ギリシャのごはん

ギリシャ料理のレシピと、ギリシャで私が作っているごはんの記録。

タグ:花ズッキーニ

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ずっと前にレシピを載せた“花ズッキーニのハーブライス詰め”のバリエーション。

2010.09.25 courgette blossoms stuffed with garidopilafo1
Κολοκυθοανθοί γεμιστοί με γαριδοπίλαφο

ハーブや玉ねぎなどでシンプルに味付けしたフィリングも、それに挽肉を少し混ぜ込んだバリエーションも大好きなんですが、「花ズッキーニと相性のいい魚介を使ったものはきっと最高に私好みな味に違いない!」と、作る機会を狙って(と言うか、やる気が出るのを待って)いたのでした。

モダンギリシャ料理では葡萄の葉やレタスで作られる普通のドルマデスのフィリングを魚介入りで作ったものもあるので、丁度そんな感じですね。
トマトを調味料的に少量加え、ワインで味に深みを出してみました。

2010.09.25 courgette blossoms stuffed with garidopilafo2

……これが、自画自賛で申し訳ありませんが滅茶苦茶美味しいです!

かなりおすすめなので、花ズッキーニが手に入ったら是非お試し下さい♪
詰め物をするには花の数が足りない場合、リゾットにしてもいいかも?

献立は、千切りのデリケートなロメインレタスサラダ、極シンプルなメリジャノサラタ、ブラックオリーブなどが合うと思います。


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暑い夏の間は車での外出以外は近所にしか出かける気のしない私ですが、毎年バカンス後の暑さが落ち着いた頃には足繁くパノルムーの青空市場まで通っています。
この市場は規模が大きいのもさることながら、ゴーヤーなどのアジア野菜や花ズッキーニも入手できるのでお気に入り♪

久々に買った花ズッキーニで2品作ってみました。
2010.09.11 feta-stuffed courgette blossoms

まずは娘のリクエストで……彼女にとって花ズッキーニといえば絶対外せない“花ズッキーニのフェタ詰めフリット・蜂蜜がけ”。フリットそのものより、蜂蜜目当てという気がするのですが^^;

ズッキーニの雄花にフェタチーズを控えめに詰めて閉じ、小麦粉、コーンスターチ(又は片栗粉)、BP、冷水のシンプルな衣にくぐらせて揚げてあります。
サクサクの衣に花の優しい味とフェタの程よい塩気、そこに蜂蜜の甘さが絶妙です。
これはお子さま用なので蜂蜜だけですが、お好みで黒胡椒をガリガリ粗く挽いてかけても。


2010.09.05 honeyちなみに今回の蜂蜜はこれ。おなじみAttikiの新製品で、“ギリシャの島々から集めたタイムの蜜”です。



もう1品は海老のすり身と豚挽き肉を合わせたフィリングを詰めたもの。
2010.09.11 prawn-stuffed courgette blossoms1

ずっと前にかぁちゃんが海老を詰めていたのが美味しそうだったな〜と思い出して作ってみました。海老が少し足りなかったので豚挽肉なども合わせ、ナンプラーベースの味付けにしてあります。
こちらもフェタ詰めフリットと同じ衣をつけて揚げてますが、フィリングにちゃんと火を通す為に少し揚げ時間長めです。

2010.09.11 prawn-stuffed courgette blossoms2

ちょっと見えにくいですが、断面はこんな感じ。フワフワで美味しい〜
ごちそうさまでした♪


2010.09.11 courgette blossoms

花ズッキーニの写真、ブログに載せるつもりじゃなかったのでかなり適当に撮ってしまったから一番下でこそっと
これで丁度10個あります。上記リンクのレシピ記事を見たら2007年当時同じくらいで70セントだったようですが、今回買ったのは1.5ユーロほどしました。やっぱ物価上がってますね……。


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昨日は久し振りにアンベロキピのライキ(青空市場)へ行ってきました。
ここへ行くと、つい予定外のものを買ってしまう私。朝からてんてこ舞いで、買ったものの下処理や料理に追われました^^;

まずはほうれん草1kgをやっつけます!こちらのほうれん草は、泥が結構付いてるので洗うのが大変です。葉っぱを外してジャブジャブ洗い、茹でて2つに分けて冷凍(後日、スパナコリゾに使う予定です)。


作業の合間のランチは、市場で買った食材を使って。

2008.10.04 lunch

花ズッキーニのフェタ詰めフリット・タイムの蜂蜜がけ
・ナスのリゾット
・ルッコラ&プロシュート
・いちじく


2008.10.04 zucchini blossoms結構早い時間に行ったので(と言っても8時頃ですが)まだ準備が出来てないお店もちらほら。必要なものだけ買って帰ろうと思ってた時、丁度通り過ぎようとしたお店のおじさんがズッキーニの花を取り出しました。
この絶妙なタイミング!買わない訳にはいきませんよね。こちらではキロ売りなので、1/4キロお願いしました。ちゃんと数えてませんが、30個ほどあったでしょうか?

