ギリシャのごはん

ギリシャ料理のレシピと、ギリシャで私が作っているごはんの記録。

タグ:野菜

もうすぐイースターですね。
ギリシャでは聖灰月曜日からずっと動物性食品をとらない断食期間中なのですが、断食メニューとしてこれを載せようと思ってすっかり忘れていました。

2020.03.05 hummus me melitzana
Χούμους με μελιτζάνα

「ひよこ豆と焼きなすのディップ」としてご紹介したもので、今は「焼きなす入りフムス」と言った方がイメージしやすいかもしれませんね。かなり昔……2008年に書いたレシピです。



ちなみにフムスは中東料理ですが、なぜかギリシャ料理としても認識されているもののひとつです。近年はギリシャでも一般的になったけど、昔はケバブレストランとか中東系のお店などで見かけるぐらいでした。

このディップはギリシャ料理のメリジャノサラタ(焼きなすサラダ)とフムスの中間のような感じで、軽くておいしいです。レシピにはギリシャヨーグルトも入れてますが、なくてもOK。断食メニューとして出す場合もヨーグルトは入れずに作ります。

また、赤ピーマン(パプリカ)ローストも面倒なら抜いていいし、ケイパーなど足してもおいしいし、アレンジの効くレシピですので気軽にお試し下さい


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よくカリフラワーをもらうので、消費に追われております。

2020.03.03 tahini roasted cauliflower2
Κουνουπίδι ψητό με ταχίνι

新型コロナウイルス騒動やらでちょっと忘れかけてましたが、今はイースターに向けての断食期間中。ニスティシマと呼ばれるギリシャの断食メニューではよく使われるタヒニ(ゴマペースト)を絡めてローストしてみました。

ちなみになぜタヒニがよく使われるかと言うと、ギリシャ正教の断食ではオイルも摂ってはいけない日があるのです。そのため、油分を多く含むタヒニを使った料理やお菓子が多く作られるようになったのでしょう。

例によって、作り方だけ書いておきますね。

カリフラワーのタヒニロースト(クヌピディ・プシト・メ・タヒニ)

材料:
カリフラワー
タヒニ
レモン汁
にんにく
塩、胡椒
クミンパウダー(好みで)


1. カリフラワーは小房に分けておきます。オーブンは高温に予熱。

2. 大きなボウルにタヒニを入れ、レモン汁と水適量を加えカリフラワーに絡められるぐらいの濃度にのばします。この時、ゆるくしすぎると流れ落ちてしまうのでどちらかと言うと硬めに。

3. 塩、胡椒、にんにくみじん切りかすりおろし、お好みでクミンパウダーを加え濃いめに味付けします。

4. カリフラワーをタヒニソースに加え、全体にしっかり絡めます。パーチメントペーパー(オーブンシート)を敷いた天板に広げ、オーブンへ。

5. 途中必要ならざっとかき混ぜ、こんがりするまで焼いてできあがり。好みで唐辛子パウダーやフレッシュハーブを散らしたり、レモンを添えてどうぞ。


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ちょっと気力のある時に、とりあえず……と剥いて冷凍しておいた栗で、我が家の定番「栗ごはん」を作りました。

2019.11.27 gemista1
Γεμιστά με κάστανα

過去記事にも書いてますが、私は普通の栗ごはんには特に思い入れがなく、栗の入った米料理と言うとお赤飯かこのイェミスタ(ギリシャ風スタッフドベジタブル)が好きでよく作ります。元々は叔母さんが昔作ってくれた栗入りのイェミスタも、自己流にその時の気分で味付けを変えたりしてるので毎回違うのですが、ごろごろ入った栗のほっくりした甘さは大好きな秋の味覚(もう冬だけど)。作りながら、「今回はどういう系統の味がいいかな」と考えるのも楽しいものです。

肉入りもよかったのだけど、今回は肉なしで。温かさを感じさせるスパイスをほんのり香らせてみました。


2019.11.27 gemista3

フィリングです。オーブンでじっくり焼くため、野菜を炒めて甘味を引き出しておくとかせずに生のままただ混ぜるだけで大丈夫。いずれにしてもオリーブオイルは特に肉なしの場合たっぷり目に入れるんですが、炒めると「重くなる」という人もいますね。

今回ズッキーニのも作ったのでその中身と、玉ねぎ、にんにく、赤ピーマンを刻んで入れてます。赤ピーマンは主張しすぎないよう少なめの量。ズッキーニはたっぷり入れてますが、全部はイェミスタに使わなかったので残りはとりあえず水分がすっかり飛んで色づくくらいにオリーブオイルと塩、にんにくで炒めておきます。

上記の生の刻み野菜に洗った米を加え、大きめに割った栗、小さめに割ったくるみ、カランツかレーズン、あればパセリやディル(パセリを入れたかったところですが切らしてたので冷凍ディル少し)、塩、
胡椒、オールスパイス、シナモン、そしてもちろんオリーブオイルをだーっと加えて味付けします。いつも書いてますが、塩加減は出来上がると薄まるのでこの時点では濃くしすぎた?と思うくらいにすると丁度いいかと思います。トマトの中身をスティックブレンダー(潰せるような道具がなければ果肉を包丁で刻んで汁とあわせます)で潰したのも半分くらい加え、シャバシャバしたフィリングになります。

