ギリシャのごはん

ギリシャ料理のレシピと、ギリシャで私が作っているごはんの記録。

タグ:野菜

相変わらずパイも焼いてますよ。
これはちょっと前に作ったものですが、定番のチーズパイをアスパラ入りにしてみました。

2020.04.02 pies

そして、こちらも定番ズッキーニパイと、わざと生地を余らせて作る「おまけ」のパイです。

ギリシャでは質のいいフィロ生地がどこでも手に入りますが、うちは基本手作り派。おいしくて量のコントロールもしやすい自家製に軍配が上がります。フィロと言ってもいろいろ種類があって、簡単に作りたい時に我が家で一番登場回数が多いのは簡易版の折りパイのようなタイプです。このブログでもよく載せているものですが、本当に簡単でおいしいので何度でも宣伝します(笑)

まずはこちらのレシピで生地を作っておいて……。




フィリングは今回アスパラとズッキーニの2種類ですが、ベースとなるチーズはまとめて用意しておきます。フェタチーズをフォークで砕き、溶けるタイプのチーズをすりおろしてあわせます。チーズはギリシャのものならカセリやグラヴィエラ(こちらはあまり溶けないけど)など。ケファロティリは塩辛いので入れるなら控えめにして、塩気の少ないチーズも足すといいです。

チーズに卵と牛乳(缶のエバミルクでも)を加えクリーミーな感じにととのえ、これだけを生地で包んで焼くとチーズパイ(ティロピタ)になります。ちなみに卵はなしで小麦粉を少し入れてもいいです。フェタチーズだけで作る時はつなぎ的なものなしでも作るんですが、溶けるチーズを入れる場合はあった方がいいかなと思います。

ズッキーニパイのフィリングはこちらを参考に。今回使ったハーブはディルですが、ハーブなしでもいいです。




アスパラの方は、生アスパラを小さく切ってそのまま混ぜ込んだだけです。


2020.04.02 pies1

焼きあがったのがこちら。手前はアスパラ、奥がズッキーニで、なんとなく気分で切り目の入れ方をちょっと変えています。

そして、大事な「おまけ」はスパイシーなスジュキ(サラミとソーセージの中間のようなもの)のパイです。

2020.04.02 pies2

野菜のパイを作る時に切り落とした生地をまとめてのばし直し、チーズ、スジュキ、トマト(お好みでパセリを入れても)を包んだもの。これは焼きたてがおいしいのでおまけとして作ってるんですが、真っ先になくなります。

野菜のパイは、アスパラもいいですが定番ズッキーニのおいしさ再確認。ズッキーニって割と淡白な味で地味だけど、料理によって底力が発揮されますね。ギリシャ料理ではこのパイのほか、トマト煮フライが私的トップ3。次点がイェミスタです。


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もうすぐイースターですね。
ギリシャでは聖灰月曜日からずっと動物性食品をとらない断食期間中なのですが、断食メニューとしてこれを載せようと思ってすっかり忘れていました。

2020.03.05 hummus me melitzana
Χούμους με μελιτζάνα

「ひよこ豆と焼きなすのディップ」としてご紹介したもので、今は「焼きなす入りフムス」と言った方がイメージしやすいかもしれませんね。かなり昔……2008年に書いたレシピです。



ちなみにフムスは中東料理ですが、なぜかギリシャ料理としても認識されているもののひとつです。近年はギリシャでも一般的になったけど、昔はケバブレストランとか中東系のお店などで見かけるぐらいでした。

このディップはギリシャ料理のメリジャノサラタ(焼きなすサラダ)とフムスの中間のような感じで、軽くておいしいです。レシピにはギリシャヨーグルトも入れてますが、なくてもOK。断食メニューとして出す場合もヨーグルトは入れずに作ります。

また、赤ピーマン(パプリカ)ローストも面倒なら抜いていいし、ケイパーなど足してもおいしいし、アレンジの効くレシピですので気軽にお試し下さい


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よくカリフラワーをもらうので、消費に追われております。

2020.03.03 tahini roasted cauliflower2
Κουνουπίδι ψητό με ταχίνι

新型コロナウイルス騒動やらでちょっと忘れかけてましたが、今はイースターに向けての断食期間中。ニスティシマと呼ばれるギリシャの断食メニューではよく使われるタヒニ(ゴマペースト)を絡めてローストしてみました。

ちなみになぜタヒニがよく使われるかと言うと、ギリシャ正教の断食ではオイルも摂ってはいけない日があるのです。そのため、油分を多く含むタヒニを使った料理やお菓子が多く作られるようになったのでしょう。

例によって、作り方だけ書いておきますね。

カリフラワーのタヒニロースト(クヌピディ・プシト・メ・タヒニ)

材料:
カリフラワー
タヒニ
レモン汁
にんにく
塩、胡椒
クミンパウダー(好みで)


1. カリフラワーは小房に分けておきます。オーブンは高温に予熱。

2. 大きなボウルにタヒニを入れ、レモン汁と水適量を加えカリフラワーに絡められるぐらいの濃度にのばします。この時、ゆるくしすぎると流れ落ちてしまうのでどちらかと言うと硬めに。

