ギリシャのごはん

ギリシャ料理のレシピと、ギリシャで私が作っているごはんの記録。

タグ:保存食

今年の自家製オリーブの記事、これで最後です。

2020.10.26 olive achar deviled eggs0
夫がインド料理やスパイス系好きなのでアチャールは普段からいろんなもので作っているんですが、当然オリーブでも作りますよね?我ながらいいアイデアだな〜と思ってたんだけど、今検索してみたら割と一般的?みたいです


2020.10.26 olive achar
……気を取り直して。
第一弾は、丸っこくて小さめのオリーブをそのまま使ってみました。
オリーブアチャールは期待通りの出来栄えだったのですが、ある時にふと、「デビルドエッグに入れたらおいしそう」と思いつき作ってみたのがこちら↓


2020.10.26 olive achar deviled eggs2
刻んだオリーブアチャールと青唐辛子のアチャール(オリーブアチャールにも唐辛子は入ってるので、これはなくてもOK)、マヨネーズを茹で卵の黄身に混ぜたフィリングを白身に詰め、仕上げに粗くつぶしたフェンネルシードと黒胡椒を合わせたものトッピングします。このトッピングがかなりいい仕事をするので必須!フィリングを作る時にはアチャールの漬け汁というかオイル(?)も加えて味をととのえるのと、マヨネーズを恐れず多めに入れるのもポイントです。

今までデビルドエッグには全く思い入れがなかったのだけど、オリーブアチャール入りがかなりのヒットで、この秋は何度も作りました。


2020.11.11 olive achar
第二弾は、大粒のティアドロップ型オリーブを種抜きで。このオリーブはとにかく種が取りづらいので、毎回扱いに苦労します。叩いて種をはずし、半割りにして作りました。オリーブキムチもですが、半割りにするのはフレーバーが絡みやすくていいですね。

オリーブアチャールもグラヴィエラチーズとの組み合わせがおいしく、おつまみに重宝します。一口大に切ったパンに、チーズ、オリーブアチャールと重ねて爪楊枝で留めたのはパーティーでも受けそう(パーティーに縁がないですが)。


2020.11.14 meat & olive achar
いろんなものにオリーブ入れすぎって言われそうですが、最後にもうひとつ。家族が食べられるようポークチョップの周りの部分を取り除いたら中途半端な量の切り落とし肉が出たので、豚肉のアチャールをオリーブ入りで作ってみました。


2020.11.14 meat & olive achar2
これも、自分えらい!最高!と褒めたくなるおいしさ(笑)


2020.11.14
味が濃いからちびちび食べてたのですが、私はライスよりもパンと食べる方が好みかも?ある日の自分用晩ごはんは、このアチャールとジャジキ&パン、生ハムと柿入りサラダでした。


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前の記事の続き。
大好きなオリーブキムチは気合を入れて多めに作りました。

2020.10.24 pork with olive kimchi2
今回ちょっと変更した点は、種を取ってからヤンニョムに漬けたこと。料理に使うなら、やっぱり種がない方が扱いやすいんですよね。こういうフレーバーオリーブの場合は中に味が入りやすいという利点もあります。


2020.10.20a
オリーブの種抜きに関しては、叩く方法が一番楽かも?オリーブの種類によって、やりやすい方法が変わってきますが。うちにある種抜きの道具だと、遥か昔にミニオンデパート(←わかったらすごい)で買ったガーリックプレスと一緒になっているのがとても使いやすいです。ただし、小粒のしかフィットしない笑。

ちなみに種に残った果肉もちゃんとこそげ取り、刻んでパスタソースに利用しましたよ。


2020.10.20b
ヤンニョムで和えてすぐでもおいしいオリーブキムチ、食べごろは2週間ぐらいまででしょうか。1か月ぐらいは大丈夫ですけど、新漬けじゃなく普通に漬けたオリーブだともっと持つかもしれません。


2020.10.24 pork with olive kimchi1
食べ方は、やっぱり豚オリーブキムチがお気に入り。今シーズンの最初は豪快に丸ごとごろごろ入れて作ってみましたが、バランス的には半割りが好きです。




2020.10.28 olive kimchi
こちらはある日のおつまみ。塩気がマイルドでナッティーな風味のグラヴィエラチーズと一緒に食べたら、これがまた素晴らしい相性でした。


2020.10.17 kimchi
キムチついでに……冬季は普通の白菜キムチも常に冷蔵庫に入っています。もうずっと、先に切ってから漬けるちょっと手抜きっぽいやり方に落ち着いてますが。白菜キムチの作り方は、ロンドンに留学してた時に同じ建物に住んでた韓国人の子に見せてもらって覚えたもの。作るたびにその時のことを思い出してなつかしくなります。


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秋の楽しみ、オリーブの新漬け。今年はフレーバーのバリエーションを増やしました。

2020.10.22 olives3
上から、キムチ、レモン胡椒、和風の調味漬け。
オリーブキムチはすでに我が家の定番化している大のお気に入りで、これはまた別の記事にします。

レモン胡椒のは、オリーブオイルも加え和えたもの。日本で作るならもちろん柚子胡椒でも。

調味漬けは、酢(ギリシャなのでワインビネガー)、砂糖、酒、みりん、水、昆布、唐辛子で作った調味液に漬けて。これが私的にヒットで、ごはんにもよく合うんですよ。結構長持ちしますが、漬けた翌日〜1週間ぐらいが食べごろで、あまり長く置きすぎない方がおいしいと思います。

2020.10.13 olives1
シーズンはじめに出回るグリーンオリーブは丸っこくて小さめの粒。その後、ティアドロップ型の大粒のが出てきます。私は小さく丸いのが好きなんだけど、これはうっかりしてると結構すぐ消えちゃうみたいです。その年によって収穫量も変わってくるのでしょうけど。今年は2kgしか漬けられなかったので、見かけたらすぐ買うべきという教訓を得ました。

