ギリシャのごはん

ギリシャ料理のレシピと、ギリシャで私が作っているごはんの記録。

タグ:献立

先週の金曜までうちに滞在していた妹の、帰国前の食事。

2009.03.06 lunch

・タラモケフテデス
・莢ごとそら豆の煮込み
・トマト(塩だけで)
・赤ピーマンローストのオイル漬け
・アーティチョークのオイル漬け
・自家製グリーンオリーブとムスカリピクルス


昼過ぎに家を出なければいけなかったので、ありあわせのもので簡単に。今回のギリシャ滞在最後の晩ごはんはレストランでお腹いっぱい食べたので、まあこんなもので許してもらうことにしました^^;

タラモケフテデスは聖灰月曜日のタラモサラタ用に買ったタラマが半分残っていたので。添えてあるミントは飾りだけでなく、一緒に食べても美味しいです。
食べたい物のリクエストを聞いたら「野菜」と答えた妹には、日本ではあまり入手が容易でないアーティチョークや根セロリの料理なども食べてもらったんですが、今が旬の若いそら豆も外せませんよね。これも、とっても気に入ってくれたようです。

あとは、作り置きのオイル漬けやピクルスなど...。本当はもっと食べたいもの・食べさせたいものがいろいろあったけど、何しろ10日ほどの滞在では全てを盛り込めず残念でした。でも、ちょっと心残りなぐらいが次回の滞在の楽しみになっていいかも?また早目に遊びに来てもらえるように、ギリシャの美味しいものをいろいろアップする予定です。


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最近、アボカドが安いのでよく買ってます。

2009.02.10 avocado dip

ここ10年ぐらいの間でしょうか、国産のアボカドやバナナをよく見かけるようになったのが嬉しいです。ギリシャではクレタ島で栽培されているんですが(注)、やっぱり遠くの国から運ばれてきたのよりも近くで採れたものがいいですよね。輸入もののアボカドはガチガチに硬い状態で売られているものが上手く熟さずにそのまま傷んでしまったり、上は柔らかいから熟しているのかと思いきや、下は硬いまま...なんてことが多かったのだけど、国産のなら2、3日でいい具合に柔らかくなります。

そんなわけでギリシャの家庭にも結構浸透してきていると思われるアボカドですが、やっぱりサラダに入れたりディップにするのが一般的なような?
ちょっと見た限りでは、こちらではディップにする場合はフードプロセッサーでガーッとやってしまう人が多い気がするのだけど、私はごく軽く潰したのが好きです。今回は沢山焼いておいた青唐辛子があったので、いつもの生唐辛子の代わりに使ってみました。
ちょっとギリシャ風(レモンとオリーブオイルなので^^)なアボカドディップの作り方は、↓覚え書きとして簡単に書いておきますね。

注:アテネの辺りでもその辺に植えられてるアボカドやバナナに実が生ってたりしますが、店で見かけるのはクレタ産です。


アボカドとローストペッパーのディップ
唐辛子は皮が焦げるまでローストし、しばらく蒸らした後に皮と種を除いて刻む。赤玉ねぎは微塵切りにし、辛味が強ければ塩をして少し置き、すすいでから絞る。
アボカドは皮を剥いて小さめに切る(半分に切ってスプーンでくりぬいてもOK)。唐辛子と赤玉ねぎを加え、塩、レモン汁、オリーブオイル少々で味を調えつつ軽く潰し混ぜる。よく熟したアボカドなら、混ぜていくうちにいい感じに潰れます。
※お好みでハーブを加えても。うちではコリアンダーかディルを入れることが多いです。


ちなみに、その日の献立はこんな感じでした。
2009.02.10 lunch

・ポロ葱のミートボール風(プラソケフテデス)
揚げシコイワシのマリネ(ガヴロス・サボロ)
・アボカドとローストペッパーのディップ
・サラダ(ロメインレタス、キャベツ、ニンジン、トマト、葱、ディル、ケイパー)
・赤ピーマンロースト(これは娘用)


