ギリシャのごはん

ギリシャ料理のレシピと、ギリシャで私が作っているごはんの記録。

タグ:旅行

記事が長くなりすぎるので分けましたが、ぺディ→アギオス・ニコラオスの前に土地の様子も見に行っていました。ちょっと話が前後します。

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夫の母方の家族は元々クレタ島の出身。戦争やら何やらでシミ島に移住し、優雅なエジプト生活を経てアテネに来ました。なかなかすごいですが、ギリシャでは結構よく聞く話。特に、一度も働くことなく生きてきた叔母さんは“古き良き時代”のエジプトやアテネをしきりに懐かしがっていました。

シミ島では丘の上に建つ風車や、土地もあちこちに所持していたそう。いろいろあって、サマーハウスとして使っている家以外ほとんどは失われてしまい、残っているのは辛うじて義母が守った小さな土地だけ。


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ぺディ湾が見えるという以外は取り柄のないその土地の様子を、夫と私たちが毎年見に行っています。


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見張ってないと誰かが勝手にフェンスで囲ったりするかもしれないというのもありますが、継続することに意義を見出している(財産には全く執着がない)夫に家族が付き合っている形。


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長女がまだ幼児だった頃から歩いている田舎道は、最初の何回かは遠く感じられてちょっと(かなり)うんざりしました。ビーチ行きの軽装で歩いてると枯れ草にひっかかれて痛いし、特に面白みもない道なんですが、昔はあったアーチのようなウチワサボテンがなくなったな〜とか、ちょっとした変化を心にメモしながら進みます。


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今年の変化。土地へ向かう道の最初の方にあった、羊や山羊が飼われている場所がもぬけの殻になっていました。私たちは年に一度しか来ないから、あんなにベエベエ騒がしかった羊たちが、まるでふっと消滅してしまったように感じられて不思議。


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草を食べる動物がいないので、生い茂った雑草がそのまま立ち枯れになっていました。


土地はただの空き地なので、着いたら写真を数枚撮って、すぐに引き返します。夫はいつも決まった木からどんぐりを2つ取って子供たち(と言ってももう二人とも大きい…)にひとつずつ渡し、私は野生のセージを少しだけ摘みます。


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帰り道の風景と、


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こちらは11年前に撮った同じ場所。
植物観察をしながら歩く私は、家族の後ろ姿をよく撮っています。


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道中見つけた、小さな秋。


夜はイァロスの広場の横のレストランで食べるつもりで行ってみたら、夕方なのに開店準備をしてる気配がありません。近所の人に訊いてみても知らないと言うので、時間つぶしにニンボリオの方まで行ってみました。


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こちら方面は何年も前にノスビーチの少し先まで行って以来だったのだけど、いつの間にかニンボリオまで道が綺麗に舗装されていて、新しそうなホテルもできていました。


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イァロスへ戻る途中に海沿いのレストランのメニューをチェックしていると、ホリオのカストロ(城塞)の教会から花火が揚がりました。一年前のほぼ同じ日には、パンデリスのレストランで食事を終えて帰ろうとした時にこちら側の岸にある教会から花火が揚がったんでしたっけ。あの時は結婚式か何かだったようだけど。


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もう一度広場に戻っても目的のお店は閉まったままだったので、その近くのネライダというタベルナで夕食。スペシャリテのメニューからグレープフルーツのソースやファヴァのピュレを添えたタコの料理を頼んだら、想像してたのとはちょっと違う感じのが出てきました。ミートボール風じゃない揚げタコ、ギリシャで出会ったのは初めてかも?タコ自体悪くはなかったけど、付け合せとの相性を考えると煮るか焼くかした方がいいような……。ここはごくシンプルなメニューを頼む方がおすすめです。


超ショートな動画
ホリオのカストロから花火が打ち上げられる様子です。


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比較的長く島に滞在する時は1日置きにビーチへ行くのだけど(毎日だと洗濯が大変なので)、ほんの3泊だったので2日続けてビーチ。

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マラスゥンダの次ぐらいによく行っている、アギオス・ニコラオスです。
ここは車もボートも使いたくない方でも行きやすいですよ。

