ギリシャのごはん

ギリシャ料理のレシピと、ギリシャで私が作っているごはんの記録。

タグ:モダンギリシャ料理

柑橘類といえば、みかんがおいしい時期ですね。

2022.01.12 chicken with mandarin orange
チキンのみかん風味オーブン焼き

ギリシャでもみかんはとてもポピュラーな果物で、よく食べられます。特にヒオス島のマンダリンオレンジは独特の芳香と甘さで名高く、EUの原産地呼称保護認定を受けているんですよ。ジュース、リキュール、ジャムなどさまざまな加工品もあり、お土産としても人気です。

冬中せっせと食べているみかんですが、料理やお菓子に使うのも大好き。オレンジとはまた違った風味がいいんですよね。ギリシャのボディケアブランド「ノストラム」のSNSで2つのお気に入りレシピを紹介していますので、画像の下のリンクからご覧ください。

「チキンのみかん風味オーブン焼き」はシンプルな味つけにしていますが、一緒に焼いた輪切りのみかんがとてもいいアクセントに。


2021.10.31 amygdalota
みかんのアミグダロタ

お菓子は、簡単に作れる「みかんのアミグダロタ」をご紹介しています。
アミグダロタと呼ばれるお菓子はアーモンド(アミグダロ)を主材料とし、マカロンやクッキーのようなタイプ、マジパンのようなタイプがあります。

みかんのアミグダロタはオーブンなしで作れるマジパンタイプで、ころんとした見た目も可愛いお菓子。洋梨形の成形にしてますが、まん丸くみかん型にしてもいいです。


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去年の春に考えた大福餅を久々に作りました。クリスマスからお菓子続きです。

2022.01.13 daifuku
長女にフルーツ大福などよくリクエストされるんですが、レモン消費のため先日レモンピールを作ったので、今回はこれ。




ウゾにマスティハ、レモン、アーモンドなどギリシャの味を詰め込んだ大福餅は、意外と違和感なし……って思うのは私が日希どちらの味にも慣れ親しんでるからでしょうか。

酸味を効かせた自作のレモンピールを使うのが、おいしく仕上げるポイントです。
ギリシャでは庭などでレモンをよく育ててるので頂いたりもするんですが、どういうわけか実が巨大化することがあり、そういうレモンは中の実はあまり大きくなくて皮が分厚いです。普通に使いたい場合にはちょっとハズレのレモンですが、レモンピールを作るにはこれがありがたい。


2022.01.08 lemon
今回は普通サイズのレモンしかなくて皮も薄めだったから、十分おいしいけどやっぱり前に作った時ほどのジューシーさはないですね。あと、まだ緑っぽいレモンが多かったので仕上がりの色もくすんだ感じに。熟して鮮やかな黄色になったのを使うと見た目も綺麗です。

厚みのないレモンピールなので大きく切ったのをごろんと入れるのではなく、小さめに切ってアーモンドあんに混ぜ込んでみました。
作りたてはまあまあかなという感じでしたが、次の日食べたら味がなじんでおいしかったです。冷蔵庫に入れておいても求肥が硬くならないし、普通のフルーツ大福のような果物の劣化がないので数日ゆっくり味わえるのもいいですね。

柑橘類が旬を迎える冬、レモン以外にもいろんな柑橘でバリエーションを作ってみるのも楽しみです。

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ギリシャは明日から新学期。冬休み後半は疲れが出て何もできなかったけど、まずは掃除でもしようかと思います。

2022.01.03 ice cream
前回の記事では新年のケーキ「ヴァシロピタ」とギリシャおせち的なものを載せましたが、クリスマスと新年のお菓子は合体させてこんな風にも楽しんでいました。

クリスマスには必ず食べる2つのクッキー、クラビエデスとメロマカロナ。メロマカロナの方は全部食べるのを我慢して、アイスクリームにリメイクするのが気に入っています。

レシピ化してませんが作り方は以前書いたので、気になる方はこちらを参考に。


記事にも書いてるけど、お手軽に楽しむなら市販アイスクリームにメロマカロナ(お好みで追いスパイスもして)を混ぜ込むだけでOK。メロマカロナ味のカスタードも自作すると、さらにおいしさアップでおすすめです。メロマカロナの甘さがあるので、自作の場合は若干甘さ控えめにすると私の好みには丁度いいです。


2022.01.03 ice cream2
このベースだけでも結構メロマカロナなんですよ。


2022.01.03 ice cream3
メロマカロナと、容器の底に残ったシロップしみしみのくるみも加え、メロマカロナが細かくなりすぎないように混ぜてさらに冷やします。
初日はシンプルに普通のメロマカロナアイス、その後、チョコがけメロマカロナを作った時の残りチョコ(オーブンペーパーに薄くのばしておいたもの)も混ぜ込んでバリエーションを楽しみました。完成品写真はチョコ入りです。


2022.01.03 ice cream1
ケーキとアイスクリーム、それぞれ単品で味わう方が実はおすすめです。でも一緒に盛り付けて出すと特別感が出るので、おもてなしにも。ギリシャではこの時期あちこちで出されてうんざりする人も多いお菓子ですが、こんな風に目先を変えたら喜ばれるかもしれません。



