ギリシャのごはん

ギリシャ料理のレシピと、ギリシャで私が作っているごはんの記録。

タグ:モダンギリシャ料理

塩漬けや燻製の魚を豆の料理と一緒に食べるのがギリシャでは定番なのですが、とっても好きな組み合わせです。

2022.11.17 black-eyed peas
私はただ茹でただけの豆単品でも好きで、特に茹でたてにオリーブオイルをかけたら最高!その時の気分によって、ほんの少しの生にんにくを加えてみたり、それとも玉ねぎをのせてレモンをたっぷり絞る?黒目豆ならスコルダリァもいいなぁ……と、豆ひとつ食べるのに頭の中で激しい議論が起こります。

この日は、たった1枚だけ残ってたケールとスモークにしんをあわせてサラダに。ケールはちぎって軽く塩をふって揉み、ちょっとしんなりするまで置きます。それをお皿にふんわりと盛り、黒目豆とにしんをのせてたっぷりのオリーブオイルとレモンでいただきます。

ちょっと胃もたれ気味だったので玉ねぎはやめておいたのだけど、やっぱり少し入れた方が味が引き立ちます。食べてる時に追加しました。

ちなみにこの料理をカテゴライズするならモダンギリシャ料理寄りですね。ひと昔前まではケールってあまり見かけなかったけど、近年ギリシャでも一般的になりました。
伝統的なアプローチでやるなら茹でたホルタ(野草、青菜の類)を添えるといいです。


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自分のためにチーズのサガナキを作ったのって、いつぶりでしょう?

2022.09.28 saganaki
Τυρί σαγανάκι με σταφύλια

チーズのサガナキは夫と次女の好物。特に去年ぐらいから次女の中でブームが来ているようで、もう嫌というほど作らされています。

両手つきの小さなフライパンのことを、ギリシャ語でサガナキといいます。料理名としてのサガナキは、チーズを焼いたものだったり、サガナキで出されるさまざまなメゼ(おつまみ)だったりとかなり幅広いものです。もはやサガナキではなく違う容器で出てきたりもしますが。

ギリシャで一般的なチーズのサガナキは、小麦粉をまぶしたチーズを揚げ焼きにしてレモンを添えたシンプルなもの。
海外のギリシャレストランではファイヤー!して出てくるパフォーマンスがあったり、蜂蜜など加えたモダンギリシャ料理の方がよく知られているところもあるようで、ギリシャの素朴なレストランで頼むと拍子抜けする人も居そう。

と、そんなことを言いつつ今回ご紹介するのは、旬のぶどうをチーズと一緒に焼いたモダンギリシャ料理のサガナキのレシピです。私は果物ってそのままよりも料理やお菓子に使う方が好きなので、チーズにもよくあわせて食べています。

このサガナキは短い調理時間で作れる料理なので、下準備が大事。慌てず済むよう前もって材料はきちんと揃えておき、手早く仕上げて熱々を食べてくださいね。


チーズとぶどうのサガナキ(ティリ・サガナキ・メ・スタフィリア)

材料:(1人分)
グラヴィエラまたはケファログラヴィエラチーズ...1切れ(60g)
小麦粉...適量
ぶどう...60g
ローズマリー...穂先1〜2本
蜂蜜...小さじ1/2
レモン汁...小さじ1
オリーブオイル...大さじ1
黒こしょう...適量

チーズは水にくぐらせ、小麦粉を全体にまぶしつける。余分な粉ははたき落とし、使うまで冷蔵庫に入れておく。

ぶどうとローズマリーは洗って水気を拭いておく。蜂蜜はレモン汁とあわせておく。

2022.09.28 saganaki1
サガナキまたは小さなスキレットを中火で熱し、オリーブオイルをひいてチーズを焼く。底になっている面がきつね色になったらひっくり返して端に寄せ、ぶどうとローズマリーも加える。

2022.09.28 saganaki2
チーズはいじらず、ぶどうとローズマリーは軽く混ぜながら焼く。チーズのもう片面も焼けてぶどうが少し弾けたようになってきたら、蜂蜜とレモン汁を回しかけ、こしょうを挽きかけて火からおろす。

MEMO:このサガナキは少しチーズが溶け出していいので、普通にチーズのサガナキを作る時と比べ薄い衣にしています。
果物は、ぶどうの代わりにネクタリン、いちじく、プラム、洋梨など合いそうなものに変えて作ってもいいです。また、仕上げには蜂蜜とレモンの代わりにバルサミコクリーム(煮詰めたバルサミコビネガー)を少量、細い線状にかけても。


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ふと気が向いて小粒パスタを買ったので、サラダを作りました。

2022.06.01 salad
何年か前に載せた「ミニパスタとレンズ豆のヨーグルトドレッシングサラダ」。

今回使ったのはクスクスまたはクスクシと呼ばれる小さな丸っぽい形のもの。ピラフやリゾットのように炊いたりいろいろ使えるものですが、粒の大きさが小粒レンズ豆ぐらいだなぁと、このレシピを思い出したのでした。

