ギリシャのごはん

ギリシャ料理のレシピと、ギリシャで私が作っているごはんの記録。

タグ:豆

毎年、カーニバルの頃にハネムスカリの球根を買ってきてピクルスを仕込みます。

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カーニバルシーズンの後にくる断食期間にはピクルス類もよく食べるのですが、ハネムスカリ球根は私が好きなので、我が家ではカサラ・デフテラ(断食期間最初の日)の定番となっています。

ハネムスカリ球根のピクルスは市販品もありますが、自作した方がおいしいのでこの時期市場に出回る球根を買って作ります。
でも、ピクルスよりももっと好きなのが、ただ茹でただけのもの。
今回は酸味は加えず豆と一緒に食べたいなと思い、茹でた白いんげん豆とあわせてみました。

球根と白いんげん豆はそれぞれやわらかくなるまで茹でておき、水気を切って器へ。温かい方がおすすめです。
お好みで、みじん切りにしたにんにくを生でほんの少し、オリーブオイルはたっぷりと。
おいしい塩(シミ島のシーソルトを使いました)をぱらぱらとふりかけていただきます。


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ちょっと蛇足ながら……。ふと思い出して自家製の皺オリーブも途中で参加させてみました。


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ギガンデス(ギガンテス)とギリシャでは呼ばれる白花豆。トマトソースとあわせてオーブン焼きにした料理がとてもポピュラーで、出来合いのもよく売っています。

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Γίγαντες με λεμόνι και μουστάρδα

私はいろんな料理の「白」ヴァージョンが好きなので、これもトマトなしでよく作っています。適当に作っている普段のおかずのひとつですが、家族に評判がよく、私も気に入ってるのでちゃんとしたレシピにするべきかなと保留していたもの。ようやく計量して作ったので、レシピをご紹介します。


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私は白ヴァージョンを作る時はソースにボリュームとうまみを出すためズッキーニも加えています。野菜が姿を失うぐらいに煮てしまうのがポイント。何が入ってるかわかるぐらいに形を残してもお好みで結構ですが、いずれにしてもしっかりと、完全にやわらかくなるまで煮てトロッとしたソースが豆を包み込むようにします。


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ギリシャらしくオリーブオイルたっぷり、ハーブ(ここではディルをメインにオレガノも)たっぷり。レモンマスタード風味としましたが、酸味が苦手な方はレモンなしで作ってもおいしいです。また、レモンなしで作って、食べてる途中でレモン汁を加え味変しても。お好みの食べ方でどうぞ。

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ギリシャに住んで二十年以上になりますが、まだ理想のかぼちゃに出会えていません。

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少し前に近所の青空市場で赤皮栗かぼちゃ(ヨーロッパではHokkaidoかぼちゃと呼ばれるみたいです)が初めて売ってたので期待して買ったんだけど、甘味もホクホク感も全くなくて完全に期待はずれ。なのに2週も連続で買ってしまいましたが。

写真は、黒目豆とカリフラワーの葉と一緒に煮込んでみたもの。
覚え書きとして、作り方を書いておきます。

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黒目豆は乾燥のまま、洗って鍋に入れ、たっぷりの水を加えて一度茹でこぼします。水を換えてやわらかくなるまで茹でたら下準備完了。

別の鍋に玉ねぎとカリフラワーの葉(筋など硬い部分があれば除く)を刻んで入れ、たっぷりのオリーブオイルを加えふたをして蒸すように炒めます。小さなピーマンがひとつあったので、これも小さく切って加えたら、ほんのり青臭い風味がいいアクセントになりました。

角切りにしたかぼちゃを加え軽く炒め、トマトペーストも少し(主張しない程度の量)加えオイルになじませるように炒め、黒目豆を加え煮込みます。
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味付けは塩こしょうでシンプルに。
黒目豆とかぼちゃの組み合わせ、なんとなく冬至によく食べる「いとこ煮」を思い出させる感じですね。


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もう一品は完全に夏の料理で、クレタ島のダコス。
大麦ラスクの上にすりおろしの完熟トマトをのせて、ソフトチーズとオリーブ、ケイパー、オレガノをトッピングしてたっぷりのオリーブオイルをかけたパンサラダのようなもの。最近クレタ島のクシノミジスラ(酸っぱいソフトチーズ)が無性に食べたくて、季節はずれだけど良いトマトに出会えるのを待っていたのです。

ケイパーはナクソス島のお土産で、オリーブは去年仕込んだペットボトル漬け。今の時期オリーブは新漬けばっかり食べてましたが、よく漬かったオリーブも最高においしい!


