ギリシャのごはん

ギリシャ料理のレシピと、ギリシャで私が作っているごはんの記録。

タグ:肉料理

すでにカーニバルシーズンに入っているギリシャ。
大盛り上がりになるのはもう少し先ですが、あちこちの店で仮装用のコスチュームやグッズが売られてたりカーニバル仕様の飾り付けがされてたり、何となくわくわくする時期です。

2011.02.24 tsiknopempti

食べ物関連では、長期間の肉断ちを前に心ゆくまで肉を食べる日であるチクノペンプティ(肉を焼く匂いの木曜日)がピークでしょうか。
移動祝日であるパスハ(復活祭)に合わせてそれ関連の行事も毎年日程が変わるのですが、今年のチクノペンプティは昨日24日でした。

肉を焼く匂いの……とあるように、この日は特に焼いた肉を食べるのが慣わし。気持ち的には肉の焼ける煙で街中を満たすほどの勢いで焼きまくり食べまくります(笑)

この日は肉専門のレストランが大賑わいですが、街中どこにでもあるスブラキ屋でテイクアウトしたり自宅で調理したりするのもスタンダードで、近所の肉屋ではいろんな部位の肉やケバブなどを買っている人の姿も多く見られました。

うちはと言うと、最近肉モードだったのも手伝いちょっと張り切ってしまいました♪
今回はスパロブリゾーラ(肩ロース?)、ケバブ、あと子供用に作ったケフテダキャの3種。あくまでも肉が主役なので、あとはシンプルにジャジキとフェタとオリーブ抜きのホリアティキサラダ、山盛りのギリシャ風ピタパンのみです。

肉の味付けにはいつも通り塩・胡椒・おろしニンニク・オレガノを揉み込んだだけ。気分であれこれ加えたりアレンジもしますが、レモンすら入れないシンプルなのが一番好きかも?前日に味付けして寝かせておくと美味しいです。

ケバブはプリプリッとした食感に仕上げたもので、こちらもシンプルな味付けながら美味しいです。そのうちレシピを書こうと思いつつ、なかなか気が向かないのですが、今回も適当に作ったので計量せず……一応は、今年の課題とすることにします。

ミートボール以外はオーブンのグリルで焼いたので、文字通り肉の焼ける匂いと煙に包まれた我が家でした^^


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この間から熱波第一弾に見舞われたギリシャ。一昨日はなんと午後のピーク時に気温が43度まで上がったそう。
ひたすらダラーッとしていたい気分なんですが、夏バテ予防にレバーの料理でスタミナつけてみました♪

2010.06.17 albanian liver
Συκώτι Αρβανίτικο

“アルバニア風レバー”と言うとトルコの料理として知られていますが(アルバニア料理なのか、アルバニア風というトルコ料理なのかは???)、ギリシャでもコンスタンティノープル料理(現在のイスタンブル)のレストランなどでよく見かけるメニューです。

基本的にはラムか牛のレバーを小さく切って小麦粉をまぶし、カラッと揚げるか揚げ焼きにしたもので、シンプルな味ながらも付け合せのオニオンとのコンビネーションが最高。ビールやラキ(蒸留酒)が進みます
普通はオニオンスライスが添えられているところを、この間行ったレストランでは小口切りにした葱が山盛り付いてきて、これもいいな〜と採用してみました^^
ギリシャの玉ねぎって結構辛味が強いことも多いので、私は葱の方がマイルドで好きかも?葱の部分にレモンをたっぷり絞って食べると美味しいです。

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レバーでもう一品。tugukiさんのブログで見てレバー好きな私の心をギュッと掴んだ“カリカリレバーと玉ねぎのスィートチリ炒め”です。

2010.06.16 liver with sweet-chili sauce

これは、期待通り美味しかった〜♪
粉をまぶしてカリッと焼いたレバーと玉ねぎをスイートチリソースで仕上げてあるのですが、確かにレバーが苦手な人にも食べやすそう。
盛り付けが雑で写真だと玉ねぎが少なく見えますが、下に入ってます^^;

tugukiさん、美味しい料理をありがとうございました!
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アルバニア風レバーのレシピは追記へどうぞ。