プラソケフテデスのレシピは次回に載せますので、もう少しお待ち下さいね。

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2月4日の昼ごはん。

最近は娘が幼稚園から戻った後に、遅めの昼食をしっかりと摂ることが多いです。これがメインの食事で、朝食、昼頃のスナック、夕食は軽く...という感じ。

2009.02.04 lunch

・揚げバルブーニャ
ギリシャ風ミニハンバーグ(ビフテカキァ)
そら豆のトウモロコシ粉まぶし焼き
・ガーリック風味のヨーグルトソース
・ルッコラとトマトのサラダ
青唐辛子グリルとフェタチーズ

上記メニューに加え、子供用の前菜に(食事の用意ができるまで凌いでもらう為とも言う^^;)生野菜と茹で野菜の盛り合わせ。


今回の魚料理は子供の為というより私が食べたかったもの。かなり久し振りにバルブーニャを買ってみました。これ、ギリシャではとてもポピュラーな魚なんですが、ヒメジの一種(Mullus barbatus又はMullus surmuletus)だそうです。美味しいのだけど結構小骨があるのと値段が高めなのが難点。なので、普段うちで調理するのは手頃な値段で小骨も少ない種類の魚がほとんどです。

バルブーニャの定番かつ最もポピュラーな調理法は小麦粉をまぶして揚げただけのもの。こういうシンプルなのがやっぱり美味しいです。

あとの料理は...
魚だけだと足りないので子供用にギリシャ風ハンバーグ。とろ〜りチーズが好きな長女の分はチーズをトッピングしました♪

若い鞘ごとそら豆の料理はトルコのyukacanさんのブログから。去年はシーズン逃がしちゃって試せなかったのだけど、執念深く覚えていたんです(笑)
こういう料理とヨーグルトソースの相性は抜群ですねとっても美味しかったです。
そうそう、トウモロコシ粉まぶしの野菜料理はギリシャにもあるんですよ。トウモロコシ粉が沢山あるので、これも久々に作ってみたいです。

2009.02.04 breadピザを作ったついでに1個だけ焼いたパン。


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1月20日の昼ごはん。
2009.01.20 lunch

・チプラ(鯛の一種)のグリル
レゴサラタ(燻製ニシンのディップ)
ホルタ&茹でじゃがいも
・青唐辛子のグリル


うちの次女は大の魚好き。毎日あまりに「おさかな、ごはん」とうるさいので、週に2回ぐらいは魚のメニューにしてます。本当はもっと頻繁に食べさせてあげたいのだけど、ギリシャは全体的に魚が高いので

そんなわけで青空市場の日は魚メニューにすることが多いんですが、実はこの日はちょっとしたアクシデントが...いつものようにオーブンで魚をグリルしてたら、片面が焼けた頃に電熱線が息絶えてしまいました
仕方ないので魚は急遽、サイズの合わないフライパンに移して無理矢理焼き上げたんですが。今まで何度も「壊れたか?!」と思われつつも何とか持ちこたえてきた年代物のクッカー&オーブン、今回はついにお別れすることになりそうです...。

この日のサイドディッシュは、前回改良レシピを紹介したレゴサラタ、茹でたホルタ(青菜)とじゃがいも、そしてグリルが壊れる前に焼くことができた青唐辛子です。
青唐辛子は少し焦げ目が付くぐらいに焼き、仕上げに刻んだニンニクとオリーブオイル&ビネガー(今回はカラマタバルサミコ)、塩をかけてあります。ちなみに魚に添えてあるのはラドレモノ(ラゾレモノ)ソース。ただ単にレモン汁、塩、オリーブオイルを攪拌しただけのものなんですが、ギリシャではよく登場する基本のドレッシングです。

2009.01.21 taisoumen

魚は二尾買ってあって、昼に焼かなかった分は夫用&次女が翌日も食べるつもりだったんですが、グリル故障の為に予定変更。夫用には半身をフィレにしてフライパン焼きに、残りの尾頭付きのは煮付けにして鯛そうめんを作りました。

この鯛そうめん、実家ではお祭りの時などに登場していた懐かしいメニューです。固茹でにしたそうめんを、鯛の煮汁でさっと煮ただけのもの。汁気がほとんど無いので早く食べないとくっついてきてしまうので、バサッと盛っただけの写真ですみませんちゃんと盛り付けようとしたところで、綺麗に出来るわけでもないですが^^;
あ、身に切り目を入れればよかったなぁ。小さい鍋に無理矢理押し込んだりしてたら、焦ってそこまで気が回りませんでした。


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2008年は沢山の方が訪れて下さり、ありがとうございました!

