ギリシャのごはん

ギリシャ料理のレシピと、ギリシャで私が作っているごはんの記録。

タグ:野菜

日曜の午後、ちょっとひと休み……の一杯。

2017.01.29 papoules

昨日は久しぶりにクレタ野菜の売っている市場へ行ったので、パプーレスを買ってきました。パプーレスはマメ科の植物ヒゲレンリソウの葉っぱです。種子も豆として食べられますが、主に葉を生で食べるよう。

パプーレスは、サラダにしたり、そのままおつまみとして食べたり。塩とワインビネガー少し(好みでオリーブオイルも)で味付けするのが定番です。クレタ島の人はチクディア(ラキ)の肴にシンプルな生野菜をよく食べますが、これもそのひとつ。

やはり、いつものこの絵面で
朝露のようにワインビネガーをまとったパプーレスをかじって、チクディアをキュッとやるのが粋です。


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もう何年ぶりでしょう?すご〜く久しぶりに、ふと思い出して作ってみました。

2016.09.15 zucchini salad

タイトルの通り、ズッキーニをワインビネガーで煮た、ピクルスのようなサラダです。

作り方はとても簡単。

細長く切ったズッキーニを鍋に入れ(アルミ鍋は駄目ですよ!)、塩少しと、ワインビネガーをどぼどぼ……結構酸っぱくなるくらい入れるのですが、お好みで。ひたひたより低い水位になるよう、水も適量加えます。ズッキーニは大きければ種を除き、長さを半分に切るといいです。

時々かき混ぜながらぐつぐつ煮て、ズッキーニが好みの柔らかさになり、汁気がなくなれば火から下ろします。最後、焦がさないよう注意。もし汁気が残ってる時点でズッキーニが柔らかくなりすぎそうなら、ざるにあけて汁気を切って下さい。

塩、にんにくみじん切り(好みで)、ハーブ(パセリかミントかオレガノ)、オリーブオイルを加え、味をととのえてできあがり。


かなり地味だけど、付け合わせやおつまみに覚えておくと重宝する一品です。


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生の野菜をつまみながら蒸留酒を飲むのが好きです。
春なら生のアーティチョークや細い野生アスパラ。夏はきゅうり、スイカ、メロンなど瓜系が特にいいですね。

2016.08.13 atzouri

今日のこれは、きゅうりのように見えるけれど別の野菜。英語ではアルメニアンキューカンバー(アルメニアきゅうり)やスネークキューカンバー(へびきゅうり)と呼ばれるものと同じだと思うのですが、ギリシャではクシラグロ(ξυλάγγουρο木きゅうり?)またはアジューリ(ατζούρι)と呼ばれる野菜です。

学名はCucumis melo var. flexuosus。味はきゅうりっぽいけれど、品種的にはマスクメロンに近いそうです。画像検索すると細長かったりバットのように大きく育ったものがいっぱい出てくるのですが、ギリシャの市場でよく見かけるのが下の写真ぐらいのサイズ。


2016.08.16 atzouria

クレタ島で特に好まれる野菜で、シンプルに塩だけで食べるのは地酒であるチクディア(ラキ)のおつまみとして定番。また、ヒオス島でも多く栽培されるそう。
アテネ近郊でも結構栽培されているらしく、スーパーでは見ませんが、夏には青空市場で売られているのをよく見かけます。

昔、ギリシャに来てすぐの頃にものめずらしさから買ってみたことがあるのですが、「きゅうりの方が好きだし、わざわざ買うこともないな」という第一印象。それでも余ったのを腐らせたらもったいないし……と、食べていたら慣れたのか、その後たまに買うほどになりました。

きゅうりと一緒に食べ比べてみるとよくわかるのですが、きゅうりより水っぽさがなくしっかりとした食感。独特の青臭さもほぼないです。なので、きゅうりが苦手な人にはこちらの方がいいかも?ほのかな甘味も感じられ(果物的ではなく野菜の甘さ)、なかなかいけるのですよ。日持ちもかなりいいような気がします。