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小皿盛りヴァージョン。


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黒目豆は茹でたのを取り分けておいて、別の日に食べる用にもう一品作りました。上にかかっているのはアーモンドのスコルダリァ(ガーリックソース)を皮付きアーモンドで作ったものです。見た目はかなり地味だけど、これも結構やみつきになる味ですよ。黒豆は刻んだ玉ねぎとオリーブオイルを少し加えて、軽く下味をつけてあります。


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毎日のように雨が降っている今週。今日は駄目押しのように激しい雷雨でアテネはあちこちで洪水の被害が出ているようです。

2021.10.12 fakes me hilopites1
こんな天気だし、ここのところ何かと物入りというのもあって節約ウィークということにしました。あまり頑張りすぎると気が滅入りそうだけど、半端な乾物やら早く消費しないといけない食材のお片づけ料理でしのいでいます。

そんな料理のひとつが、ヒロピテス入りのレンズ豆スープ。



こちらで以前レシピを載せましたが、野菜はオプションで。今回入れたのは玉ねぎとにんにく、トマトペーストだけ。あとはベイリーフとオレガノ、ほんの少し残っていたパセリ。唐辛子も少し加えるのがお気に入りです。

シンプルな材料をただ煮込むだけでおいしくなるギリシャの豆スープ、まだ試したことがない人はぜひ作ってみてくださいね。


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アテネはここのところ、うんざりするような暑さが続いています。もっと暑い地方もあるのですが、ちょっと息抜きに涼しくもなる気配もないし嫌になりますね。

2021.05.28 black-eyed pea stew
あまり料理もしたくないので、適当な野菜の煮込みの登場回数が多いです。今の時期よく作るのはラタトゥイユのギリシャ版みたいな夏野菜のごった煮だったり、単品の野菜にスポットを当てた煮込み(いんげんの煮込みや、オクラの煮込みなど)。トマトを入れたものばっかり作っていますが、トマトなしのも久しぶりに食べたいな〜と思っていたら、またまた載せそびれていた写真が出てきました。

タイトルに書いた通り、黒目豆とフェンネルが食べたくて初夏に作ったものですが、相性のいいズッキーニとじゃがいもも入れています。フェンネルは根元が肥大するタイプ(フローレンスフェンネル)ではなくて、ギリシャで元々よく使われるハーブ。日本でも沖縄料理によく使われるので、割と手に入りやすいのではないかと思います。

分量は出してないですが、作り方を簡単に書いておきます。

黒目豆とフェンネルの煮込み

1)黒目豆はそのまま加えると色が悪くなるので先に煮ておきます。乾燥豆を洗って鍋に入れ、水をたっぷり加え中火にかけます。一度茹でこぼして、水を替えて再び中火に。煮立ってきたら火を弱めて、やっとやわらかくなる程度まで茹でます。

2)別の鍋に玉ねぎ薄切りを入れ、オリーブオイルをたっぷり。蓋をしてじわじわ加熱し、色づかせないように炒めます。玉ねぎがやわらかくなったら、食べやすい大きさに切ったズッキーニとじゃがいも、ざく切りにしたフェンネルをたっぷり、茹でた黒目豆を加えひたひたぐらいに水加減します。塩、こしょうを加え、すべてがくたっとやわらかくなじむまで煮込んでできあがり。

3)作りたてすぐよりも、少し冷めるまで置いてから食べると味がなじんでおいしいです。ギリシャではこういう煮込みは室温〜少し温かい程度で食べることが多いです。

MEMO:ズッキーニはヘタの部分も捨てずに加えてみてください(産毛をこすり落とすように洗い、筋を取り除きます)。ギリシャではズッキーニに花が付いた状態で売ってることもよくあるのですが、その場合は花も一緒に煮込みに加えます。


お好みでレモンを添えてどうぞ。私はそのまま食べて、途中でちょっとレモンをかけて味変するのが好きです。


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