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シミ島の玄関となる港町(イァロス)から離れたビーチは大体どこもタクシーボートでアクセス可能ですが、まあまあコストがかかるので、できるだけ安く行きたい方も多いでしょう。
港から離れた場所の方が海がきれいで静かだったりするので、時間に余裕があるならちょっと足をのばしてみるのがおすすめです。今回ご紹介するアギオス・ニコラオスも落ち着いた雰囲気で、またこちらは比較的遠浅な小石混じりの砂浜なので子連れにも最適。



健脚の方は、イァロスから徒歩で行ってみてはいかが?マップでルートを見てみると、50分ぐらいで到着するようですよ。

イァロス〜ぺディ間はバスも通っているので、ボートを使わずに一番楽に行こうと思えば、ぺディまでバスで行くと徒歩20分ぐらいでアギオス・ニコラオスに着きます。ぺディの端っこから海を見下ろすルートを歩いて行きますが、アギオス・ニコラオス手前の岩がちなところだけちょっと注意が必要。全体的になだらかな道なので、うちは子供が小さい頃から徒歩で行っています。

イァロスからのバスは、「風車跡が並ぶ場所」、「ホリオ(村)の下のキオスク前」、「ぺディ」に停車するので、見たい場所があればそこで降りてゆっくり散策するのも楽しい。イァロスからホリオ方面へ来る時は上り道だけがちょっとしんどく、あとは下り道と平らな道が続きます。風車のところで降りてそこから見渡せる絶景を楽しんだり、ぺディまでのんびり歩くのもいいものです。見どころというほどでもないですが、ぱっとしない小さな発電所の建物があったり、教会や民家が点在するのを眺めつつ歩くのが好き。


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ぺディの写真は今年はあまり撮らなかったので、一部去年のも織り交ぜて。ここのビーチでは私たちは泳がないんですが、とても穏やかな湾で子供やお年寄りにも人気のよう。小さな集落ですが、ホテルや飲食店が何軒かあります。ぺディはイァロスのパッと目を惹く風景とはまた違い、なんとなくノスタルジックでひなびた空気感が漂う場所です。


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ペンキ塗りたてできれいに保たれているおうちも素敵だけど、こういう色褪せた感じがとても好き。勝手に生えてるっぽいいちじくの木との組み合わせにキュンとします。


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同じようなポーズで気持ちよさそうに寝てた猫たち。人間のきょうだいもよくこんな風にシンクロしてますよね。


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ぺディの集落を出た辺り。

以前も何度か書いていますが、ホリオからの道はぺディ湾のほぼ真ん中に出ます。向かって右手に進むとアギオス・ニコラオス、左手に進むとアギア・マリナ。アギオス・ニコラオスの方が少し距離が短く、道も歩きやすいです。


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海沿いの道を歩いていきます。辺りに自生するハーブが海風に乗って時折香り、とても気持ちがいいです。


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午後6時前でしたが、まだ眩しい紺碧の海。


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軽く歩いて、ちょっと泳ぐのに丁度いい時間帯です。


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ここはパラソルとサンベッドが有料ですが、私たちはそんなにゆっくりしないので教会の前辺りに荷物を置いて泳ぎに行きます。


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アギオス・ニコラオス教会の門の横に描かれてた古いタイプの国旗は去年来た時に見たら塗り潰されてました(写真は今年の。塗り方が甘くてうっすらと国旗が透けて見えます)。写真を見返してみると、国旗のイラストは2020年まではあったよう。


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岩山のてっぺんに建てられた十字架も同じ時に白く塗られたようで、2020年の時点では青い色でした。


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7時頃になり、日が暮れてきたのでそろそろ帰ります。
この辺りでは山羊を見かけないなと思ってたんですが、写真の左上に1頭写っているのに気付きました。


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地味だけど、なぜか惹かれる海葱。バカンスの時期的に、満開のところを見る機会がなくて残念に思いながらいつも写真を撮ってしまいます。今回の旅では特にいっぱい撮ったので、お付き合いください。


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山の向こうに沈みゆく太陽に照らされたぺディの風景。


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あたたかなオレンジの光に包まれて、穏やかな夕暮れのひととき。

