ギリシャのごはん

ギリシャ料理のレシピと、ギリシャで私が作っているごはんの記録。

タグ:肉料理

ブログネタ
簡単!ギリシャ料理レシピ に参加中!
前回載せた挽肉のケバブはそのまま食べてももちろん美味しいですが、ヤウルトゥルーにするのがお気に入りです。

2011.05.03 yaourtlou kebab
Γιαουρτλού κεμπάπ

作り方はとても簡単♪

ヨーグルトケバブ(ヤウルトゥルー・ケバブ)

1)焼いたギリシャ風ピタパンを食べやすい大きさに切り、皿にのせる。

2)その上に焼いたケバブ、プレーンヨーグルト(クリーミーになる程度に水切りしたもの)、シンプルなトマトソースを重ねる。写真のようにソース類をケバブの上にかけても、ケバブを一番上に盛ってもどちらでもいいです。

3)お好みで、バターに唐辛子パウダーを加え熱したものをかけるとさらに美味しいです。

※日本ではギリシャ風のピタパンは手作りするのが手間ですが、前もって作り冷凍保存できるので時間のある時にでも用意しておくと楽です。



そして、余ったケバブでもう一品。

2011.05.05 mini kebab with yogurt
Κεμπαπάκια με γιαούρτι στο φούρνο

ヨーグルトを回しかけてオーブン焼きにしてみました。
この料理はラムやチキンなどの塊肉で作ることが多く、挽き肉系だとケフテデス(ミートボール)で作ったりもします。
シンプルなヨーグルトのソースで仕上げる為、しっかり味の付いた肉の方が断然美味しいのでケバブヴァージョンはとってもおすすめ。

今回は半端に余ったタネをミニケバブ(ケババキャ)にして焼いておいた残り物でちょこっと作ったおつまみサイズですが、残り物アレンジではなく最初からこれを作りたいほどのお気に入りです。

ミニケバブのヨーグルト焼き(ケババキャ・メ・ヤウルティ・スト・フルノ)

1)ケバブは普通に成型して焼く(特にメゼとして出すならミニサイズで)。最初から耐熱容器に入れオーブン焼きにしても、グリルやフライパンで焼いたものでも。

2)ヨーグルトソースを作る。水切りヨーグルトに溶き卵を加え、なめらかになるまで混ぜ合わせる。割合は水切りヨーグルト1カップに対し卵1個ぐらい。

3)耐熱容器に入れて焼いた場合はそのままヨーグルトソースを回しかける。その他の場合は焼いたケバブを耐熱容器に入れ、ヨーグルトソースを回しかける。

4)200度のオーブンに入れ、ヨーグルトが固まり色づくまで焼く。

※ヨーグルトソースの卵の割合を控えめにしたい時は小麦粉を適量入れたりしています。卵も小麦粉も入れないとヨーグルトが分離するので注意。


ギリシャごはん普及活動に、ご協力お願いします
人気blogランキングへ
にほんブログ村 料理ブログ 各国料理(レシピ)へ


にほんブログ村 トラコミュ ギリシャ料理へ
ギリシャ料理

ブログネタ
簡単!ギリシャ料理レシピ に参加中!
ケバブと一口に言ってもいろんな種類がありますが、ギリシャで一般的に「ケバブ」と呼ぶものは挽肉にスパイシーな味付けをして細長く成型したものです。

2011.04.17 kebab

主にコンスタンティノープル(現イスタンブル)やスミルナ(現イズミール)などトルコから引き揚げてきた人々がギリシャへ伝えたのでしょうね。プシスタリア(スブラキなど焼いた肉専門の店)では結構よく見るメニューだし、肉屋でも自家製のが生の状態で売られていたりします。

この挽肉のケバブにも作り方のバリエーションはあるものの、重曹を加えることにより少し弾力のあるプリッとした食感に仕上げたものが多いように思います。実は私、肉と重曹を合わせた時の匂いがちょっと苦手なんですが……ケバブの時は我慢。焼けば気にならなくなりますので^^;
ちなみに重曹はギリシャ風ミートボール(ケフテス、ケフテダキ)にも加える場合がありますが、我が家では家族の好みに合わせてミートボールはつなぎが少し多目でふんわり柔らかいタイプ、ケバブは肉々しいプリッとしたタイプと作り分けています。


2011.04.28 kebab pita

そのまま食べてもピタサンドなどにアレンジしても美味しいケバブ。簡単なので是非お試し下さい♪


ギリシャごはん普及活動に、ご協力お願いします
人気blogランキングへ
にほんブログ村 料理ブログ 各国料理(レシピ)へ


続きを読む

すでにカーニバルシーズンに入っているギリシャ。
大盛り上がりになるのはもう少し先ですが、あちこちの店で仮装用のコスチュームやグッズが売られてたりカーニバル仕様の飾り付けがされてたり、何となくわくわくする時期です。

2011.02.24 tsiknopempti

食べ物関連では、長期間の肉断ちを前に心ゆくまで肉を食べる日であるチクノペンプティ(肉を焼く匂いの木曜日)がピークでしょうか。
移動祝日であるパスハ(復活祭)に合わせてそれ関連の行事も毎年日程が変わるのですが、今年のチクノペンプティは昨日24日でした。

