ギリシャのごはん

ギリシャ料理のレシピと、ギリシャで私が作っているごはんの記録。

タグ:献立

事情により1日遅れになりましたが、今年のイースターメニューです。

2022.04.25a

・豚肉の腸詰めクレフティコ
・豚肉とポテトのオーブン焼き
・ジャジキ
・ミニチーズパイ
・サラダ

あと、写ってないけど豚ロースのソテーと刻みサラダも。
伝統的な仔羊や仔山羊はパスして家族みんな食べられる豚肉料理にしたんですが、一般的なギリシャ人家庭だと、こういう豚肉料理はイースターには前菜ポジションです(笑)


2022.04.25b
私のメインは、去年作りたかったけどできなかった腸詰めクレフティコ。
昔、ソーセージのように腸詰めにしたタイプのクレフティコを出しているお店があって、それを思い出して作ってみたものです。



工程写真を撮り忘れたので、気になる方は前に作った時の記事をご覧ください。味つけは前と大体同じですが、チーズはケファログラヴィエラを使いました。

豚肉とポテトのオーブン焼きは、ガーリックとオレガノとレモンにマスタードの味つけ。チキンやラムでも同じように作りますが、このレモン味のポテトがおいしいんですよね。


2022.04.25c
チーズパイは、ベーキングマラソン状態でお菓子を焼きまくった余韻もあり、丁度材料があったので次女のために作りました。
以前イカロス出版から出させていただいた「ギリシャごはんに誘われてアテネへ」掲載のシミ島風チーズパイと同じものですが、普段うちで作る時は端のとじ方と上にごまを散らしてあるのが掲載レシピと違う点です。

※画像はAmazonリンクです。

みんなが大好きなチーズパイですが、シミ島風のは特に次女のお気に入りで、見た途端に目を輝かせてお皿を抱えるほど。


こんな感じで今年のイースターも無事に終了し、やれやれと今日はひと息ついています。イベントは好きじゃない、もう疲れたと言いつつも食べ物関連は結構頑張ってしまう食いしん坊の性よ……。
来年は久々にラム肉の料理を作ろうかな〜なんて、すでに考えているのだから懲りませんね。


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昨日はカサラ・デフテラ(クリーンマンデー)、復活祭に向けての断食期間のはじまりの日でした。

2022.03.07a
日本語にすると「清浄な月曜日」でしょうか。心身ともに清く、つつましやかな生活を心がけようというのが目的ですが、食事節制のルールでは血の出る魚以外のシーフードは食べていいことになっているのです。

そのため、シーフードを使った結構豪華なメニューを囲み、家族や親しい人たちで集まって過ごす場合が多いです。

この日に欠かせない食べ物は、まずラガナという平たくて大きなパン。ごまをまぶしてあって香ばしいです。元はイーストで発酵させたないパンだったそうですが、現代では普通のパン生地で作られます。

そして、タラマ(たらこのような魚卵のペースト)、ハルヴァ(サクサクホロホロした食感のごまペーストのヌガー)、オリーブやピクルス類、豆(特に白いんげんのスープ)など。

タラマはタラモサラタというディップにするのが定番ですが、本来カサラ・デフテラは油も摂らないのが正しいそうなので、厳しく節制するならペーストそのままをラガナにつけて食べます。

特に断食はしない我が家では、毎年(私が)シーフードをここぞとばかりに楽しむ日。前述の定番メニューに加え、シーフードを使った料理をひとつふたつ作っています。


今年のメニューです。

・ラガナ
・タラモサラタ
スコルダリァ
・自家製オリーブとハネムスカリ球根ピクルス
白いんげん豆のスープ
・甲いかのピラフィ
・アーティチョークとえびのデルビエ
・アーモンド入りハルヴァ(市販品)

買いに出かける方が面倒なので、ラガナも毎年手作り。いつもひとつだけ作って全然足りないので、今年は2つに増やしました。

スコルダリァ(ガーリックディップ)や豆スープはシーフードを食べない家族用。断食メニューじゃないですが、写真の料理以外にアーティチョークのリゾットも。

甲いかのピラフィ(ピラフ)は前にも載せましたが、今回は墨がちょっとしかなくて色が残念……。味はおいしかったです。アーティチョークの料理は次回に作り方を載せますね。

