ギリシャのごはん

ギリシャ料理のレシピと、ギリシャで私が作っているごはんの記録。

タグ:魚

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3月25日は生神女福音祭(受胎告知)の日であり、ギリシャ独立記念日にも当たる祝日でした。この日に食べられる伝統的な料理“干し鱈のフライ”を、今年はスタンダードバージョンで。

2010.03.25 fried salt cod
Μπακαλιάρος σκορδαλιά

前にも書きましたが…復活祭を控え、ギリシャ正教の決まりでは肉・魚・卵・乳製品を摂ってはいけないことになっているこの時期に、魚を食べることが許されるのは上で挙げた3月25日とパーム・サンデーの2日間。特に、干し鱈のフライを食べるのがお決まりです。もちろん、これをメインとした献立にはスコルダリァ(ニンニク風味のディップ)とビーツのサラダも外せません。

子供が学校に行くようになってからは、伝統食も押さえておいた方がいいかな〜…なんて思って必ず作るようになったのですが(それに、この時期は干し鱈がスーパーで特売だし)実際にこれを食べるのは私と夫だけで、子供達は別メニューなのでした。

でも、揚げ物にオイル入りのディップのヘビーな組み合わせも、たまに食べると美味しいんですよね♪夫にも好評だったし、年に1、2回ぐらいは食べたいかも?
もうひとつの「干し鱈の日」パーム・サンデーは、今年は今週末に当たるので、さすがにこちらはパスするつもりですが^^;

※干し鱈のフライはお好みの衣をつけて揚げるだけ、スコルダリァは今までにいくつかレシピを載せてるので今更新しくレシピを書くまでもないかなと思ってたんですが、詳しいレシピをイザ!ブログの方に載せました。
ギリシャ風鱈フライのガーリックディップ添え(バカリァロス・スコルダリァ)


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ローズマリーやガーリックの風味が食欲をそそる、揚げ魚のギリシャ風マリネです。

2009.02.07 gavros savoro
Σαβόρο

サヴォロ(サボロ)の語源は多分ヴェネツィア料理のsaor(主に揚げ魚で作られるマリネ) だと思うのですが、歴史的にヴェネツィアの影響を受けたイオニア諸島、ペロポネソス半島、ドデカニサ諸島などで特によく作られるようです。これも地方によってさまざまなバリエーションが見られ、レーズンや玉ねぎ・ベイリーフの入ったもの、トマトの入ったものなど。食べ方も揚げたてをマリネ液にさっとくぐらせただけのものから、保存食として薄めてないビネガーにしっかり漬けられたものまでいろいろです。

こういう料理って結構いろんな国で見られるようで、日本の南蛮漬けやスペインのエスカベチェにも似てますね。
私がよく作るのは、ローズマリーとガーリックでシンプルに味付けした酸っぱめのマリネ液に漬けたもの。作ってすぐよりは2、3日置いた方が酸味の角も取れて美味しいタイプです。しっかり漬け込むことで、骨まで柔らかく食べられるんですよ。1週間ぐらいはもつので、作っておくと重宝します。

揚げ魚を作り過ぎた時の保存法としても便利なサヴォロのレシピは続きへどうぞ。バリエーションも、機会があればまた紹介する予定です。

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和風、ギリシャ風と紹介してきた、ハタの料理の続きです。
うっかり載せ忘れるところでしたが、もう一品残っていました^^;

2008.11.08 grouper souvlaki
Ροφός σουβλάκι

和食スープも好まない夫の為に作ったのは、ハタのスブラキ(ギリシャ風串焼き)。以前にアンコウのスブラキというのをご紹介しましたが、魚のスブラキはレストランでもたまに見かけるメニューです。より一般的なメカジキでも充分美味しいものの、やっぱりこういう魚で作ると格別。ハタは身がしっかりとしていて扱いやすく、アンコウほどは水分も出ないので焼きやすい魚です。

今回のマリネ液には、ポン酢を作ってもまだ娘が採って来るダイダイを使ってみました。写真の串2本分しか作ってなかったのでレシピ用に計量もしなかったのですが、簡単に作り方を書いておきます。