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あけましておめでとうございます。

2022.01.01 new year1
もう2日になってしまいましたが、今年もマイペース更新でぼちぼち続けていく予定ですので、どうぞよろしくお願いします。


2022.01.01 new year2
イベント関連、我が家は本当に最低限それらしいものしか用意しないので、年越しはヴァシロピタ(ギリシャの新年のケーキ)を焼くぐらい。他には適当に食べたいものも作りますが、今回は食材買いすぎたので年越し蕎麦はいつものにしんやとろろじゃなく韓国料理になりました。用意してあった日本のお蕎麦はまた近々あらためて味わう予定。


2022.01.01 new year3
年が明け、リカヴィトスの丘や街のあちこちで打ち上げられる花火をベランダから眺めてからヴァシロピタでお茶の時間。ヴァシロピタは定番オレンジ風味ケーキをナッツ入りで作るのが好きなので、くるみを入れたいつものやつです。粉砂糖で白くお化粧し、いつもはシナモンパウダーを使って年号のステンシルも入れるんですが今回は時間がなかったので省略。


お正月に食べる料理は特に決まってないのだけど、一般的にはやはり肉料理が多そうです。うちはクリスマスにお肉のローストだと新年はいいや……ってなるのでカネロニやラザーニャが定番。今年はひき肉&アンソティロのカネロニとクレープのベジタブルカネロニを用意してたのだけど、出かける予定が入ったりバタバタしてたので作りかけのひき肉カネロニは冷凍庫へとりあえず入れて、野菜のカネロニとサラダの簡単な夕食でした。


2022.01.01 new year4
前菜には、ありあわせのもので「ギリシャおせち」も久々に。

・栗とプルーン入りチキンロール、オレンジソース
・ルカニコピタキァ(ミニソーセージパイ)2種
・ムール貝の炒めマリネ
・かぼちゃのラコメロ煮
・グラヴィエラチーズと自家製オリーブ2種

家族は日本のおせちは食べないので毎年五目なますを作ったりオリジナルのギリシャおせち(と称したメゼの盛り合わせ)を用意するんですが、今回は食べたいな〜とぼんやり考えてはいたもののほぼ無計画。使えそうな料理をいくつか仕込んでたら巻き物ばっかりになりそうだったので、チキンロールとソーセージパイを採用しました。


2021.12.31 chicken roll
チキンロールは鶏もも肉を捌いて、塩、こしょう、にんにく、ディジョンマスタードで下味をつけて冷凍してあったものを使用。詰め物は栗とプルーンに、ソーセージパイ用に作ったソーセージミートを使い回してます。これらを巻いてたこ糸で縛り、フライパンで焼き目をつけて白ワイン少しとオレンジの汁と皮、はちみつを加え煮るだけ。オレンジ風味の照り焼きみたいな仕上がりです。

ルカニコピタキァは、パーティーのフィンガーフードとしても定番のミニソーセージパイです。普通に出てくるのは市販の冷凍食品で、ソーセージはチープなウインナーだから味はお察し。自家製はおいしいソーセージを買ってきて作ってもいいのだけど、とことん自分好みのが食べたかったのでギリシャ味のソーセージミートを2種類自作して使いました。
見た目同じですが、ポロねぎ入りのベースを作って2つに分けて味つけしています。ひとつはオレンジ&フェンネルで、もうひとつはセイボリー。生地は普通のパイ生地じゃなく、バターを減量して作ったクロワッサンのような(と言うのは目分量だから)生地です。

前もって作っておいたこの2つに、あとは当日さっと作ったもの。
シーフードはいつもはカタクチイワシのサヴォロを入れるんだけど、今回は用意してなかったので代わりに冷凍ムール貝の炒めマリネ。普段からたまに作ってるおつまみで、そのうちレシピを載せようかなと思ってます。

かぼちゃのラコメロ煮は完全な思いつき料理。冷蔵庫を開けたら使いかけのバターナッツかぼちゃが目にとまったので、おせち料理の甘いもの要員……ギリシャテーマで……と連想して冬によく飲むラコメロ(ぶどうの蒸留酒にはちみつ、シナモン、クローブを加え温めたドリンク)の味で煮てみました。

羊乳のグラヴィエラチーズと自家製オリーブ(新漬けと、黒豆っぽいのは塩漬け)も動員してワンプレートに盛り付けたら、即興にしてはなかなかいけてるんじゃないでしょうか?