2022.03.07c
タラモサラタやスコルダリァなどディップ類にぴったりなラガナですが、ハルヴァと一緒に食べるのも好きです。


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イベント苦手だしやる気が出ないなぁ、今年はやめとこうかな……と思ったけど、とりあえず大きいお肉焼いといたらそれっぽいだろうというメニュー。

2021.12.25 christmas
それにしても、冬は日が短いので料理写真撮るの急がないとすぐ暗くなっちゃうんですよね。タイムリミット4時ぐらいなんですが、ちょっと過ぎてしまったらどんどん日が落ちて写真もブレがちに

今年のクリスマスメニューは、

2021.12.25 christmas1
・ローストポーク、メドラーのチャツネ添え
・タイムとレモンとガーリックのローストポテト
・カストリア風サルマデス
・ざくろと生ハムのグリーンサラダ
・イオス島のスコティリ(セイボリー入りの熟成ソフトチーズ)
・フリストプソモ
・メロマカロナ2種とクラビエデス


2021.12.25 christmas2
メインのローストポークは肩肉におろしにんにくをすり込んで、スパイスやハーブ入りの塩もすり込んで数日マリネしておいたもの。途中、メロマカロナを作った日にオレンジの汁と皮、ラキも加えました。当日は午前中から低温のオーブンで焼いただけ。

うちは夫が鶏を食べないし、次女も食べられる肉が限られます。ラムやローストビーフも駄目だし、結局いつもポーク。これも、次女はフライパン焼きの豚肉以外苦手なので嫌々食べるんですけどね。クリスマスイブは子供たちが大好きで私も食べたかったフライドチキンを山盛り作りました。

最初はお肉だけ焼くつもりだったけど、やっぱりポテトも要りますね。しっかり味つけされてても単調になりがちなローストには、味変にチャツネやチーズも。
チャツネはまだ記事を書きそびれてますが先月お友達に分けてもらったメドラーという果物で作ったもの。チーズも頂き物で、イオス島在住の友達がアテネへ来た時にくれたものです(いつも貰いっぱなしですみません!)。

もう一品のサルマデスは前の記事で書いたものですが、やっぱりクリスマスにも何か伝統的な煮込みが欲しかったので。

2021.12.25 christmas3
サラダはホリデーシーズンらしく、ざくろで華やかに仕上げ、長女が大好きな生ハムもトッピング。写真ではわかりにくいですが、ドレッシングもざくろで鮮やかな赤なんですよ。ざくろシロップはギリシャでも入手できますが、普通にスーパーで売ってるものではないのと、少量で作る自家製の方が鮮やかな色に仕上がるのでざくろを絞って煮詰めています。

2021.12.25 christmas4
フリストプソモはギリシャのクリスマスブレッド。スパイスが香る生地を丸く成形して十字のデコレーションとくるみを埋め込むのですが、配合などはさまざま。今年はごく普通のリーンな生地にして、くるみとドライフィグとギガンデス(白花豆)の甘納豆を入れました。やる気のなさが成形にも表れてますね一応念を押しておくと、ギリシャ人は甘納豆は入れませんよ。

2021.12.25 christmas5
お菓子はクラビエデスとメロマカロナ。本当は他のお菓子も作るつもりだったけど、バタバタしてたらできなかったのでごくベーシックなものだけ。あまり早く作ると食べ尽くされるので23日に作るんですが、それでもあっという間に減っていきますね。もちろん撮影用にはあらかじめ取り分けてあります


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自家製カヴルマスで作った料理を次に載せますね……と言いつつ、ほんの数日のつもりが2週間も経ってました。結局予定変更して、先に別の話です。

2021.08.14

この夏は家のことが忙しかったり、あと仕事もいろいろあって、いつになくバタバタしています。8月前半は40℃前後の猛暑でバテたり各地の山火事でちょっと気分が沈んでいたのも、なかなか更新ができなかった理由ですが。

日本はお盆休みがあるので急いで片付ける案件もあって大変だ〜!ってやってましたが、考えてみればギリシャもこの時期は似た感じなんですよ。

8月15日は、生神女就寝祭。聖母マリアが天に昇ったことを記念する日で、ギリシャ正教では重要な祭日のひとつです。日本のお盆休みの帰省や旅行ラッシュのような現象がこちらでも見られ(ギリシャの場合、休みが長いので早々に出発してる人も多いですが)、ニュースではピレウス港の混雑や国道の渋滞の様子などが毎年流れています。

