ギリシャのごはん

ギリシャ料理のレシピと、ギリシャで私が作っているごはんの記録。

タグ:モダンギリシャ料理

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理想のチキンスブラキを目指して、作ってみました。

2009.07.07 chicken souvlaki with mastiha
Σουβλάκι κοτόπουλο με μαστίχα

スブラキと言うと普通は豚肉の串焼きのことで、バリエーションとしてこちらもかなり一般的なのが鶏肉を使ったものです。その他は、牛、ラム、魚や変り種のダチョウなんてのもあるんですが、それはさて置き。店でチキンのスブラキを頼むと、皮無し胸肉で作ったものばかりなので、大抵はパサパサでがっかり…ということに^^;

それじゃあモモ肉で作ってやろうと思っても、ギリシャでは骨無し鶏モモ肉は皮も剥かれているので、皮付きのがよければ自分で捌くしかないんですよ。今回のこのスブラキは、頑張って手羽を捌いて使いました。

実はチキンのスブラキは以前にも紹介したのですが、これ↓をマリネに使ってみたかったので…。
mastiha

ほんのりマスティハの香る、チキンスブラキです♪
お菓子やリキュールによく使われるマスティハだけど、料理に使っても美味しいんですよ。マスティハの香りを生かす為、ハーブは無しにして隠し味にシナモンを加えてみました。
マスティハを手に入れないことには同じのは作れませんが、普通のチキンスブラキも美味しいので是非お試し下さい^^

例によって、レシピは続きへどうぞ。
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先日の献立に登場した、非・正統派なフムスです。

2008.11.09 hummus with aubergine

フムスは中東でよく食べられる、ひよこ豆(ガルバンゾー)のディップ。正式にはhummus bi tahini(ひよこ豆とタヒニ)と呼ばれ、その名の通り ひよこ豆とタヒニ(胡麻ペースト)を主材料としたシンプルなものです。

ちなみにフムスはギリシャ料理として扱われることもあります。遥か昔に私がイギリスに住んでた頃は、スーパーのお惣菜コーナーでもフムスをよく見かけたのですが、タラモサラタ(魚卵のディップ)・メリジャノサラタ(焼きナスのディップ)・ジャジキ(ヨーグルト&キュウリのディップ)と並び「ギリシャのメゼ四天王」のような扱いで売られていたように記憶しています。
その後、ギリシャに来た時にはフムスをほとんど見かけず意外に思ったのですが...ギリシャにおいて、フムスはあくまでもアラブの料理という認識で、世間一般にそこまで浸透している料理ではなかったようです。

ギリシャのスーパーでパックのフムスをよく見かけるようになったのは、ここ数年でしょうか。少し前に、カルフールで「焼きナス入りフムス」というのも発見し、ちょっと面白そうだな〜とアイディアを拝借したのが今回のレシピというわけ。
基本的にフムスはあまりいじりたくない(肉系のトッピングをしたのは好きだけど)私ですが、これはこれで美味しく、結構気に入りました

ロースト野菜の旨味も加わったフムス、試してみたい方はレシピをどうぞ♪
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前記事の料理でホワイトアスパラは全部使っちゃったんですが、残りのグリーンアスパラで作った2品を簡単なレシピと共に載せておきます。

spaghetti with grilled scallop & asparagus

まずは、アスパラとホタテのスパゲッティ。アスパラはリゾットにするのも大好きなので迷いましたが、燻製数の子に続き、またパスタにしてしまいました。そしてこれも作り置きのガーリック&チリオイルを使用。レモンの皮のすりおろしを加えたら、初夏らしい爽やかな味に仕上がりました。


アスパラそのものの味を楽しむなら、やっぱりシンプルな調理法が一番ですよね。グリルパンで焼いたものに、スコルダリァ(ニンニクのソース又はディップ)を添えました。
スコルダリァは過去に幾つか紹介しましたが(※)、バリエーションが豊富で、お隣のトルコでも似たようなものがあるそうです。ナッツを使ったものはギリシャではアーモンドか胡桃のが普通ですが、今回は戸棚で眠っていたヘーゼルナッツで作ってみました。

grilled asparagus with hazelnut skordalia

ちなみにアスパラの後ろに盛られてる物体はホタテの卵巣です。キッシュを作る為に買った冷凍ホタテが卵巣付きだったんですが、キッシュには貝柱だけ入れたので、卵巣はソテーにしました。

アグリーダ(未熟葡萄の汁)のスコルダリァ(ワインビネガーでも作れます)
ポテトのスコルダリァ(ポテトサラダのように食べることもできます)

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前回書いた「パストゥルマのサガナキ」をアレンジしたもの。これも簡単なので、あまり手をかけてる暇がない時によく作るメニューです。見た目もかわいいので、おもてなしにも。

pastourma stuffed pepper


赤ピーマンのパストゥルマ詰め焼き

材料(パプリカ1個あたり)
赤パプリカ...大き目の1個
トマト...小1個
玉ねぎ...小1個
オリーブオイル...適量
パストゥルマ...2〜3枚
チーズ...おろして大さじ3〜4
オレガノ...2つまみ
イタリアンパセリ...好みで適量

赤ピーマン(パプリカ)は、型崩れしないよう茎を付けたまま縦半分に切って種を除きます。全体に手でオリーブオイルを塗ります。※手でまんべんなく塗るのは、焼いてる間の乾燥を防ぎ、またオイルを使いすぎない為でもあります。

皮を剥いたトマトと玉ねぎをくし切りにし、オリーブオイルをからめ、ピーマンに詰めます。後でパストゥルマを加えるので、味付けはなくても充分ですが、好みで塩をほんの少し振ってもいいです。

これを耐熱皿に並ベ、高温のオーブンで焼きます。玉ねぎが柔らかくなって、野菜の端が少し焦げるくらいがおいしい。焼いてる間に他の材料を用意します。

パストゥルマはスパイスペーストを軽く取り除き、細く切っておきます。チーズはギリシャのカセリというのを使いましたが、マイルドなペコリーノや、その他溶けるチーズなら何でもいいです。これは西洋おろし金の細かい目で細長くおろしておきます。

野菜を一旦取り出し、トマトと玉ねぎの間にパストゥルマをまんべんなく挟み、上にも散らします。チーズとオレガノを振りかけ、チーズが溶けるまで焼いたら出来上がり。あれば刻んだパセリを散らすと、味も彩りもバッチリです。美味しいパンと一緒にどうぞ。

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