ぺディで食事をしてもよかったけど、また車に乗り込んでイァロス方面へ向かいます。来る前に立ち寄った土地で摘んできたセージを車内に置いてあったので、とてもいい香り。



よかったらショート動画もあわせてご覧ください
内容は、バスが通る道を風車の手前まで上るところ→ビーチへ向かう前にちょっと別のところへ(今回入れるつもりだったけど長くなりすぎるので次回に)→ぺディから歩いてアギオス・ニコラオスに到着するまで。



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夏のギリシャといえば海。

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海から遠くない場所に住んでいるギリシャ人たちは夏になるとこぞってビーチへ繰り出すので、シーズン中に数回しか泳がない私たちは少数派な気がします。この夏、私が海に入ったのはシミ島での2回だけ。

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シミ島で、私たちが毎回必ず行くのが島の南東に位置するマラスゥンダのビーチです。

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集落からはちょっと遠いですが車でのアクセスが容易なことと、穏やかで綺麗な海がお気に入り。ここはビーチにあるレストランとカフェがパラソルとサンベッドを管理しているようですが、お店を利用しない人でも無料で自由に使うことができるのもうれしい。

レストランは私的に結構おすすめで、島の名物であるスピニアロ(生の貝などを海水で保存したおつまみ)はここのがとてもおいしくて気に入っています。海を眺めながら、スピニアロでウゾを一杯やるのが最高!

さて、ビーチですが、写真を見てわかるように石の浜です。素足で歩くと痛いのが難ですが、私は砂があちこちにくっつくのが苦手なので石の方が好き。皆さんはどうですか?

波打ち際の石には海のカタツムリと呼ばれる小さな巻貝がくっついているので、「これ、食べるにはちょっと小さいな〜」とか考えながら集めて遊んでいます。ちなみにスピニアロと同じような感じのおつまみで海のカタツムリの剥き身もあるので、機会があればぜひお試しを。


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マラスゥンダビーチの山羊。
ここは常に何頭かの山羊がいて、木陰で涼んでたりビーチを闊歩している様子が名物のようになっています。どこかユーモラスで憎めない存在ですが、彼らは食べ物を狙ってくるのでちょっと注意が必要。食べ物を置いておいたりすると漁りに来るので気をつけましょう。


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ビーチへはいつも日が傾いてくる頃に行くのですが、まだ夕食には早そうだったのでもう少し足をのばしてパノルミティスに立ち寄ることに。


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島の南西に位置するパノルミティスは丸い形の湾になっていて、有名な修道院があります。ロドス島やコス島からの日帰り旅行でここを観光したいなら、シミの港直行でなくパノルミティスを経由するフェリーが便利。1時間ぐらい(?)停泊するので、修道院を見学して少しぶらぶらするのに丁度いいです。


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パノルミティスは修道院とお店がいくつかあるだけの場所ですが、ここのベーカリーは結構おすすめです。数年前にイァロスに支店ができましたが、パノルミティスの方は昔から変わらない薄暗く小さなお店。この看板が目印です。


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遅い時間だとパンやパイ類はほとんど残ってないし、食事前なので何も買ってませんが店の方にちょっと行ってみました。


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反対側からも一枚。夕方の柔らかな日差しが心地いいです。


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水着の上に薄いサマードレスを羽織ってるだけだったので修道院の中は遠慮しましたが、丁度夕方の礼拝の時間だったようで、スピーカーから流れてくる読教を聴きながら散歩を楽しみました。


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夜は、前日いっぱいで入れなかった近所の「ヨルゴスとマリアのタベルナ」へ。
ビーチで山羊を見た後でアレですが……私がメインに選んだのは山羊のオーブン焼き。ギリシャの山羊肉は臭みがなくおいしいんですよ。オーブンでじっくり焼き上げた山羊肉はホロッとやわらかく、ローズマリーやオレガノなどハーブが風味を添えて、素朴な見た目ながらも大満足の一品です。


