ここ何年か、夏が終わると心待ちにしているのが生のグリーンオリーブです。
時期が近づくと、そろそろ出てくるかな……と、そわそわ。
ギリシャでは秋から冬にかけて生のオリーブが市場で売られ、手作り好きな人は日本の梅仕事みたいにオリーブを漬けるのですが、私が一番気に入っているのはシーズン最初に出回る丸みのあるグリーンオリーブ。
オリーブの時期って結構長いので油断していましたが、このグリーンオリーブは最初の数週間ぐらいで消えてしまうのです。その後に出てくるアルカディアオリーブと呼ばれるティアドロップ型のはいまいち。漬け方によってはおいしいのかもしれないけど、楕円形のオリーブみたいなジューシーさがないし、味もあまり好みではないのです。
ギリシャに住んでから今までいろんな漬け方をしてきたけど、オリーブはいかにアク抜きをうまくするかが重要ですね。特にアクが強いグリーンオリーブは、普通に水に浸けて何日も置く方法だと傷んできたり茶色い部分ができたりで私はあまりうまく漬けられたことがありません。
唯一、すごく簡単で失敗なし、しかもおいしく仕上がるペットボトル漬けは毎年作っています。写真は、仕込みたてのと一年前の。渋が抜けるのに時間がかかるからいつも夏ぐらいにやっと開封してますが、夏のホルタのヴリタ(アマランサス)とすごくよく合うので、季節のお楽しみとして味わっています。
取り扱いが大変そうだし少量では売ってないようだしと、ずっと二の足を踏んできた苛性ソーダを使うようになってからは、安定しておいしいオリーブが食べられるので万々歳。ちなみによく言われる化学薬品が〜という懸念ですが、苛性ソーダは強アルカリというだけで毒性はないようです。きちんとオリーブを水にさらしたりの手順を守れば問題ないと思います。
今年は2週に分けて4キロ半ぐらい仕込んだので、もういいかな?という感じですが、最初に漬けた方がすでに結構なペースで減っているのが恐ろしい(私だけしか食べてないのに)。
たっぷりあると、味付けのバリエーションも楽しめるのがいいですね。今週ちょっと忙しかったので、すぐに作れる和風のお醤油系のと、あと韓国風の新にんにく酢醤油漬けの瓶にもいくつか放り込んでみました。
まだ漬かりが浅いけど、食べ比べ。見た目同じですが、上から時計回りに:醤油系調味液漬け、新にんにく酢醤油漬けの汁に漬けたもの、普通の新漬け(プレーンな塩味)です。
お酒にもごはんに合うし、どれもそれぞれいいな〜と、また食べすぎてしまうのでした。
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時期が近づくと、そろそろ出てくるかな……と、そわそわ。
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オリーブの時期って結構長いので油断していましたが、このグリーンオリーブは最初の数週間ぐらいで消えてしまうのです。その後に出てくるアルカディアオリーブと呼ばれるティアドロップ型のはいまいち。漬け方によってはおいしいのかもしれないけど、楕円形のオリーブみたいなジューシーさがないし、味もあまり好みではないのです。
ギリシャに住んでから今までいろんな漬け方をしてきたけど、オリーブはいかにアク抜きをうまくするかが重要ですね。特にアクが強いグリーンオリーブは、普通に水に浸けて何日も置く方法だと傷んできたり茶色い部分ができたりで私はあまりうまく漬けられたことがありません。
唯一、すごく簡単で失敗なし、しかもおいしく仕上がるペットボトル漬けは毎年作っています。写真は、仕込みたてのと一年前の。渋が抜けるのに時間がかかるからいつも夏ぐらいにやっと開封してますが、夏のホルタのヴリタ(アマランサス)とすごくよく合うので、季節のお楽しみとして味わっています。
取り扱いが大変そうだし少量では売ってないようだしと、ずっと二の足を踏んできた苛性ソーダを使うようになってからは、安定しておいしいオリーブが食べられるので万々歳。ちなみによく言われる化学薬品が〜という懸念ですが、苛性ソーダは強アルカリというだけで毒性はないようです。きちんとオリーブを水にさらしたりの手順を守れば問題ないと思います。
今年は2週に分けて4キロ半ぐらい仕込んだので、もういいかな?という感じですが、最初に漬けた方がすでに結構なペースで減っているのが恐ろしい(私だけしか食べてないのに)。
たっぷりあると、味付けのバリエーションも楽しめるのがいいですね。今週ちょっと忙しかったので、すぐに作れる和風のお醤油系のと、あと韓国風の新にんにく酢醤油漬けの瓶にもいくつか放り込んでみました。
まだ漬かりが浅いけど、食べ比べ。見た目同じですが、上から時計回りに:醤油系調味液漬け、新にんにく酢醤油漬けの汁に漬けたもの、普通の新漬け(プレーンな塩味)です。
お酒にもごはんに合うし、どれもそれぞれいいな〜と、また食べすぎてしまうのでした。
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