下準備:竹串を使う場合、焦げにくくする為に水に浸けておく。
.魯燭肋し大き目の一口大に切り、塩、胡椒をまぶす。ダイダイの絞り汁、クミンパウダー(ほのかに香るぐらいに、控え目な量)、オリーブオイルも加え、30分〜1時間ほど冷蔵庫でマリネする。
▲泪螢佑靴織魯燭凌箸魘に刺す。この時、お好みで間に野菜を挟んでも。→アンコウのスブラキレシピ参照
グリルで焼く。できれば炭火焼きにすると、さらに美味しい。

マリネ液の味付けは控え目に、あくまでもハタの持ち味を全面に出した感じにしてみました。小さいのをひとつ味見してみたら、とっても美味しかったです(自画自賛ですが)。もちろん、子供たちの「ちょうだい!」攻撃も始まり...夫に作ったはずが、半分は子供に食べられてしまいました^^;


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先日、ハタを貰った時に義父からリクエストされていた料理は「プサロスーパ(プサロスパ)」でした。

2008.11.07 psarosoupa
Ψαρόσουπα

プサロスーパは、ギリシャ風の魚スープ。数種類の魚を使うこともあれば、今回ご紹介するレシピのように一種だけでも作ることができます。ただし、その場合の魚はカサゴなど味の濃いものを使うこと。ハタも、煮るととってもいい出汁がでて、そして皮に含まれるコラーゲンも多いので、完成したスープはとっても濃厚!冷やすと、ぷるんぷるんの煮こごりになります。

我が家流の魚スープは、子供でも食べやすいようにちょっとひと手間かけてアラと身を分けて作る方法にしています。最もシンプルな作り方だと、鍋に湯を沸かして野菜類を加え、少し柔らかくなったところで丸ごとの魚とオリーブオイルを加えてグラグラ煮、塩とレモン汁で調味するだけ。
豪快に丸ごとの魚を入れたスープはもちろん美味しいんですが、骨を除きながら食べるのが結構大変だったりするんですよね。アラでストックを作ってから身を投入する方法だと食べやすく、おもてなしにもぴったりなスープが出来上がります。

さて、出来上がったスープは夫が義父のところまで届けてくれたのですが...丁度、義兄の子供たちが来ていたらしく、義父は味見程度で、あとはほとんど彼らに食べられてしまったそうです^^;
そんなことなら、もっと沢山持たせればよかったなぁ...と後悔しつつも、小さな子供たちも気に入ってくれたのが嬉しかったりします。ギリシャ料理に、ちょっと自信が持てるようになった出来事でした♪

レシピは続きへどうぞ。
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スーパーで見かけた「オリーブとレモン入りのオイルサーディン」というのがずっと気になってたんですが、せっかくならギリシャ以外の国にお住まいの皆さんにもお試し頂けるように...と、自分で作ってみることにしました。

出来あがったのがこちら。

2008.10.31 sardines in oil 1

手作りのオイルサーディンも圧力鍋で煮る方法だと骨まで食べられ、市販のものに近い感じになりますが、私は低音のオーブンでじっくり加熱して作ることもよくあります。オーブンで1時間ほど加熱しただけでは骨は柔らかくならないものの、身はふっくらと仕上がるので、味としてはこちらの方が好みかも?コンロで調理する場合はオイルを煮立たせないよう温度調節に結構気を遣ったりするものの、オーブンならそんな心配も無いので楽ちんというのも気に入っています。

2008.11.03 sardines with olives & lemonさて、オリーブ・レモン・オレガノでギリシャな風味をつけたオイルサーディンは、なかなか満足な仕上がりだったのですが...やっぱり気になって缶詰のも買ってきてしまいました(笑)
食べ比べた結果、手作りの方がフレッシュな風味で美味しい(そりゃ当然ですね)感じとしては缶詰のものとかなり似ていたので、自信を持っておすすめします!レシピではオリーブオイルをたっぷり使いますが、お好みでサラダ油とブレンドしてみたりアレンジして下さいね。


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