肉を焼く匂いの……とあるように、この日は特に焼いた肉を食べるのが慣わし。気持ち的には肉の焼ける煙で街中を満たすほどの勢いで焼きまくり食べまくります(笑)

この日は肉専門のレストランが大賑わいですが、街中どこにでもあるスブラキ屋でテイクアウトしたり自宅で調理したりするのもスタンダードで、近所の肉屋ではいろんな部位の肉やケバブなどを買っている人の姿も多く見られました。

うちはと言うと、最近肉モードだったのも手伝いちょっと張り切ってしまいました♪
今回はスパロブリゾーラ(肩ロース?)、ケバブ、あと子供用に作ったケフテダキャの3種。あくまでも肉が主役なので、あとはシンプルにジャジキとフェタとオリーブ抜きのホリアティキサラダ、山盛りのギリシャ風ピタパンのみです。

肉の味付けにはいつも通り塩・胡椒・おろしニンニク・オレガノを揉み込んだだけ。気分であれこれ加えたりアレンジもしますが、レモンすら入れないシンプルなのが一番好きかも?前日に味付けして寝かせておくと美味しいです。

ケバブはプリプリッとした食感に仕上げたもので、こちらもシンプルな味付けながら美味しいです。そのうちレシピを書こうと思いつつ、なかなか気が向かないのですが、今回も適当に作ったので計量せず……一応は、今年の課題とすることにします。

ミートボール以外はオーブンのグリルで焼いたので、文字通り肉の焼ける匂いと煙に包まれた我が家でした^^


ギリシャごはん普及活動に、ご協力お願いします
人気blogランキングへ
にほんブログ村 料理ブログ 各国料理(レシピ)へ

ブログネタ
簡単!ギリシャ料理レシピ に参加中!
この間から熱波第一弾に見舞われたギリシャ。一昨日はなんと午後のピーク時に気温が43度まで上がったそう。
ひたすらダラーッとしていたい気分なんですが、夏バテ予防にレバーの料理でスタミナつけてみました♪

2010.06.17 albanian liver
Συκώτι Αρβανίτικο

“アルバニア風レバー”と言うとトルコの料理として知られていますが(アルバニア料理なのか、アルバニア風というトルコ料理なのかは???)、ギリシャでもコンスタンティノープル料理(現在のイスタンブル)のレストランなどでよく見かけるメニューです。

基本的にはラムか牛のレバーを小さく切って小麦粉をまぶし、カラッと揚げるか揚げ焼きにしたもので、シンプルな味ながらも付け合せのオニオンとのコンビネーションが最高。ビールやラキ(蒸留酒)が進みます
普通はオニオンスライスが添えられているところを、この間行ったレストランでは小口切りにした葱が山盛り付いてきて、これもいいな〜と採用してみました^^
ギリシャの玉ねぎって結構辛味が強いことも多いので、私は葱の方がマイルドで好きかも?葱の部分にレモンをたっぷり絞って食べると美味しいです。

___________________________________

レバーでもう一品。tugukiさんのブログで見てレバー好きな私の心をギュッと掴んだ“カリカリレバーと玉ねぎのスィートチリ炒め”です。

2010.06.16 liver with sweet-chili sauce

これは、期待通り美味しかった〜♪
粉をまぶしてカリッと焼いたレバーと玉ねぎをスイートチリソースで仕上げてあるのですが、確かにレバーが苦手な人にも食べやすそう。
盛り付けが雑で写真だと玉ねぎが少なく見えますが、下に入ってます^^;

tugukiさん、美味しい料理をありがとうございました!
___________________________________

アルバニア風レバーのレシピは追記へどうぞ。

ギリシャごはん普及活動に、ご協力お願いします
人気blogランキングへにほんブログ村 料理ブログ 各国料理(レシピ)へ

続きを読む

ブログネタ
簡単!ギリシャ料理レシピ に参加中!
ここのところは屋内に居ても結構暑くて、ついに本格的な夏がやってきたという感じ。
長い長い夏休みも始まって、強烈な午後の日差しの中お迎えに行かなくてよくなったこと(だけ)にはホッとしている今日この頃です。

2010.03.31 hirino me milo ke metaxa
Χοιρινό με μήλο και Μεταξά

……と、こんな時にこんな暑苦しい料理ですみません
写真は3月に撮ってたんですが、レシピを書いたのがその1ヶ月ほど後だったりで、すっかり載せる機会を逃してしまってました^^;

本当なら秋冬にふさわしいような煮込み料理ですけど、私たちにとってはある意味“夏の料理”でもあるのです。と言うのも、毎年夏のバカンスを過ごすシミ島の某レストランで娘が必ず注文するお気に入りだから。小さめに切った豚肉を、りんごやニンジンと一緒にメタクサというギリシャを代表するブランデー入りのソースで煮込んだ一品です。
舌の記憶を辿って再現してみたら、なかなかいい感じに仕上がって、娘のお墨付きも貰えました。

ギリシャごはん普及活動に、ご協力お願いします
人気blogランキングへ
にほんブログ村 料理ブログ 各国料理(レシピ)へ

続きを読む

↑このページのトップヘ