ギリシャのごはん

ギリシャ料理のレシピと、ギリシャで私が作っているごはんの記録。

タグ:肉料理

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keftedakia with fresh garlic

前回予告した、葉ニンニク入りのケフテダキァ(ミートボール)です。

ただ単に、普通のミートボールに葉ニンニクの微塵切りを加えただけですが、そのミートボールの味付けも気分によって毎回違ったりします。トマトやチーズを入れたり、いろいろなハーブで変化をつけたり、クミンでちょっとスパイシーにしたり...。今回は比較的シンプルな味付けですが、パンをワインに浸して加えてあります。

もちろん葉ニンニク無しでも美味しくできるので、是非お試し下さい。

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soutzoukakia
Σουτζουκάκια της θείας

スミルナ風ソーセージとも呼ばれる料理、スズカキァ(表記いろいろですが、スズカキア、スズカキャとも。現地の発音ではスジュカーキャという感じ)です。と言っても、あまりソーセージっぽくはないですね。ちょっとスパイシーなミートボールです。

これってクミンが入ってるのが特徴なのですが、うちの叔母さんのはクミン無しでチーズなどが入ってました。また、本来は玉ねぎは入れずに作るそう。私はクミンもチーズも入れ、あればワインも加えることが多いです。細長く成形したミートボールの表面を焼き固め、シナモンなどで風味を付けたトマトソースで少し煮込んだら出来上がり。

一緒に食べるのはプレーンなライス、マッシュポテト、フライドポテトなどですが、日本の米だとバターライスにするといいかも。パスタにかけても美味しいですよ。

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あけましておめでとうございます!

2006.12.31 dinner

全く普段の食事と変わらないんですが、年越しディナーはこんな感じでした。年越し蕎麦は私と娘だけで早い時間に食べ、家族揃っての夕食も別メニューですが、一応お祝いということで皆の好きなものを。夫用にはギリシャ風のシンプルなポークソテー、私と娘はぴかままさんレシピのザンギ、あとは山盛りのフライドポテトとキャベツサラダです。

ポークソテーの味付けはスブラキと同じような感じですが、脂身の苦手な夫の為にフィレ肉を使用。厚めに切ったのを叩いて少し薄くしています。塩・胡椒・ニンニクすりおろし(これはお好みで)をすり込んで、冷蔵庫で半日ぐらい放置。熱したフライパンにオリーブオイルをひいて手早く焼き、仕上げにオレガノを振ってレモンを添えて完成です。
オイル・レモン・オレガノも加えてマリネしてもいいんですが、後で加える方が何となく好きでそうしています。これは夫にも大好評。付け合わせを油控え目のものに変えれば、とってもヘルシーなメニューにもなるのでおすすめです。

私と娘用のザンギは胸肉を骨ごとぶつ切りにして作りました。ぴかままさんのレシピはこちら。実家の唐揚げの作り方と似てますが、ニンニクや胡椒たっぷりな点が違います。とっても美味しかったので、またすぐに作ってしまいそう。ぴかままさん、ごちそうさまでした!

torta with limoncello cream

夕食の後片付けが終わる頃に、新年を祝う花火が上がり始めました。娘はベランダへ出て行ったものの、やっぱりあの大音響が怖かったらしく、すぐに部屋に戻ってました^_^;

花火の後は娘お待ち兼ねのプレゼント開封とヴァシロピタです。
ヴァシロピタは甘いパンだったり、少し乾いた感じのケーキだったりするんですが、今回はイタリア在住のerikoさんのレシピでリモンチェッロクリームのトルタにしてみました。アップされた時からずっと気になってたこのレシピ、クリスマスに義母から頂いたリモンチェッロでやっと作ることができました。
デコレーションも粉砂糖を振っただけで、どこがヴァシロピタ?って感じなんですけど、コインが入ってるから良しとしましょう。私の取り分に、コイン発見!今年はいい事あるかな?