ある程度の大きさに育ったものは、皮や種が気になるなら取り除き、適当な大きさに切ります。おいしい塩を振ってどうぞ(お好みでワインビネガーを少し振っても)。


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ギリシャ語で、野草や青菜は「ホルタ」といいます。
ホルタの最もシンプルな味わい方は、クタッと茹でて、たっぷりのオリーブオイルとレモンで食べる一品。この温サラダも通称「ホルタ」と呼ばれます。

2016.05.17 vlastaria1

秋から春までのホルタのシーズンは終わり、そろそろヴリタ(葉アマランサス)やスティフノス(イヌホオズキ)といった夏のホルタに切り替わってきています。ギリシャで温サラダにしてよく食べるホルタを大きく分けると、夏季のホルタの代表がヴリタなのに対し、冬季はちょっとごわごわした葉っぱのゾホスでしょうか。

ゾホスと呼ばれるホルタにも品種がいろいろあるのかもしれませんが、学名Sonchus oleraceusだそうで、和名はノゲシといって日本でも見かける野草です。ケシと名前についていて紛らわしいですが、ノゲシはケシ科ではなくキク科の植物で、ケシとは全くの別物。

2016.05.17 vlastaria2

春も終わりになるとトウが立って終わりですが、シーズン最後に味わえるのが花茎(ヴラスタリ)です。
食べられるのはやわらかい穂先の部分と葉っぱだけなので、つまんで簡単にちぎれるところまでを摘みます。これをやると、爪と指先が黒くなってしまうのが困りものですが……。
茹でたホルタの青くほろ苦い味わいは、ギリシャで出会えてよかったなぁとしみじみ思う味覚のひとつです。


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代わり映えのしない絵面で失礼します
くりぬくのに丁度いいサイズのズッキーニをもらったので、イェミスタ(スタッフドベジタブル)にしました。

2016.05.11 gemista1

なんだか、久しぶりにギリシャ料理らしいギリシャ料理を作った気がします。
本当はズッキーニだけを使って、アヴゴレモノ(卵レモンソース)仕立ての煮込みタイプを作りたかったのだけど、夫はアヴゴレモノが好きではないし、そしてユヴァルラキァ(米入りミートボール)を憎んでいる……ユヴァルラキァと似た系統のズッキーニのイェミスタは喜ばれないだろうなぁ〜と、手間は倍くらいになりますが、トマトとバナナピーマンも一緒に結局いつものオーブン焼きタイプにしました。

オーブン焼きのイェミスタはベジタリアンバージョンのを作ることが多く、またそちらの方が「通好み」な感じがするのですが、肉を入れたい気分だったので久々のひき肉入りに。夫の叔母さんがよく作っていたイェミスタがこれで、私が最初に覚えたものです。

ひき肉入りイェミスタの、味のポイントとなるのはスペアミント。ギリシャ語でディオスモスと呼ばれるスペアミントは、ギリシャ料理によく使われます。ギリシャ風の揚げミートボールにもよく入れますが、肉の臭みを消し、味をひきたてる効果があります。
にんにくも、今の時期はジューシーな新にんにくがあるので、たっぷりと入れました。

レシピはこちら。
ひき肉入りのイェミスタ

オーブン焼きのイェミスタは一般的にトマトとピーマンの2つの野菜で作る人が多く、焼き時間はかかるものの比較的簡単に作ることができますが、我が家ではズッキーニが人気なので必ずと言っていいほど入れます。ズッキーニのくりぬきがハードル高そうな感じですが、専用の道具があれば、結構簡単にくりぬくことができます。

↓私が持ってるのはギザギザ刃じゃないですが、こういう形状の。
りんごの芯抜き器でも代用できるけど、ズッキーニ用のはさすが、しっかり綺麗にくりぬけます。


WUSTHOF(ヴォストフ) シルバーポイント ズッキーニコアラー 3095SP


くりぬいたズッキーニの中身は刻み、ひき肉と一緒に炒めてフィリングに混ぜ込むのでおいしさもさらにアップ♪今回はトマトペーストなどを足さず生トマトのみ、オプションとして材料リストにあるチーズも入れずに作ってますが、旨みはたっぷりです。

2016.05.11 gemista2

今回も、とてもおいしくできました。
ちなみにこれ、焼いてる時の匂いがすごいです!おいしそうな匂いなんですが、むせかえるような濃密さなんですよ^^;


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