ギリシャのごはん

ギリシャ料理のレシピと、ギリシャで私が作っているごはんの記録。

タグ:モダンギリシャ料理

土曜日はいつもお肉を焼いてジャジキや野菜を添えたメニュー。
先週はジャジキが余ったので、長女と私の昼ごはんにこんなのを作ってました。

2021.05.18 greek chicken rice bowl
今風に言うと、ギリシャ風チキンライスボウル。
お店で買ってきたギロスやスブラキが余った時に、こういうのをよく作ってたんですよ(過去記事に載せてました→ギロスピザとギロス丼)。お店のギロスは、もうすっかりご無沙汰ですが。

冷凍庫に塩こしょうで軽く下味をつけた鶏むね肉の細切れがあったので、それをフライパンで焼いて適当なミックスシーズニング(パプリカ、カイエンペッパー、ガーリックパウダー、クミン、オレガノ、塩、こしょう)で味つけ。肉は豚肉かラムでもいいですが、しっかり濃いめに味をつけます。
お肉以外だと、サーモンか白身魚を同じように焼くか、野菜やきのこでもおいしいです。

土台は今回お手軽に炊いてあったごはんを使ってバターライスにしました。日本の普通のごはんよりも、ピラフ(チキンまたは野菜ブイヨンで炊く)にするかバターライス(オリーブオイルライス)にする方がしっくりくる味になると思います。また、米の代わりにブルグルやキヌアでも。ギリシャでも近年はキヌアボウルとかポピュラーで、カフェメニューで見かけたりします。

ロメインレタスをふんわり盛って、チキンとオニオンスライスとトマトをのせ、ジャジキをぽってりと落としてできあがり。あればアボカドもトッピングに合いますよ。写ってませんが、食べる時にレモンも絞ってかけました。


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この間の記事に載せたえび、大きめのをより分けてこんなのを作っていました。

2021.05.11 saganaki & tigania
人気のギリシャ料理、えびのサガナキ。トマトソースにフェタチーズの組み合わせが定番ですが、丁度アーティチョークもあったので、目先を変えてウゾが香るクリーム仕立てのにしてみました。えびとアーティチョークの組み合わせって大好きなんです。


アーティチョークは前もってオリーブオイルで炒めておいたのを使用。硬い部分をむいてくし切りにしたのを、ちょっと端っこが香ばしくなる程度にフライパン焼きします。

えびは殻をむいておいた方が食べやすいですが、飾りにいくつかは頭と尾を残しました(取り除いた頭や殻は出汁に利用するなど)。背わたを取り、軽く塩こしょうしておきます。

2021.05.11 saganaki
サガナキか小さなフライパンに(スキレットなどそのまま食卓に出せるものがベスト)にんにくとオリーブオイルを入れて熱し、下処理したえびを加え炒めます。色が変わったらウゾまたは白ワインをジャッと入れ、アルコールを飛ばします。刻んだフェンネルの葉と炒めておいたアーティチョーク、生クリームを加え、塩こしょう(好みでマスタードも)で味をととのえ少し煮ます。お好みで最後にチーズを加えできあがり。チーズはケファログラヴィエラという羊乳ハードチーズを使いましたが、フェタチーズでも。

もう一品は、こちらも春の味覚で葉にんにくと豚肉のティガニァ。
レシピは以前載せたものです。




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大福もちが世界的なブームなのか、あちこちで見かけるようになりましたね。

2021.03.28 mastiha lemon daifuku
Μότσι με μαστίχα και λεμόνι γλυκό

まだまだギリシャではアイス大福が普通のスーパーで売ってるとかいうような普及率ではないけれど、動画で作り方を見たりして興味をもつ人も多いよう。うちの長女も数年前までは興味を示してなかったはずなのに、モチが食べたいと最近うるさいです。

丁度いちごの季節なのでいちご大福を何度か作ってあげたのですが、この間からちょっとはまっているのが日本とギリシャを勝手にコラボさせたマスティハもちにアーモンドあんの大福。ギリシャにもルクミ(トルコで言うロクム)やらスターチ系のぐにゅっとしたハルヴァ(プディングのようなお菓子)があるし、ギリシャにあっても不思議ではないような大福もちを考えてみました。

2021.03.28 mastiha lemon daifuku1

求肥はマスティハなどを加えそれだけでもギリシャ味にし、あんこはアミグダロタというお菓子をヒントにアーモンド入り。中心にはフルーツ大福みたいに自家製のレモンピールをごろんと入れてみました。

ギリシャと日本のコラボお菓子は以前からいろいろ考えていて、アミグダロタにベルガモットを組み合わせたものを作りたいなと思いつつ数年経っています。なのでこの大福もベルガモットでやってもよかったんですが、少し前に巨大化レモンを人にもらってピールを作ってあったので、これを生かさない手はないですよね。

IMG_20210320_090106
夫が知り合いからレモンを2個もらってきたんですが、この大きさ。

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レモンってよく巨大化するみたいで、グレープフルーツぐらいに育ってたりするんですよ。こういう巨大化レモンは中の果肉部分は小さいのだけど、皮がとても厚いのでレモンピールやマーマレードなど加工向き。

分厚く柔らかい皮を、レモン汁もたっぷり加えたシロップで煮たので、ただ甘いだけでないお菓子になって大満足!自画自賛ですが、思わず「うまっ」と声が出るオリジナルの大福ができました。

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レシピについては、ちょっと思うところがあり(誰も見なくてもまあいいかな……と)今回はnoteの方に有料記事としてひっそり置かせてもらいます。

