ギリシャのごはん

ギリシャ料理のレシピと、ギリシャで私が作っているごはんの記録。

タグ:発酵キャベツ

クリスマス辺りにサルマデス(ロールキャベツ)を作ろうと思って漬けてあったキャベツ、タイミングを逃し続けてたらちょっと忘れそうになってました。

2025.02.12 sarmades
ギリシャの普通のロールキャベツが好きではなく、特に卵レモンソースで仕上げたものは絶対に手をつけない夫。発酵キャベツ(キャベツのお漬物)で作る北ギリシャ風のや焼きロールキャベツなら結構喜んで食べるので、我が家で登場するのはこのタイプが多いです。
ちなみにギリシャ語でロールキャベツは全国的にはラハノドルマデスですが、北ギリシャではサルマデスと呼ばれることが多いです。


2025.02.12 sarmades1
中身は米と、肉入りの場合は生のひき肉だねで作る場合もあるけど、うちは豚ひき肉または細かく刻んだ豚肉を炒めて入れています。玉ねぎのみじん切りもたっぷり加えて炒め、米とミントとパセリを加え、パプリカ、こしょう、塩で味つけしたシンプルなフィリング。キャベツに塩気があるので、フィリングに加える塩はかなり控えめにします(塩気強めのお漬物だったら、塩なしでもいいぐらい)。


2025.02.12 sarmades2
少しかぶるくらいの水を加えバターを散らし、耐熱のお皿など、ある程度重さのある落し蓋をします。さらに蓋をして弱めの火加減で40分〜1時間くらいコトコト煮てできあがり。普通のキャベツに比べ、発酵キャベツの方がやわらかくなりにくい気がします。


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この冬も何度か作ってるロールキャベツ。私が作るのは大体いつもギリシャ風です。

2023.01.13 sarmades
中でもお気に入りのひとつが、北ギリシャでよく食べられる、キャベツの漬物(アルミァ)で巻いたタイプです。ちなみにギリシャ語でロールキャベツはラハノドルマデスですが、北ギリシャではサルマデスと呼ばれることが多いようです。


2023.01.13 sarmades1
年末に仕込んでおいたキャベツ。もっと置いてもいいけど、冷蔵庫のスペースも限られるので、そろそろ使ってしまいたい。



今回フィリングの写真を撮り忘れましたが、上記リンクの記事にあるのと同じで、細かく刻んだ豚肉を炒めて米などとあわせます。

2023.01.13 sarmades2
葉を大きさによって半分〜4つぐらいに切り、フィリングをのせて包んでいきます。生のひき肉を使ったフィリングより少し扱いにくいけど、しっかり目に巻き、おにぎりのようにギュッと握って形をととのえるのがコツ。こうやって巻いたものを鍋に隙間なく並べ、耐熱の皿など少し重さのある落し蓋をのせて煮込みます。


2023.01.13 sarmades3
できあがりに、お好みでホットパプリカか普通のパプリカを少しかけるのもおすすめです。フィリングに肉は少ししか入れてないですが、発酵キャベツのおかげで旨味がたっぷり。


2023.01.13 sarmades4
いつもはソースなしで作るけど、今回は煮汁を途中で取り分けてアヴゴレモノソースも作ってみました。これは長女に。どちらもおいしいですが、個人的にはアヴゴレモノソースにはアルミァじゃなく普通のキャベツ+炒めてないひき肉フィリングのが好きです。


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