味付けなど今回のと少し違いますが、詳しくはこちらのレシピを参考にどうぞ。

トマトとピーマンの米詰め秋バージョン・コミッサ叔母さん風(ドマトピペリエス・イェミステス・フティノポリネス・ティス・スィアス・コミサス)


イェミスタは野菜をサポートするのと隙間を埋める役割も兼ねてじゃがいもを一緒に焼くのがお決まりですが、オーブンでじっくり焼かれたポテトってすごくおいしいんですよね〜。これまた秋らしく、今回はさつまいもも入れてみました。


2019.11.27 gemista2

切ってみるとこんな感じ。栗がたっぷり入ってるのが見えるでしょうか?
この料理は焼きたて熱々じゃなく、ちょっと温かいぐらいに冷ましてからの方が味がなじんでおいしいですよ。熱いのがいい人は温めなおして下さい。

炒めてあったズッキーニのことを忘れそうになりましたが(笑)ギリシャヨーグルトと塩、クミンパウダーを加え混ぜたのがイェミスタに添えてある白いものです。仕上げにふりかけてあるのはホットパプリカ。ちなみにイェミスタそのものには動物性食品が一切入ってないので、ニスティシモ(オイルOKの日)、ヴィーガン対応です。


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ブカティーニってめったに食べたくならないんですけど、ものすごく久しぶりに「そういう気分の時」がめぐってきました。

2018.08.09 makaronia me melitzanes kokkinistes
Μακαρόνια με μελιτζάνες κοκκινιστές

ギリシャでは肉のコキニスト(スパイスなどで風味をつけたトマトソース煮込み)とよく合わせますが、今回は肉の代わりにごろごろ大きく切ったなすで。ちょっと放置しすぎて皺が寄ってきたなすがあったので、慌てて使いました。

それにしてもブカティーニって食べにくいですよね……ちょっと意味のわからないパスタだな〜って食べ始めはいつも思うのですが、がんばって食べてると段々よさがわかってくるような気がします。

奥にあるもう一品はズッキーニのワインビネガー煮サラダ。ピクルスっぽくかなり酸味のあるもので、こちらも久々の登場でした。


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野菜がいっぱいあるので、せっせと消費しています。

2017.10.18 gemista

一品にあれこれ詰め込まないポリシーなのですが……その材料によっておいしくなるならOK。昨日は、カリフラワーやいんげんなど、普通あまり入れない野菜を盛り込んだイェミスタを作りました。

イェミスタは野菜などに詰め物をした料理。最も簡単でよく作られるのはトマトやピーマンをくりぬいて、米のフィリングを詰めてオーブン焼きにしたもの。じっくり焼かれてうまみが凝縮した野菜、そして、野菜に包まれ蒸し焼きにされたピラフがとってもおいしく、日本人にも人気のギリシャ料理のひとつです。

容器として使う野菜やフィリングにさまざまなバリエーションがあり、このブログでも、今までにいろいろ載せてきました。よく知られるバリエーション以外に、思いつきでやってみたものも多数。「ギリシャ人が考えつきそうなアレンジならギリシャ料理」という考えなので、スタンダードから外れるものもあることをご了承ください。

さて、自分用覚え書きとして作り方。基本的なレシピは普通のひき肉入りイェミスタと同じです。

2017.10.18 gemista1

フィリングは、玉ねぎ、にんにく、牛ひき肉を炒めたものに、小さく切ったカリフラワー、米、カランツ、トマトの中身をつぶしたものを加えます。味付けは塩、胡椒、乾燥ミント、オールスパイス、シナモン、唐辛子パウダー。スパイス類は肉を炒める時に加える。ギリシャ料理なので、スパイス風味と辛味はほんのり程度にします。


2017.10.18 gemista2

周りに入れて焼く野菜は、じゃがいも以外に、今回いっぱいあって使ってしまいたかったいんげんとズッキーニも。ズッキーニはもうちょっと太かったらイェミスタにしたかったのだけど、くりぬくのには無理があったので。
ホイルで覆いをして220℃ぐらいのオーブンで40分、ホイルを取って180℃でさらに30分〜それ以上、いい感じの焼き色がつくまで。できあがったら、またホイルをかけて食べる時間までオーブンに入れておくといいです(長時間置く場合は冷まして冷蔵庫へ)。


2017.10.18 gemista3

想像どおり、ホクホクのカリフラワーとほんのりスパイシーなひき肉がよく合っておいしい♪家族にも好評でした。

その他のイェミスタバリエーションは、レシピインデックスから、もしくはキーワードを入れてブログ内検索してみてください。

今の時期、こちらもおすすめです!
ひき肉とかぼちゃ入りイェミスタ
栗入りイェミスタ


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