何かとテンション下がり気味ですが、おいしいものを食べて気分を上げていけるといいですね。みなさまにとっても、よい一年になりますように。

【関連レシピ】





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怒涛のオリーブ新漬けシーズンも終わり、落ち着いたかと思いきや。

2021.11.28 olives
まだ漬けてますよ〜。去年時間がなくてできなかったブラックオリーブの仕込みも、今年は忘れずにやりました。

うちのすぐ近所で売ってたのがカラマタオリーブだけで、状態もそれほどいいとは言えなかったのでとりあえず控えめに購入。カラマタオリーブの普通の漬け方は前に記事にした通りですが、今回ドライキュアのオリーブを作りたかったのです。

渋抜きするのに水に漬けないで粗塩をまぶし、出てきた汁が下に落ちるよう籠や布袋に入れ、時々ゆすりながら漬けるのが一般的なよう。ただしこの方法は結構場所を取るし、アパートだと室温が高めなので傷んできそうなのもちょっと心配なんですよね。



もっと楽な方法でできるのでは?と、汁気を通さない普通のナイロンとかビニールの袋に入れて冷蔵庫で漬けてみました。塩がまんべんなく行き渡るかなと思って袋にしたんですが、頻繁に混ぜるなら瓶とかでもいいと思います。

汁がある程度出たら捨てて、味見をして必要そうなら塩を足し……という風にやって、オリーブの熟し具合によりますが一週間ちょっと過ぎたくらいで食べられる感じ。


2021.11.27 olives1
そのまま汁気を拭くなどしてオイルを少し絡めてもよさそうですが、オーブンで乾かす方法を試してみたかったのです。ワインビネガーでさっと洗って(少し多めにかけて絡め、ざるにあける)ごく低温のオーブンに入れてみました。


2021.11.27 olives2
乾いてもっと皺っぽくなるかと思えば、逆にパンパンに。漬ける前に楊枝でちょっと穴をあけてあったのですが、ナイフで切り目を入れた方がよかったかも?
あらためて切り目を入れて数時間乾かしてみましたが、思ったほどドライな感じにはなりませんでした。オイルをまぶしてセイボリーをちょっと加えたのがトップの写真。


今回なぜドライキュアのオリーブを仕込んだかと言うと、ただ食べたかったのではなくて、あるものを作りたかったのです。

2021.11.28 olive chili oil
じゃ〜ん!オリーブラー油〜〜〜

前にギリシャ七味というのを作ってみましたが、ラー油もかなり長いこと漠然と考えてきたもの。ねっとりとして深い味わいとコクがあるドライキュアのオリーブがやっぱりいいなぁ、と自分の中で作るタイミングがポンと来た感じ。作るとなると、オリーブも自分で漬けたいんですよね。

ベースはドライキュアのブラックオリーブに、唐辛子やにんにくをオリーブオイルとあわせるというものですが、プロトタイプはギリシャ料理で使うスパイスなどいろいろ入れて複雑怪奇な味にしてみました。まずはやり過ぎぐらいにしてみようと、くるみも入っています。


2021.12.05 olive chili oil
次は、逆にシンプルなのを目指し、オリーブ、唐辛子、にんにく、レモンの皮とハーブ(セイボリーとオレガノ)。いずれも「材料はギリシャ料理で使うものだけ」という縛りで開発したのがこだわりポイントです。

最初ににんにくをたっぷりのオリーブオイルで煮るように炒め、オリーブや他の材料を加えて作っています。オリーブがそこまで塩辛くないので塩も少し足し、旨みにはワインビネガー(レモン汁でも)を少し。オリーブに含まれる水分やビネガーの汁気が大体飛んだら火からおろします。フレッシュなオリーブオイルの風味も欲しいので、オイルは加熱するのと瓶詰めする時に足すのと半々ぐらいで。一応冷蔵庫に入れてますが、オリーブオイルは低温で固まってくるので常温に置いてもいいかと思います。その場合は固形分がオイルに浸かるようにし、早めに消費を。


2021.12.05 olive chili oil (2)
食べ比べてみた感想ですが、いろいろ入ってる方は普通の具沢山なラー油に近い感じで、2番目に作ったシンプルヴァージョンの方が好みでした。2番目の方を作るときに意識したのは、オリーブの割合を多くすることと、レモンの皮をすりおろすのではなく包丁で刻んで加えたことなど。こちらの方がオリーブの風味が生きていて、レモンやハーブも効果的なアクセントになっていました。

2021.12.01 soup
ひよこ豆のスープに。


2021.11.30 pasta
トマト系のパスタにもトッピングしましたが、シンプルにオリーブラー油だけで和えてもおいしいです。

「最近ラー油そんなに使わないしな〜」とか思ってたのですが、結構いろんなものに使ってちょっとしたブームになっています(笑)

またブラックオリーブを買ってきたので、今度はもっと多く作るつもり。


2021.11.16 olives
そうそう、去年だか一昨年だかにイタリア在住のEmiさん(以前はギリシャに住んでおられたのです)から教えてもらった「摘みたてのオリーブをすぐに食べられる方法」もようやく試せました!

私はにんにく、唐辛子、セイボリーと、仕上げにワインビネガーも加えてみました。

この方法だとほろ苦さが残るのと、塩が入りにくいのでかなり大人の味ですね。
熟すことにより苦味が減ってきているブラックオリーブでないとできないのですが、おうちにオリーブの木があるけどごく少量しか収穫できなかった……という方は、このフライパン焼きか塩漬けがお手軽でいいかと思います。


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