ズッキーニの花はすぐに萎れてしまうので、早く食べてしまうに限ります(※)。早速、これにフェタチーズを詰めたフリットにしました。蜂蜜をかけて食べると、フェタの塩気とマッチして美味しいんですよ^^

ランチメニューのもう一品はナスのリゾット。買ってきたナスをとりあえず焼いたはいいけど、何にしよう...と考えてたら、京都のイタリアンレストラン ViaTransitoさんのブログで見たリゾットを思い出しました。お店のとは作り方が違うと思いますが、これもナスの優しい味わいがGood
それにしても、何でリゾットとフリットなんて組み合わせにしてしまったんでしょう?!同時に仕上げましたが、順番に作りつつ出すにしても慌ただしいですよね



フリットに使った花は6個。残りはいつものこれになりました。

2008.10.04 kolokithanthi gemisti

花ズッキーニのハーブライス詰め

レシピは2006年に載せたものですが、意外にも多くの方に作って頂いてます!
ズッキーニの花は日本でも結構よく見かけるようになってきた食材ですね。花ズッキーニ・ズッキーニの花の検索で来て下さる方も多く、知名度の低い食材の紹介に力を入れてる私としては嬉しいです。ギリシャの料理も、もっと有名になるといいんだけど...。

2008.10.04 diosmosズッキーニの花に詰めるフィリングは、ベジタリアンバージョンでも肉入りのでも美味しいんですが、オリーブオイルやハーブの風味が決め手になります。これはそんなハーブのひとつ、スペアミント(ギリシャ語でディオスモス)。料理にミントを使うというと変わった感じがするかもしれませんが、ギリシャでは最もよく使われるハーブのひとつです。
市場では結構大きな束で売られてるので、使い切れない分は保存用にベランダで乾燥中♪


2008.10.04 bougatsa & ambelofasoula

ランチの後も、作業は続きます。我が家では欠かせない ささげ は、シーズンが終わっても使えるように、固茹でにしたのを切って冷凍します。
そうそう、金曜にパストゥルマのミニパイを作った残りのフィロもあるのでした。残りと言うよりは、わざと余らせたんですが(笑)カスタードのフィリングを包み、ブガッツァにして冷凍しておきます。最近冷凍食品作り過ぎで、かなり限界


食材の加工は、これにてやっと終了〜。
久々に食材と戯れた(tugukiさん)土曜日でした^^

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※ズッキーニの花は、雄花が特によく料理に使われます。すぐに萎れるので、買ったらなるべく早く使うのが原則です。やむなく保存する場合は下記の方法のどちらかを試してみて下さい。萎むのがある程度は防げます。
・上の写真のように重ねてから新聞紙かキッチンペーパーに包んでから袋に入れ、冷蔵庫で保存。
・皿などにキッチンペーパーを敷き、花弁を広げて伏せて並ベる。キッチンペーパーとラップをかぶせ、冷蔵庫で保存。

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先日紹介した、花ズッキーニ。揚げたのも美味しいですが、私のお気に入りは米を詰めたものです。

anthi gemisti
Κολοκυθοανθοί γεμιστοί

ギリシャではポピュラーな、イェミスタ(スタッフドベジタブル)やドルマデス(葉っぱで米などを包んだもの)の一種で、私がよく作るのはハーブたっぷりの肉無しバージョンです。ハーブの味は日本ではまだそれほど馴染みがないかもしれませんが、野菜の甘味がハーブと調和して美味しいです。

花ズッキーニも、かなり珍しい食材だと思いますが、今は家庭菜園でズッキーニを育ててる人も多いようですね。朝早くに新鮮な雄花を収穫して、こんな風に食べてみて下さい。少し手間はかかりますが、新しい味にびっくりするかもしれませんよ。

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