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ここのところは屋内に居ても結構暑くて、ついに本格的な夏がやってきたという感じ。
長い長い夏休みも始まって、強烈な午後の日差しの中お迎えに行かなくてよくなったこと(だけ)にはホッとしている今日この頃です。

2010.03.31 hirino me milo ke metaxa
Χοιρινό με μήλο και Μεταξά

……と、こんな時にこんな暑苦しい料理ですみません
写真は3月に撮ってたんですが、レシピを書いたのがその1ヶ月ほど後だったりで、すっかり載せる機会を逃してしまってました^^;

本当なら秋冬にふさわしいような煮込み料理ですけど、私たちにとってはある意味“夏の料理”でもあるのです。と言うのも、毎年夏のバカンスを過ごすシミ島の某レストランで娘が必ず注文するお気に入りだから。小さめに切った豚肉を、りんごやニンジンと一緒にメタクサというギリシャを代表するブランデー入りのソースで煮込んだ一品です。
舌の記憶を辿って再現してみたら、なかなかいい感じに仕上がって、娘のお墨付きも貰えました。

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クラシックなギリシャ料理のひとつ、牛肉のレモンソース煮(モスハリ・レモナト又はモスハリ・レモナート)です。久々に作ったので、やっとレシピを書きました^^;

2010.05.21 moschari lemonato
Μοσχάρι λεμονάτο

レモナトの和訳はレモンソース煮としましたが、作り方は大まかに分けて「レモンを最初から入れる派」と「レモンを仕上げに入れる派」があるようです。また、ニンニクは入ってない場合も多いけど、私達はたっぷり入れたのが好き。
私のレシピは叔母さんが作るのをお手本に考案したもので、スライスしたニンニクを多めに加え、レモンは仕上げに入れています(叔母さんはどうやって作っているのか知らないけど)。

煮汁はそのままだとサラサラなので、仕上げに加えるレモンには小麦粉を溶いて加え、適度なとろみの付いたソースに仕上げます。片栗粉などでとろみを付けるテクニックと同じですが、ギリシャ料理ではデルビエ(トルコ語に由来)又はアレヴロレモノ(小麦粉+レモンという意味)と呼ばれ、特にクレタ島の料理によく用いられるようです。

赤身をさっぱりとレモン味で仕上げたモスハリ・レモナトは、肉の煮込み料理の中では比較的あっさりとしているので、これからの時期にもぴったり。
この料理の付け合せにはピラフなんかもいいですが、特にフライドポテトがおすすめ。ソースが美味しいので、残さず味わえるようにパンも用意して下さいね。
あとはサラダとフェタチーズと美味しいワインがあれば、とってもギリシャなメニューの完成です。

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昨日はチクノペンプティ(肉を焼く匂いの木曜日)でした。
復活祭に向けて徐々に食事を節制していくこの期間、アポクレオの日曜日を境に肉断ちに入る前に思いっきり肉を食べる日です。

2010.02.04

我が家は宗教行事にはこだわらないものの、“○○を食べる日”というと、「じゃあ食べようかな」という気分になるので雰囲気だけ^^;
肉専門レストランへ行ったり家でバーベキューするのが本来だと思いますが、手抜きなおうちごはんです。肉焼いて、あとはサラダだけって楽なんですよね。今年はヘルシーに、という名目でポテトもやめました(笑)

メインは定番のフライパン焼きポークフィレ。
2cmぐらいの厚さに切ったポークフィレを叩いて少しのばし、塩、胡椒、おろしにんにく、おろし玉ねぎをもみ込んでマリネしておきます。オリーブオイルで色よく焼いて、仕上げにパプリカ、オレガノ(好みでクミンやガーリックパウダーも)を振って焼きつけたら出来上がり。
うちは夫が脂身苦手なのでいつもフィレですが、もちろんポークチョップでもOK♪
大ざっぱに切ったレモンを添えるとギリシャらしさが増します(爆)

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