでもいいです。


2013.03.18 mussels confit with smashed potatoes

コンフィはそのままでもおつまみに最適なんですが、なんせポッチリしか作らなかったので……と言うか、こっちのムール貝って身が小さいことがほとんどなため少量しか出来なかったので、料理に加えて量を増やす作戦に出ます。

パスタ以外に作ったもう一品は、粗く潰した茹でじゃがにトッピングしたもの。タラモサラタを作るのに茹でたじゃがいもが多すぎたのでというのを言い訳に、簡単おつまみでワインを一杯♪
この組み合わせは間違いないですよね〜。茹でたてほくほくのじゃがいもにムール貝とオイルの旨味がたまりません。パプリカを使ってあるので、タコのガリシア風を思い出させる味。


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この間パスティチオを作った時にFBに写真を載せたんですが、肉が苦手な方も反応して下さったので、同じく(またはそれ以上に)美味しいベジヴァージョンを♪

2013.02.07 pastitsio lahanikon
Παστίτσιο λαχανικών

野菜のラインナップがちょっと時期はずれですけどね^^;
ポテトなしのブリアムといった感じのロースト野菜を肉の変わりにフィリングとして使っているのですが、野菜は切って混ぜてオーブンに放り込むだけなので、その間に他の材料を用意してると結構手早くできてしまいます。


2013.01.29 pastitsio

ちなみにこちらが肉入りの。分量出してレシピは書いてませんが、過去記事はこちら。
パスタはパスティチオ用のがあったのでそれを使ってますが、リガトーニやペンネでもいいので、どちらでもお好みでどうぞ。

野菜パスティチオは普通の肉入りパスティチオが好きな方にもきっと気に入ってもらえると思うので、是非お試し下さい。



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ダブル炭水化物に、たっぷりチーズ♪

2012.12.25 makaronopita

クリスマスの時に自分用の主食っぽいものが欲しかったので(パンを食べる気分じゃなかったし……)作った一品です。

ギリシャに数え切れないほどバリエーションのあるパイ(ピタ)ですが、中にはこのマカロノピタ(マカロニパイ)、そしてパタトピタ(ポテトパイ)、トラハノピタ(トラハナパイ)のように炭水化物+炭水化物なものも。
あまり炭水化物食いじゃない私ですが、ごく稀にこういうのが食べたくなります。

どうせならレシピをちゃんと書いて載せたかったのだけど、パイやベーキング系はどうも計量しながら作るのが面倒になってしまって今回もレシピ無しですみません
生地は自家製フィロで、中身はパスティチオ用のロングマカロニ、卵、牛乳、3種類のチーズ(フェタ、アンソティロ、ケファロティリ)です。溶けるタイプのチーズも入れたら、もっとよかったかも?
カロリー爆弾食べるなら、どーんといきたいところですね^^


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