食べごたえがあって、栄養バランスもよさそうなので食欲が落ちる夏の食事にいいです。材料を茹でたり切ったりする手間はあるから、ある程度の作業をする気力は必要ですが。

レシピはこちら。




とても簡単な料理ですが、1分動画も載せてみたのでよろしければご覧ください。
@girisyagohan 暑くて食欲が落ちてる時にもぴったりなサラダ。詳しいレシピはブログに(タイトルで検索)#簡単レシピ #ギリシャ料理 #ダイエット #料理 ♬ Uplifting & Inspiring Pop (Medium) - TimTaj



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わらびネタ、まだ続きます。

2022.05.11 chicken & eagle fern stew
Κοτόπουλο με φτέρη

ギリシャ風の煮込みにしてもおいしそうだなと思って、アヴゴレモノで仕上げるフリカッセかトマト煮か迷ってトマト煮にしてみました。

定番チキンとオクラのトマト煮の、わらび版みたいな。
オクラのを作る時と同じように、レモンを少し加えて爽やかに仕上げました。
ギリシャの人はわらびを食用とする地方でもそこまで活用はしてないようだけど、かなりいろんな料理に幅広く使えると思います。

【関連記事】

チキンとオクラ、オーブン焼きヴァージョン。


オクラだけの煮込みもおいしいです。


チキンとオクラの煮込みはこちらの本に掲載しています。画像はAmazonリンクですが、紙の本は在庫がないかもしれません。


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フリストス・アネスティ!今日はギリシャのイースターです。

2022.04.23 easter
料理はまだ作ってないんですが、我が家では伝統的なラムや仔山羊の料理の支持率が低いため、イースターといえばこちらがメインなお菓子たち。


2022.04.23 easter1
我が家定番のオリジナル変わりチュレキ(甘いパン)やイースタービスケットに、イースターエッグ。大きめの輪っか型のクルラキァはシミ島でいつも食べているものです。レシピは書いてあるんですが、またそのうち……。


2022.04.23 easter2
うちのイースターエッグは玉ねぎの皮をいっぱい入れて煮て作るアヴガ・ハミナドスです。2個だけ葉っぱの模様をつけてみたけど、いい形の葉っぱを用意してなかったのでちょっと微妙。
卵に葉っぱをあてて、ガーゼでしっかり包んでおくと模様がつくんですが、殻が白い卵を使うともっとはっきりした模様になります。卵を煮ないで染料に浸けるだけなら、ガーゼじゃなくストッキングを使った方がぴったり包みやすいですよ。
あと、イースターエッグには殻が分厚くて強度のあるSサイズの卵を使うといいです(アヴガ・ハミナドスは少々割れても私は気にしないので写真のはMサイズ使ってますが)。

イースターエッグ専用の染料はいろんな色のが売っていて、自分で染める人も多いですが、私は自分で染料を使って染めるのが好きではないのと、そんなに大量にいらないので真っ赤なイースターエッグはすでに染めてある市販のを買う派。卵割りゲーム用に家族分4個あればいいので、6個パックのうち2個は飾り用のビスケットに使いました。
イースターエッグを飾るビスケットは確かシミ島ではアヴゴクーラと呼ばれてるのだけど、他の島でも作るところがいくつかあり、イタリア(と、もしかしたら他の国も?)にも似たものを作る地方があります。


2022.04.23 easter4
イースターのクルラキァは昔載せたレシピです。


2022.04.23 easter5
きつね色に焼きあがった見た目も、キッチンに漂う香りも幸せ。
もともとは夫の友人のお母さんに教えてもらったもので、敢えてレシピはいじらず作り続けていますが、オレンジの皮を入れて風味をつけたりしてもおいしいですよ。ちなみにレシピ本「ギリシャのごはん」にもオレンジ風味のクルラキァを載せていますが、あちらはオイル使用で卵も入らない素朴なタイプ。

イースターに食べるクルラキァは、こちらも素朴系ではあるのですがバターや卵が入るのが特徴です。食べ比べてみると、やっぱりバター入りっていうのはわかりやすいおいしさなんですよね。


2022.04.23 easter3
クルラキァはみんなあっという間に食べられてしまうので、載せてるレシピの分量の最低2倍は作ります。クルラキァを成形する時は、生地を最初に全部分割してしまって(ひとつ約30gです)、それを全部ひも状にのばす→好みの形に成形する、という風に流れ作業でやると効率がいいのでお試しください。


2022.04.23 easter6
クルラキァの成形いろいろ。バターや卵入りのタイプはとても扱いやすい生地なので、お子さんと一緒に作るのもおすすめですよ。定番の形以外に、粘土遊びをするように好きな形に作っても楽しいです。


2022.04.23 easter7
イースターには甘いチーズパイもよく食べられるお菓子で、レシピ本ではクレタ島のリフナラキァ(オイルランプのような形のチーズパイ)、CLASS101の動画オンラインレッスンではサントリーニ島のメリティーニャというチーズパイを紹介しています。

今年作ったこれは、リフナラキァと同じくクレタ島から。クレタ島東部で作られるイースト生地のチーズパイです。
レシピを書いて載せようかなと思ったんですが、やっぱりもうちょっと調整したくなったのでいつか機会があれば。

ブログに掲載しているレシピは下記リンクをご覧ください(今後の活動に繋がりますので、レシピ本もどうぞよろしくお願いします!)。

【関連レシピ】





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