マラスゥンダビーチに到着するまでと(途中に見える丸い湾がパノルミティスです!)パノルミティスの動画もどうぞ





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島に着いた翌日朝の話。

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家族はなかなか起きないので、ひとりで買い物に出かけることが多いです。
島の顔とも言える港町の風景は、いつ見てもやっぱり美しいですね。

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シミ島へ来たら、まずすることのひとつが「クルラキァの確保」。
島の郷土菓子のひとつで、甘くもしょっぱくもない素朴な味が朝ごはんにスナックにお気に入りなのです。フェリーから降りてその足で買いに行くこともあるけど、着いた翌日の朝に港町まで散歩がてら買い物に出かけるのが楽しい。

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自宅を出て、てくてくと歩いて行くのは港町であるイァロスと村(ホリオ)を繋ぐカリ・ストラータという大きな通り。綺麗に保たれている家々が建ち並びますが、かつてはさぞ立派な邸宅だっただろうという廃墟も。


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廃墟となっている建物の多くは第二次世界大戦の時に破壊されたままと、以前どこかで聞いたような気がします。無花果の大木に侵食された家は、いつも立ち止まってしまう場所のひとつ。この木を中から観察してみたいですね。


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行きは下り道だから足取り軽く、イァロスに到着。
ほぼパンデミック前のような気軽さで旅行できるようになったけど、シミ島のような小さな島まで来る観光客はあまり多くなさそう。それなりに賑わっているものの、港に泊まってるクルーザーの数も少なくなりました。


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9月はじめはまだかなり暑く、港の橋を渡って時計台まで行くのもやめて戻ってきたところ。新しいスーパーができてるのにアテネへ帰る時になって気付いたので、行っておけばよかった……。


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港周辺に並ぶ土産物店。シミ島はかつてスポンジ漁で栄えたので、今でもその名残でスポンジを売るお店がいくつかあります。


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リゾートにぴったりなファッションのブティックも多し。


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かなり昔からあるカフェバー。国旗と海をテーマにしたデコレーションが可愛いですね。


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今年オープンして気になっていた伝統食品のお店へ来てみました。島の住所ってざっくりしすぎてわかりにくいんだけど、ここも「イァロス」とだけ書いてあったのでどこだかわからず、ちょっと探しました。オーナーが同じなのか不明ですが、以前ベーカリーだったところでした。

店名の「アクーミ」は、シミ島のお菓子の名前から。ギリシャではルクマデスというイーストドーナッツがポピュラーなのですが、アクゥミアはその地方バリエーション。粥状に炊いたお米を生地に加えてあり、細長くてちょっといびつな形に生地を落とし揚げるのが特徴です。蜂蜜をかけるルクマデスとは違って、アクゥミアは粉砂糖をふりかけますが、この店ではフィリング入りなどアレンジしたものも食べることができます。


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取り扱っている食品の中では、サボテンの実を使ったお菓子や飲み物がいろいろあるのに惹かれました。島のあちこちに植えてあったり勝手に生えてたりするウチワサボテンの実があまり活用されてないのはもったいないと常々思っていたので。

写真はその一部で、左からルクミ、イポヴリヒオ(潜水艦)と呼ばれるフォンダンのようなスイーツ、ドライいちじく。ルクミを味見させてもらいましたがおいしかったです。結局買ったのはベーシックにミソコフティ(サボテンの実のプディング)ですが。手前に居るヘビのようなのは、私もよく復活祭に作るイースターエッグをくわえた飾りビスケット


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こちらは数年前にできたパノルミティスベーカリーのイァロス店。

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パンもペストリー類も美味しく人気のお店です。ここのミソコフティは食べやすい味で万人向けかも?


