ギリシャのごはん

ギリシャ料理のレシピと、ギリシャで私が作っているごはんの記録。

タグ:和菓子

ひな祭りに作りたかったお菓子。少し遅れたけどできました。

2024.03.06 daifuku
2年前に発表したものなので新しいレシピではありませんが、ベルガモットピールを入れて作りたいなとずっと思ってたのをようやく(レシピではレモン使用です)。
冬と春の間ぐらいの比較的短い時期に出回るベルガモットは、レモンとはまた違ったタイプのよい香りで、ギリシャではグリコ・クタリウ(スプーンスイーツ)と呼ばれるとても甘いシロップ煮にするのが定番です。

2006.02.15 bergamot
<ベルガモットの写真、すごーく昔に撮ったのしかなかった……>

私がこの大福に使っているピールは、一般的なグリコよりもしっかり酸味を効かせているのがポイントなので、自作推奨。ベルガモットの実も全部絞って入れています(もしくは剥いて種を除いた果肉をそのまま加えても)。

出来上がった大福もちは、マスティハやウゾにオレンジフラワーウォーターなどギリシャらしい「香りもの」をあわせたフュージョン菓子ですが、どの香りもあまり突出することはなくいいバランスで仕上がっていると思います。
今回、お友達にちょっとだけ味見してもらったのですが、気に入ってもらえたようなのでもっとお渡しすればよかったなぁ……人にあげるとなると、自信がなくなりどうも腰が引けてしまう私です。



ギリシャな大福の詳しい説明は、noteに載せたこちらの記事からどうぞ。レシピ部分は有料に設定していますが、その手前まで読めます。


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去年の春に考えた大福餅を久々に作りました。クリスマスからお菓子続きです。

2022.01.13 daifuku
長女にフルーツ大福などよくリクエストされるんですが、レモン消費のため先日レモンピールを作ったので、今回はこれ。




ウゾにマスティハ、レモン、アーモンドなどギリシャの味を詰め込んだ大福餅は、意外と違和感なし……って思うのは私が日希どちらの味にも慣れ親しんでるからでしょうか。

酸味を効かせた自作のレモンピールを使うのが、おいしく仕上げるポイントです。
ギリシャでは庭などでレモンをよく育ててるので頂いたりもするんですが、どういうわけか実が巨大化することがあり、そういうレモンは中の実はあまり大きくなくて皮が分厚いです。普通に使いたい場合にはちょっとハズレのレモンですが、レモンピールを作るにはこれがありがたい。


2022.01.08 lemon
今回は普通サイズのレモンしかなくて皮も薄めだったから、十分おいしいけどやっぱり前に作った時ほどのジューシーさはないですね。あと、まだ緑っぽいレモンが多かったので仕上がりの色もくすんだ感じに。熟して鮮やかな黄色になったのを使うと見た目も綺麗です。

厚みのないレモンピールなので大きく切ったのをごろんと入れるのではなく、小さめに切ってアーモンドあんに混ぜ込んでみました。
作りたてはまあまあかなという感じでしたが、次の日食べたら味がなじんでおいしかったです。冷蔵庫に入れておいても求肥が硬くならないし、普通のフルーツ大福のような果物の劣化がないので数日ゆっくり味わえるのもいいですね。

柑橘類が旬を迎える冬、レモン以外にもいろんな柑橘でバリエーションを作ってみるのも楽しみです。

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