自分的にすごくいけてると思う愛着のあるネタって、実はPVや読者受けという点ではいまいちなんですよ。だから、私がこういうのを考えたよ!という主張はしつつ、大事なレシピは出し惜しみすることにしました。

お値段は大福ひとつ分くらいの350円、全工程写真つきです。
※材料はマスティハ、ウゾと少々特殊なものを使っています。



noteの記事はこちら。レシピ部分以外は無料で公開しています。


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地味にカーニバルシーズンも終わり、昨日は断食期間のはじまりのカサラ・デフテラ(クリーンマンデー)でした。

2021.03.15 clean monday

ギリシャ正教でいう断食は、基本的に動物性の食品を断ちます。血の出ないシーフードは例外とされるとか、日によってオイルも駄目とかいろいろ細かい決まりはあるのですが。

カサラ・デフテラは断食期間最初の日とあって、特別な料理を食べます。まず、大きく平たいごままぶしパンのラガナ。これは一年でもこの日だけに食べるパンで、現代のパン屋さんで売られているものは普通の平たいパンですが、本来は酵母を使わないもの。他にはタラマ(たらこのような魚卵)、豆スープをはじめとする豆料理、オリーブやピクルス、ハルヴァ(ごまのサクふわ食感のヌガーのようなお菓子、セモリナや小麦粉などで作られるプディング)が定番の料理です。

それから上で挙げたシーフードですが、これらは割と値が張るものも多くて普段そんなに頻繁には食べないので、カサラ・デフテラのような行事の時はここぞとばかりに奮発する人も多いです。ウゾやワインなどのお酒もいっぱい飲んでのパーティーになり、節制とは?という感じですが、現代のギリシャではシーフードのごちそうを満喫する日のようになっていたりもします。

うちは家族がシーフードは食べないので、自分用にひとつふたつシーフード料理を用意するのが毎年の楽しみ。甲イカの墨煮かムール貝の米詰めが食べたいな〜と思ったんですが、イカ墨は去年やったしムール貝は料理する時間がなさそうだしで結局冷凍タコをビネガーマリネ(ギリシャ版の酢だこ)にしただけでした。

2021.03.15 clean monday1
もちろん、ラガナとタラモサラタも用意しましたよ。どちらも毎年自作しています。

豆の料理は定番豆スープでもよかったんですが、ホルタ(青菜)を食べたい気分だったのでこちらに。

あとはメリジャノサラタ(焼きなすのディップ)、作り置きのピクルスなどを並べたら、内容自体は質素なのに結構ごちそうっぽい?ピクルスは今の時期に出回るお気に入りの食材で、ハネムスカリ球根と葉ニンニクです。

それから、ドルマデス(ぶどうの葉の米包み)のように見える料理があるのにお気づきでしょうか?肉を使わず米とハーブだけのドルマデスもカサラ・デフテラの定番料理のひとつです。今年は作らないつもりだったんですが、やっぱり食べたいかも……とギリギリになって気が変わった私。冷凍庫からぶどうの葉を発掘したものの、夏にドルマダキァを作った時の余りで6枚ぐらいしかありませんでした(肉でも包んで焼こうと思ったらしい)。それで桑の葉を足そうかなと捜しに公園へ行ったのだけど、まだ葉っぱは出てませんでした。

6枚ぐらい葉っぱどうしよう、チーズは駄目だし……と考えてひらめいたのが「なすとタラマ」。適当に作ったこれが思った以上においしくヒットだったので、作り方を記しておきます。


2021.03.15 clean monday2


なすとタラマのおつまみドルマデス

なすは細かいさいの目に切り、アク抜きのため洗って水気を絞りフライパンへ。オリーブオイル少し(あとで足すので)で炒め、火から下ろし冷まします。タラマをオリーブオイルでゆるめ、にんにくすりおろし少々と、あればお酒も(ウゾを使いましたが白ワインなどでも)気持ち程度に加えます。なすとタラマを混ぜ、刻みねぎとあればディルかパセリなどハーブも。塩は加えず、タラマの量で調整します。

下茹でしたぶどうの葉にフィリングをのせて、普通にドルマデスを作るみたいにして巻きます。フライパンにオリーブオイルをひいて、葉っぱがパリッとした感じになるまで転がしながら焼いてできあがり。お好みでレモンを添えてどうぞ。

2021.03.15 clean monday3


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これも少し前に作ってたものですが、すでに詳細は忘れてしまいました。

2021.01.06

そうそう、確かクリスマスか大晦日辺りに使おうと思って買った豚もも肉で、予定が変わったので冷凍しておいたのでした。

フィリングを巻いてローストできるよう開き、軽く味つけ(塩こしょう以外に何を使ったか記憶なし)。スパイス風味で煮たマルメロとグラヴィエラチーズを散らしてぐるぐる巻き、紐でしばって低めの温度でロースト。

ペティメジ(ぶどうの果汁を煮詰めたシロップ)など使ったグレーズで仕上げるつもりだったのですが、そのままで結構いい味だし予定変更。焼き汁でシンプルなグレイビーソースを作ってかけました。

添えたのは白菜のコールスロー。近年白菜はギリシャでも普通に手に入りますが、もっぱらサラダにするみたいです。コールスローの味つけはほんのりカレー風味にしたら大正解。茶色と白の地味なひと皿に、ホリデーシーズンの名残のざくろ(新年に、床に叩きつけてはないですが割ったのです)が少し彩りを添えてくれました。


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