ギリシャのごはん

ギリシャ料理のレシピと、ギリシャで私が作っているごはんの記録。

タグ:漬け物

すっかり載せそびれていました。
先々月の話になりますが、妹が遊びに来ることになったので、到着日の晩ごはんに……と作ってみた料理がこのロールキャベツでした。

2014.02.17 sarmades1
Σαρμάδες

ギリシャ風のロールキャベツと言っても、作る人や地方によってさまざま。もっともスタンダードなギリシャ風ロールキャベツ(ラハノドルマデス)と呼べるのは、米と生の挽き肉+玉ねぎや香草を捏ねたものをフィリングとし、卵レモンソースで仕上げたものでしょうか。その他、炒めた挽き肉を使うもの、肉なしで米と香草などを使ったものなどどれも美味しいです。

北ギリシャでももちろんこのタイプは作られるのですが、独特なのが漬け物のキャベツで巻く方法です。普通のキャベツで作るものよりシャープな味で、ロールキャベツが苦手な夫もこれなら辛うじて食べてくれます^^;

2014.02.17 sarmades2

その「漬け物ロールキャベツ」の中でもずっと作りたかったのがこのサルマデス(※)。挽き肉ではなくて細かく刻んだ豚肉を使うというのが興味を引き、手帳に書き留めてあったものです。

2014.03.13 sarmades memo

↑こんな汚いメモ

確かカストリア辺りのおばあちゃんが作っているのをTVで見たのですが、8年ほども前のことなので詳細の記憶は曖昧。私にありがちなことで、そのうち作ろうと思いつつもなかなか気が向かないのです。そんなわけでかなり適当なメモを元に、こんな感じだったかな〜?と考えつつ作ってみました。


2014.02.11 lahano1

妹が来るまであまり日がなかったので、慌ててキャベツを漬けます。
市場で小さめのキャベツを選んできたのですが、それでもまだ大きかったようで、入る容器がありません(汗)ジップロックは漏れて駄目だったので、とりあえず塩をして嵩を減らす作戦。

2014.02.11 lahano2

半日ほど置いたら、タッパーにすっぽり収まってくれました^^
キャベツが完全に浸かる量の水とレモン汁適量を加え、浮かばないようお皿で重石をして発酵が始まるまで常温放置(前にこのレシピで紹介していますが、ひよこ豆か麦粒を少量加えると発酵を助けます)。その後、腐らないように冷蔵庫で発酵させます。

2014.02.11 lahano3

いつもよりかなり短期間で作ってしまいましたが、まずまずの漬かり具合でしょうか。
漬け物のキャベツで料理する場合、キャベツの塩気が結構あるのでほとんどの場合塩を加える必要はありません。このロールキャベツもフィリングには全く塩を入れてませんが、少し塩気が強く仕上がってしまいました。それでも美味しくできたので、なかなか好評だったようです。

……で。作った時に分量などメモしてたのですが、さあレシピを書こう!と思ったらメモがどこにも見当たらず。捨てちゃったのかな〜
そんなわけで「こんなもんだったかな?」と思い出しながら書いたため普段よりさらに適当なレシピですが、興味のある方は追記をご覧ください^^


※北ギリシャではロールキャベツやドルマデスをサルマデスと呼ぶところが多いです。


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先月、妹がギリシャの我が家へ遊びに来ていました。
その時に作った料理や食べたものなども載せるつもりなのですが、まずはお土産に持ってきてくれた「すぐき」で作ったものなど……。

2014.03.03 barazushi

自家製の梅干しやらっきょう漬けと共に、市販のしば漬け(これは京都大原のものでないと味が違うのです)、その他漬け物類……こちらではなかなか食べられないものなので、とても嬉しいです。


2014.02.24 suguki

すぐき漬けは、上賀茂名産の京漬物。
実は私は子供の頃からお漬物がちょっと苦手で食べられるものが限られるのですが、しば漬けとすぐきは昔から大好き。食べられるお漬物が増えた今でも、やっぱりこの2つは特にお気に入りです。

このすぐきは知り合いルートから入手したものらしく、「今回はあまり出来がよくなかったみたい」とのこと。それはともかく常温での長旅に耐えられるものではないので、早めに食べた方がよさそう。


2014.03.02 suguki2

とりあえず、洗って刻み醤油と鰹節で味付けしました。
食べてみたら、やっぱり少し苦味が出てしまっていたので、もっと加工してみることに。


2014.03.02 suguki3

さらに細かく刻んで酒や醤油を足して炒ったものです。
そのままごはんにかけて食べてもいいですが、こうやって加工しておくと料理にいろいろ使えて便利。もちろん、味の変わってないお漬物ならそのまま食べるのが一番ですが。


2014.03.02 pasta

味付すぐきとじゃこのペペロンチーノ。
他には同じ組み合わせでチャーハンにしたり、肉と一緒に炒め物、クリームチーズと混ぜてパンに塗っても美味しかったし、一番上の写真のばら寿司にも。お寿司はひな祭りにいきなり思い立って作ったのですが、材料が少なくて質素ながらも一応形にはなってくれたかな?


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ブログネタ
ネットでお取り寄せできるグルメ商品 に参加中!
ブログに載せるのが遅くなりましたが、7月の里帰りの時に買ってきた辻しば漬本舗の「生しば漬(刻み)」「紅しょうが」「田舎梅干」です。

tsujishiba


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soupies me hortaかなり久し振りに、イカと青菜の煮込みを作ってみました。
前に載せたレシピでは、ほうれん草を使ってますが、今回はいろんな青菜やハーブ類を取り混ぜたもので。

フライドポテトは子供&夫用のおやつ。ギリシャでは、ポテトにオレガノが定番の組み合わせです。こんな風にフライドポテトにもよく振りかけてあるし、オレガノ味のポテトチップスは、もしかしたらスタンダードな塩味より人気かもしれません。シンプルながら、とっても美味しいんですよ。おすすめです。

horta青菜のミックスは、こんな感じで売られています。売り手や時期によって少し内容が変わりますが、今回入ってたのは、ケシ、フダンソウ、スイバ、セロリ、ディル、フェンネル、あとはカフカリスラというハーブや謎の野草でした。ちょっとディルが多すぎ、カフカリスラはもうちょっと入れといて欲しかったなぁ...という感じ。

「パイやイカに」と書かれてますが、これでリゾットを作ってみても美味しかったです。

suikaこんな料理の時も、〆はご飯だったりします。今日は、日本から持ってきた奥田しば漬け本舗の「すいか醤油漬け」と。

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