私が外国人であることを除いても、典型的なギリシャの家庭とはちょっと違う我が家。そんな家庭のキッチンから飛び出す料理達は、時には伝統的なギリシャ料理、またある時には各国料理やオリジナルのモダンギリシャ料理だったりもするのですが...今年も引き続き、お付き合い頂けると嬉しいです。

さて、そんなsalahi家の大晦日ディナーはこんな感じでした。

2008.12.31 dinner


うちのベジタブルカネロニ
・新年のグリーンサラダ・ホワイトバルサミコドレッシング


夫が夜遅くまで仕事だったので、比較的軽いメニューにしました。このカネロニのソースは生クリームなのですが、それでもあまりヘビーにならず軽い感じです。
何故メインをカネロニにしようと思ったかと言うと、夫が家族と過していたクリスマスや新年の食卓には、よくカネロニが登場していたと聞いたのを思い出したから。一応、夫の実家の伝統(?)も踏まえているわけです^^

付け合わせのサラダはごくシンプルなものですが、ザクロが新年気分です。
ザクロの粒をホワイトバルサミコに数時間〜1日ほど浸しておき、それをドレッシングに使いました。ザクロは一旦漉して、あとでトッピングとして散らしたんだけど、バルサミコに浸かった状態でそのままドレッシングを作ってもいいかと思います。ちなみにドレッシングはザクロを漬けておいたホワイトバルサミコに、塩・胡椒・オリーブオイルを加えただけです。ちょっと手間はかかりますが、もっと見た目が華やかでザクロの風味も主張しているサラダがお好みの方はこちらのレシピをどうぞ。

私と子供達は早い時間にも軽く食事を摂っていたんですが、家族揃って食卓についたのはカウントダウン寸前。今年はテレビもつけてなかったので、年明けの合図はアテネのあちこちで一斉に揚がる花火です。ドン!と大きな音が響くと共に、食事は中断してみんなでベランダに出ました。

食事のあとは、恒例のヴァシロピタ(バシロピタ)。
2008.12.31 vasilopita

新年にヴァシロピタを食べるのはギリシャ全土で行われる習慣ですが、一口にヴァシロピタと言っても種類はさまざま。ケーキや甘いパンだったり、はたまた惣菜パイのようなものだったり...地方や家庭によっていろいろです。

うちは今年はやめとこうかな?とも思ったのだけど、娘の強い要望に応えて、大晦日の午後に急いで作りました。今回のは、パウダー状にした胡桃をたっぷり入れたケーキのヴァシロピタ。義母がたまに買ってきてくれるパン屋のヴァシロピタが胡桃ケーキなんですが、私が作ったのはそれよりもしっとりとした食感に仕上がりました。

市販のものを見た限り、ケーキタイプのヴァシロピタのスタンダードなデコレーションは粉砂糖にシナモンパウダーのようなので、うちでもそれを採用。でも、かなり地味な感じですねもうちょっと飾りをつければよかったかも?

デコレーションの仕方は、まず冷ましたケーキに粉砂糖をたっぷりふりかけ、数字の形に切り抜いておいた紙をのせてシナモンパウダーをふる。文章にするとすごく簡単なようだけど、これに一番手間取りました^^;
パウダーの上にパウダーは難しい...次回はやっぱりチュレキ(甘いパン)のヴァシロピタにしようかと密かに思っていたのですが、胡桃ケーキに粉砂糖&シナモンの組み合わせが大好評だったので、これからも毎回この作業をする羽目になりそうです

この胡桃ケーキのレシピは、今度焼き時間などをちゃんと計ってから書きますので、もうちょっとお待ち下さいね。

おっと、忘れるところでした!
ヴァシロピタにはコインが入っているのが特徴なんですが、今回それを当てたラッキーな人は次女でした^^
「絶対、9のところにあるはずや!」と勇んで取った長女は残念〜。また来年、頑張りましょう(笑)


↓おまけ。
2008.12.31 nishinsoba日本人だから、やっぱりこれも外せません!
早い時間に食べた年越し蕎麦、今回は実家から送ってもらった「にしん蕎麦」でした


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