2020.10.13 olives
新漬けは苛性ソーダを加えた水で渋抜きをしますが、もうひとつ教訓。今回渋の抜け方にムラがあったので、途中ちゃんとかき混ぜるのと(写真は水を加えたすぐの状態ですが、落し蓋はしてます)、切って中をチェックするのを怠らずに。

2020.10.22 olives4
オリーブに含まれるオイルの味とみずみずしさがたまらない新漬けは、もちろんシンプルな塩味が最高なんですが、オリジナルフレーバーも捨てがたいおいしさです。いっぱい仕込んでバリエーションを楽しめるのは産地ならではですね。これ以外にも作ったので、そちらもまた近いうちに。


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仕込みものは年中何かしらあるような気がするけど、秋は特に張り切ってしまいます。カプサイシンにあまり耐性がなくなってしまったので自分ではそれほど食べられないくせに、いっぱい仕込んでしまうのが唐辛子の保存食です。

2020.10.12 lemon kosho1
タバスコ風の発酵唐辛子ソースや豆板醤は去年作ったのがあるので今年はパスして(あっ、でも豆板醤は足りなくなりそうなので作るかも?)、今回青唐辛子を重点的に。まだ青いレモンとあわせて、まずはレモン胡椒を作りました。


2020.10.12 lemon kosho2
黄色いレモンとギリシャで年中売られている黄緑色でジューシーな唐辛子を使っていつでも作れるのだけど、小さくて水分の少ない激辛青唐辛子とシーズンはじめの青レモンはこの時期ならでは。



2020.10.12 lemosco
同じ素材で、久しぶりにレモスコも仕込みました。写真では見えませんが、昆布も一切れ浸けてあります(これはお好みで、なくてもいいです)。


2020.10.12 lemosco2
冷蔵庫で1日〜数日置いたあと、漉してボトルに詰めます。激辛唐辛子で作ったら、しっかり辛く仕上がって満足。漉したあとの固形分も、もちろん捨てずに使えますよ。酸味の強いレモン胡椒のような感じなので、薬味として活躍します。背景にちょっと匂わせてますが、これはまた今度……。


2020.10.15 pickle

まだ唐辛子が少し余ったので、残りはアチャールにしました。これは、唐辛子もスパイスも、大好きな夫用。インド風の唐辛子ピクルスもいろんな作り方がありますが、去年丸ごとの唐辛子で作ったら、美味しかったけど食べ切る前にカビてしまい残念なことに……。丸ごと唐辛子よりも油にしっかり浸かり(それでも結構な量の油を入れてます)&使いやすいように刻みタイプにしたら、こちらの方が我が家には合ってるみたいです。


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この秋は、オリーブの他に唐辛子ものもいっぱい仕込んでいました。

2019.10.29

どちらも去年はできなかったので反動がものすごいです(笑)


2019.10.13 fermented pepper

まず最初に仕込んだのが少しの塩だけを加えた発酵唐辛子。夫が買ってきてくれた難あり激安唐辛子で作りましたが、難ありだけに鮮度がかなり微妙だったのでどうかな……豆板醤風のを作るのに使うつもりだったのだけど、唐辛子自体の水分がかなり多いので、そのうちホットソースとして使おうと放置中。


2019.10.16 hot peppers

水分の少ない唐辛子で作った塩だけの発酵唐辛子と、四川風の泡椒。


発酵唐辛子ペースト


2019.11.06

泡椒を使った牛肉と香菜の炒めもの。


2019.11.05a

控えめな量の塩だけを加えた発酵唐辛子は、一部を2017年の今頃に作ったそら豆味噌とあわせて簡易豆板醤っぽいものにしてみました。混ぜてしばらく熟成させます。


2019.11.05b

そら豆味噌と同じ時に作った豆板醤は、今こんな感じ。残りわずかなので、これが終わったら新しいのを使い始めます。


2019.10.23

この秋は本当に絶え間なくオリーブと唐辛子加工品を仕込んでいたもので、置き場にも困るほど
こちらはニンニクと生姜も入った剁椒。中華料理などに活躍します。


2019.11.01

剁椒で、手羽中の炒めもの。間違いなくビールの進む味!この日はオリーブキムチと白菜キムチも一緒に、なぜか唐辛子だらけでした。


2019.10.31

もうそろそろやり切った感があったのですが、そういえばあれを作りたかった……と思い出したのがハリオムさんの赤唐辛子のアチャール。主に夫用に作ったのだけど好評でした。


2019.11.02

そして、さすがにもういいよね……と思ってたらエクサルヒアの青空市場でちょっとハラペーニョを思わせる肉厚な青唐辛子が普通のに混じって一束だけ売ってるじゃないですか!これもスルーできず思わず購入(笑)こちらのサイトを参考に、ピクルス2種類に加工しました。


2019.11.16

水分の少ない唐辛子でレモスコも作っておきたくて、しばらく切らしていたレモスコも補充。発酵青唐辛子でも作ったけど、私はフレッシュなやつの方が好きかな。これは搾りかすも薬味として大活躍するので無駄がありません。


レモスコのレシピ

11月も終わりに近づいた今、新たに保存食作り用の唐辛子は買ってませんが、麹を作ったので三升漬が熟成中〜。あと、麹と発酵唐辛子をあわせたものもまた作ろうと考えています。あまり時間に余裕はないのだけど、やっぱり保存食や発酵食品作りは楽しいですね。唐辛子もの以外にもあれこれ作っているのでまたそのうち載せようと思います。


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