2021.08.14 laiki
14日、土曜の青空市場の様子はこんな感じ。ここ1、2週間はやっぱりお休みしているお店が多く、市場は普段の1/3〜半分ぐらいでしょうか。うちの辺りの肉屋や魚屋といったお店はほとんど全部閉まっています。野菜もあまりいいのが買えなかったりで、仕事に影響が……


2021.08.11
そんなわけで苦労しながらも、CLASS101の動画撮影を必死で進めています。



上の写真は、最初のチャプターの3品。ベーシックなものですが、しっかりコツをお伝えできるといいなぁ。

昨日は買い物のあと、サラダの作り方だけ1本撮影。
晩ごはん(トップ写真)は毎週土曜定番の豚肉料理なんですが、今回はスキレットでギロス風豚肉炒めにしました。ギロスって重ねて焼いたお肉を削ぎ切りにするから、最初からスライスしたのを炒めるとやっぱり違うんですけどね。スーパーのお肉コーナーで売ってる「ギロス」も炒めるタイプなので、まあこれはこれでいいのかもしれません。
あとはジャジキとピタパン、撮影に使ったサラダの残り。
もう暗くなってきていたので、まだ光がちょっと差し込んでたキッチンの作業台で撮りました。夏の暑さにはうんざりだけど、空気に秋の気配を感じたり、日が短くなってくるのはほんのり寂しくなりますね。
 
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何気に始まっていたカーニバルシーズンも2週目で本来なら盛り上がっているところですが、今年はお察しの通り……。本当に、食べるくらいしか楽しみがないですね。

2021.03.04 tsiknopempti
カーニバルというと日本ではあまりなじみがないかもしれませんが、復活祭前にある長い断食期間の準備期間的なものでしょうか。動物性の食品が禁じられたりの節制生活(全ての人が実践するわけではないですが)に入る前に、お祭り騒ぎを楽しみます。

カーニバル2週目肉週間の木曜日はチクノペンプティと呼ばれる日。チクナ=肉を焼いた時の煙の匂いの意味で、この日は全国的にバーベキューが定番料理です。肉料理専門店も大賑わいになるのですが、去年から飲食店はずっとデリバリーやテイクアウトのみ。大人数で集まることもできないので、今年はひっそりとしたチクノペンプティでした。

イベントにあまり興味のない我が家ですが、行事関連の食べ物は一応押さえておくのでスブラキディナーにしました。

2021.03.04 tsiknopempti1

・スブラキ(チキンとポーク)
・フライドポテト
・ジャジキ
・グリーンサラダ
・オニオンスライス、トマト
・ティロカフテリ(辛いフェタチーズディップ)
・ギリシャ七味


肉焼いて野菜やジャジキと一緒に食べるのは毎週土曜のメニューと変わりないのですが、普段はめんどくさくてやらないスブラキ(串焼き)にして目先を変えています。スブラキは近所の店でテイクアウトするか、もしくは生のも肉屋やスーパーにあるのですが、私たちの好みにあわせて自作しました。
豚肉は脂や筋のない部位(これは夫と次女用。私は普通に脂のあるのが好き)、鶏肉は市販スブラキだと皮なしなので、骨付きもも肉を買ってきて捌いて作りました。ちなみに鶏もも1本で2串できます。

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「ギリシャ七味」も久々に登場。これはもちろんギリシャにそういうのがあるわけではなく、日本の七味唐辛子をギリシャの素材に置き換えて作ってみたオリジナルです。




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私のチキンスブラキプレートです。肉自体はシンプルな味つけだけど、レモンを絞って付けあわせと一緒に食べるとやけにおいしいんですよね。写ってませんが、パンとワイン(レチーナ)も進みました。


ギリシャのごはん (うちで楽しむ、とっておきレシピ65)
去年発売されたレシピ本「ギリシャのごはん」にはおうちでスブラキパーティーを楽しめるメニューも載せてますので、こちらも手に取っていただけると嬉しいです。


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