3. 塩、胡椒、にんにくみじん切りかすりおろし、お好みでクミンパウダーを加え濃いめに味付けします。

4. カリフラワーをタヒニソースに加え、全体にしっかり絡めます。パーチメントペーパー(オーブンシート)を敷いた天板に広げ、オーブンへ。

5. 途中必要ならざっとかき混ぜ、こんがりするまで焼いてできあがり。好みで唐辛子パウダーやフレッシュハーブを散らしたり、レモンを添えてどうぞ。


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ちょっと気力のある時に、とりあえず……と剥いて冷凍しておいた栗で、我が家の定番「栗ごはん」を作りました。

2019.11.27 gemista1
Γεμιστά με κάστανα

過去記事にも書いてますが、私は普通の栗ごはんには特に思い入れがなく、栗の入った米料理と言うとお赤飯かこのイェミスタ(ギリシャ風スタッフドベジタブル)が好きでよく作ります。元々は叔母さんが昔作ってくれた栗入りのイェミスタも、自己流にその時の気分で味付けを変えたりしてるので毎回違うのですが、ごろごろ入った栗のほっくりした甘さは大好きな秋の味覚(もう冬だけど)。作りながら、「今回はどういう系統の味がいいかな」と考えるのも楽しいものです。

肉入りもよかったのだけど、今回は肉なしで。温かさを感じさせるスパイスをほんのり香らせてみました。


2019.11.27 gemista3

フィリングです。オーブンでじっくり焼くため、野菜を炒めて甘味を引き出しておくとかせずに生のままただ混ぜるだけで大丈夫。いずれにしてもオリーブオイルは特に肉なしの場合たっぷり目に入れるんですが、炒めると「重くなる」という人もいますね。

今回ズッキーニのも作ったのでその中身と、玉ねぎ、にんにく、赤ピーマンを刻んで入れてます。赤ピーマンは主張しすぎないよう少なめの量。ズッキーニはたっぷり入れてますが、全部はイェミスタに使わなかったので残りはとりあえず水分がすっかり飛んで色づくくらいにオリーブオイルと塩、にんにくで炒めておきます。

上記の生の刻み野菜に洗った米を加え、大きめに割った栗、小さめに割ったくるみ、カランツかレーズン、あればパセリやディル(パセリを入れたかったところですが切らしてたので冷凍ディル少し)、塩、
胡椒、オールスパイス、シナモン、そしてもちろんオリーブオイルをだーっと加えて味付けします。いつも書いてますが、塩加減は出来上がると薄まるのでこの時点では濃くしすぎた?と思うくらいにすると丁度いいかと思います。トマトの中身をスティックブレンダー(潰せるような道具がなければ果肉を包丁で刻んで汁とあわせます)で潰したのも半分くらい加え、シャバシャバしたフィリングになります。

味付けなど今回のと少し違いますが、詳しくはこちらのレシピを参考にどうぞ。

トマトとピーマンの米詰め秋バージョン・コミッサ叔母さん風(ドマトピペリエス・イェミステス・フティノポリネス・ティス・スィアス・コミサス)


イェミスタは野菜をサポートするのと隙間を埋める役割も兼ねてじゃがいもを一緒に焼くのがお決まりですが、オーブンでじっくり焼かれたポテトってすごくおいしいんですよね〜。これまた秋らしく、今回はさつまいもも入れてみました。


2019.11.27 gemista2

切ってみるとこんな感じ。栗がたっぷり入ってるのが見えるでしょうか?
この料理は焼きたて熱々じゃなく、ちょっと温かいぐらいに冷ましてからの方が味がなじんでおいしいですよ。熱いのがいい人は温めなおして下さい。

炒めてあったズッキーニのことを忘れそうになりましたが(笑)ギリシャヨーグルトと塩、クミンパウダーを加え混ぜたのがイェミスタに添えてある白いものです。仕上げにふりかけてあるのはホットパプリカ。ちなみにイェミスタそのものには動物性食品が一切入ってないので、ニスティシモ(オイルOKの日)、ヴィーガン対応です。


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ブカティーニってめったに食べたくならないんですけど、ものすごく久しぶりに「そういう気分の時」がめぐってきました。

2018.08.09 makaronia me melitzanes kokkinistes
Μακαρόνια με μελιτζάνες κοκκινιστές

ギリシャでは肉のコキニスト(スパイスなどで風味をつけたトマトソース煮込み)とよく合わせますが、今回は肉の代わりにごろごろ大きく切ったなすで。ちょっと放置しすぎて皺が寄ってきたなすがあったので、慌てて使いました。

それにしてもブカティーニって食べにくいですよね……ちょっと意味のわからないパスタだな〜って食べ始めはいつも思うのですが、がんばって食べてると段々よさがわかってくるような気がします。

奥にあるもう一品はズッキーニのワインビネガー煮サラダ。ピクルスっぽくかなり酸味のあるもので、こちらも久々の登場でした。


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