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昔からあるニコレットスベーカリー。他の店の方がフレッシュなんだけど、ここの無骨さもなかなか捨てがたい。


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エグリという小さなお菓子屋さん。(※パノルミティスベーカリーとエグリの写真は今年じゃなく以前撮ったものです)


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今回は売ってなくて別のところで買ったんだけど、ここのクルラキァ(写真一番右の)はバターの風味がよくおいしかったですよ。


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スーパーでシミ島のシーソルトも買い、そろそろ疲れてきたので家へ戻ります。

帰りはまたカリ・ストラータを休み休み上り、水シャワーを浴びてから朝ごはん。


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ベーカリーへ買出しに行った日はペストリー類もあるので、とりあえずクルラキァは置いておいてこちら。ベーシックなパイもいろいろあって迷うけど、やっぱりローカルものは押さえておきたいのでトゥルテス(チーズパイ)とアクーミ(前述のドーナッツ)。

コーヒーはインスタントだけど、海を眺めながらこのお気に入りのカップで飲むとやけにおいしいのです。


朝の散歩ダイジェスト版の動画もどうぞ


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2022年のバカンス記事2本目、シミ島のサマーハウスに到着です。

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ぶどうやオリーブの実りに秋の訪れを感じますね。後で思ったのだけど、ぶどうを摘んで持ち帰ればよかったなぁ。発酵させて飲みたかった。

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フェリーはロドス島を16時頃に発ち、シミ島へ着いたのが17時。

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自分たちの持ち家である別荘滞在の場合、何らかのトラブルがあった場合も想定して本当はもっと早めに着くのが理想です。

水道のシステムが改善されるまでは、貯水槽から家中に水を送るための電動ポンプがよく壊れるのが困りもので、「水が出るか否か」というのがとにかく不安でした。
今でも到着後まず第一に、何か異変がないかチェックと、電気・水道がちゃんと通ってるかの確認は欠かせません。そして、ざっと掃除をしてベッドメーキングをするという流れになっています。

去年も確か同じ到着時間だったものの、例年だとシーズン初めに来てもらってるハウスクリーニングを今年は頼んでなかったので、いつもより掃除が大変そう。しかもユーロバスケット開催中だったため、親戚のホテルのテレビで試合を見てくると言って夫は去っていきました……


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私も近所のミニマーケットへゴム手袋など買いに行ってしばしの現実逃避をしてから掃除開始。次女がダイニングをいつも通り綺麗に掃除してくれたのだけど、よく考えたらほんの数日の滞在のために下の階のキッチンやバスルームを掃除するのも馬鹿馬鹿しい。2階のバスルームはお湯が出ないけどまだ水シャワーでいける気候だったし、1階は冷蔵庫と洗濯機だけ使って、あとはケトルやカップを上に運んだらいいよねということに。洗濯機はその後事故に遭いお陀仏になるのですが、それはまた別の話。

そうこうしてるうちに夫が戻ってきたのでロフトからマットレスを下ろしてもらい、ベッドも整えたので食事に出かけました。


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初日はこんな感じなので近所の「ヨルゴスとマリアのタベルナ」へ行くのですが、洗礼式後の食事会だとかでいっぱいだったので、隣に新しくできた「カリ・ストラータ」というレストランへ行ってみました。


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以前カフェだったのが去年は空き店舗になっていたのだけど、この辺りではよく行ってた「ミロス」も「シロゴス」もなくなったので、またレストランの選択肢が増えたのは大歓迎。なかなかよい雰囲気で、お客もいっぱい入って賑わっていました。

メニューを見たところシーフードが多めの、カジュアルなモダンギリシャ料理。ロドス島でスブラキを食べてそれほどお腹がすいてなかったので、軽くつまめるものにしました。


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家族が頼むものっていつも大体同じで代わり映えがしないのですが……長女が好きなハルミチーズのグリル。


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大麦パンのラスクをサラダ仕立てにしたダコスも定番。元々はクレタ料理だけど、どこでも見かけるようになったので高確率で頼んでます。


2022.09.02m
せっかくのシーフードチャンスを逃したくない私は、この頃とても食べたい気分だったムール貝のワイン蒸しをひとり占め。身は小ぶりなんだけど、火入れも丁度よくおいしかったです。
ここはハウスワインもおいしかったですよ。白ワインは香りのよいモスホフィレロで、ムール貝との相性も最高でした。


2022.09.02n
食後にサービスで出されたデザートは、ココナッツ入りのレヴァニというケーキ。


2022.09.02o
食事よければすべてよし。移動や掃除の疲れも癒され、レストランに居ついている猫に見送られ帰路についたのでした。


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