材料を量り間違ったのか、少し硬めの仕上がりになったんですが、味はバッチリ。家族にも好評で、すぐになくなってしまいました。erikoさん、ごちそうさまでした!とっても美味しかったです。

zouni

日本でお餅を買ってくるの忘れたから、今年はお雑煮が作れないや...と思ってたら、冷凍庫の片隅に1個だけ発見。元旦の一人朝ご飯に作ってみました。
私の実家のお雑煮は呆れられるほど簡素なもので、京都らしく白味噌仕立てなんですが、具は全く無し。焼いた餅と、上に振りかけるかつおぶしのみです。写真で見ると、何だかよくわかりませんね。一応は具入りも試したりしてたんですが、やはりいつの間にか具無しに戻っているのです^_^;

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クリスマス用に豚料理を載せようと思ってたのに、例によってアップが遅れてしまいました。

hirino me lahano toursi
Χοιρινό με λάχανο τουρσί

ギリシャの伝統的なクリスマス料理には豚を使ったものが多いです。田舎の方では各家庭で飼ってる豚をクリスマス前に〆て料理するわけですが、内臓料理なんかはともかく、こんな煮込みは日本でも簡単に作ることが出来ておすすめです。クリスマスに限らず寒い時期にはよく食卓に上る煮込み料理、他にもいろいろ紹介してますのでお試し下さい(ギリシャ料理レシピ一覧はこちらからどうぞ)。

さて、これに使うキャベツの漬け物ですが、私はいつも自家製のを使っています。でも今年漬けたのは使ってしまった為、今回は市販のザワークラウトで。結果はと言うと、自家製の物よりかなり酸味が強く、味の深みも自家製漬け物には劣るような...でも家族には好評で、子供もパクパク食べてくれました^_^

※今回初登場のこの器は、里帰りの時に「猫町」のご主人に頂いたものです。Kさん、ありがとうございました!

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野菜に肉や米、又はその他のフィリングを詰めた料理はギリシャでもポピュラーですが、最もよく作られるのがトマトとピーマン、その次がズッキーニではないでしょうか。

stuffed zucchini
Κολοκυθάκια γεμιστά αυγολέμονο

我が家で一番人気なのはズッキーニですが、何か詰めて下さいと言わんばかりの姿をしたピーマンや、スプーンで簡単にくり抜けてしまえるトマトと違って、ちょっと手間がかかるんですよね。でも、頑張って作った甲斐のある美味しさです。

ズッキーニのくり抜き方は筒状にくり抜く方法縦半分に切ったのをボート型にくり抜く方法がありますが、この文化圏はギリシャ辺りで分かれるのではないかと思います。いろんなレシピを見た限りでは、ギリシャより東のトルコや中東諸国では筒状、西のイタリアやフランスなどではボート型にされることが多いようです。

そう言えば、こんな話がありました。スペインからシリアのアレッポに移り住んだユダヤ人は地元民からmedias(半分という意味)と呼ばれていた……という話で、何故そのように呼ばれてたかというと、そのユダヤ人達はほとんどアラブ化していたにも関わらず、スタッフドベジタブルを作る時は野菜を半分に切って使っていたとか。


gadget for hollowing zucchini

でも、このくり抜き器……イタリア製なんですよね。イタリアでも筒状ズッキーニにする地方があるんでしょうか?
くり抜く時のコツは「とにかく、焦らないこと」。一度に沢山中身を抜こうとしないで、少しずつ、少しずつ……最初は何度かくり抜き器をプスプスと刺して取り掛かりを作り、徐々に内側をこそげていきます。ズッキーニを持つ方の手は、しっかり包み込むようにして割れないように。でも少しぐらい割れてしまっても大丈夫。気にせず使えます。

さて、今回紹介するのは鍋で煮込んだタイプ。フィリングは生の挽き肉と米を合わせたもので、アヴゴレモノソースで仕上げます。実は私は元々このタイプのは作ってなくて、トマトやピーマンと一緒にオーブンで焼く方法でした。叔母さんの作り方に習ってそうなったんですが、ギリシャではトマトやピーマンのはオーブンで焼くけど、ズッキーニのは煮込む作り方が多いようです。

夏に向けて、我が家の食卓にスタッフドベジタブルの登場回数も増えそうです。いろんなバリエーションも、また今度紹介しますね。

【参考文献】
The Book of Jewish Food: An Odyssey from Samarkand and Vilna to the Present Day
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