ギリシャのごはん

ギリシャ料理のレシピと、ギリシャで私が作っているごはんの記録。

タグ:B級グルメ

ずーーーっと気になっていたものを作ってみました。
10年越しです!

2015.12.01 oil pita3

何の変哲もないスブラキ・ピタっぽいものですが、いつもとちょっと違うんですよ。


2015.12.01 oil pita1

違う部分は、こちら。
ロドス島でずっと昔に「ロドス風ピタ(ロディティキ・ピタ)」というものを食べたことがあって、それ以来気になりつつも縁がなかったのですが、この夏のバカンス中にスブラキレストランで再会。忘れないうちに、自分でも作ってみようと思ってたのです。

と言いつつ、かなり時間が経ってるので記憶が薄れてますが。ロドス風のオイルピタというのは、どうやらロドス島のピタメーカーが考えたものらしく、一般的なスブラキ用ピタより薄くのばした生地を揚げて作るそう。


2015.12.01 oil pita2

当然ながら本家は秘伝のレシピなので……私の自己流ピタの生地を揚げてみました。

ギリシャ風・ふんわりピタパン

上記リンクのレシピの手順で、生地を発酵させるところまで同じです。
普通のピタより薄くのばすので、8〜10分割に。8分割で作って大きめの天ぷら鍋いっぱいいっぱいだったので、10分割が揚げやすいと思います。
硬くならない程度に揚げ、笊に立てかけて油を切ってできあがり。食べる前にフライパンで軽く焼いて温めます。


2005.09.22 rhodian pita

ちなみにこちらが2005年に初めて食べたロドス島風ピタ。そもそもイースト生地ではなかったかも?というような食感だった気もするし、端っこのギザギザ感は、生地自体に含まれる油脂が多くて割れてるようにも見えます。
なので油っぽい生地を焼いて作っていると思ったのですが、その後、同じお店に再訪した時はメニューから消えていたので確認できず。


2015.08 pita

今年の夏にホテルのレストランで食べたのとも、また少し様子が違っていますね(写真奥)。手前に写ってるのは夫が頼んだもので私は食べてないんですが、こちらは見た目が違うので普通のピタだったかもしれません。


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グラコロならぬ、パスコロ(笑)
2009.12.10 pastitsio croquette burger1

娘のリクエストでチーズバーガーを作ったんですが、バンズが余ったので以前から温めていたアイディアを形にしてみました^^

タイトルでおわかりのように、ギリシャ料理のパスティチオ(マカロニ、ミートソース、ベシャメルソースを重ねて焼いたもの)をコロッケにし、バンズに挟んだ某店メニューのバッタもんです(爆)
でもこれが、なかなか美味しい♪(いつもの癖で、こんがりし過ぎてるのは見逃して下さい…) 普通のバーガー用に大きめに作ったバンズに合わせたので、かなりのボリュームでしたが


断面↓
2009.12.10 pastitsio croquette burger2


分量計ってないけど、参考までに作り方を追記に載せておきますね。

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私は“ある特定の食べ物”を飽きるまで食べ続けたくなる傾向があるようで、最近はファストフード的なもの、特にバーガー類にとりつかれていました^^;

丁度、前に冷凍しておいたバンズがあったので、欲望を満たすべく食べ続けた3日間...いつもながら、こういうことにかけるエネルギーだけはあるのに自分でも呆れます(笑)

2009.05.12 ebikatsu

まずは、えびカツバーガー。
タルタルソースは思い切ってたっぷり入れるのが美味しいですね
添えてあるポテトはくし切りにして硬めに茹で、セモリナ粉をまぶして揚げ、適当なスパイスソルト(塩、胡椒、ガーリックパウダー、パプリカだったかな?)をまぶしてあります。

2009.05.13 teriyaki

てりやきバーガー。
今回はtugukiさんレシピの肉団子のタネで作ってみたんだけど、これが大正解!めっさウマかったですー tugukiさん、ごちそうさま♪
さすがにポテトばかりだとアレなので、サイドは日本ちっくなサラダにしてみました(笑)

2009.05.14 menchikatsu

最後は、メンチカツバーガー。
これも上のと同じ肉団子のタネで。衣つけたりソースでいろいろ変化が楽しめますね。ソースは普通のとんかつソースに蜂蜜をちょっと入れて甘めにしてみました。マスタードと、千切りキャベツもたっぷり挟んで。


バンズが無くなったから3日で止めたんだけど、まだまだ食べ続けられそうな自分が怖い...一応他の食事は粗食ですが、ほどほどにしなくちゃですね(そんなこと言いつつ、今日もまた別のファストフード系作ってますが^^;)。

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相変わらずの暑い日々。
ギリシャは本日15日が聖母被昇天祭で、今がバカンスシーズンのピークでもあります。丁度、日本のお盆と時期が重なりますね。日本の帰省ラッシュにも似たような感じですが、ギリシャ人はみんな島や田舎へバカンスに出かけてるので、アテネの街は例年通りガランとしています。

こんな静かな環境のせいか、今開かれている北京オリンピックもこちらでは全く盛り上がってないような...。アテネオリンピックでさえ、結構地味な感じ(?)でしたからねぇ^^;
ちょっと気分を出してみようと、観戦メニューにギロピタを作ってみました。

2008.08.12 gyros

暑い夏にはギロピタとビールが最高〜!...なんだけど、最近ちょっとアルコール控えてるのでレモン&ライムフレーバーのガス入りミネラルウォーターです。

こういうガッツリ系のものって、たまにはいいですよね〜。いつも行く肉屋さんが全部バカンス休業中だった為に違う店で買ったら、肉の端っこがちょっと乾き気味だったのに愕然としましたが。もちろんその部分は捨てたけど、これならスーパーで買った方がマシだったかも...。質のいい肉がなかなか手に入らないので、今月終わりまでは野菜料理中心でいきます(って、いつもと変わらないか)。

ギロピタのレシピはこちら↓からどうぞ。特にピタパンのレシピは自信作なので、是非お試し下さい♪
ふんわり、もっちり☆ギリシャのピタパン
豚肉のギロス風(フライパンバージョン)
豚肉のギロス風(オーブンバージョン)


ところで、明日(日本時間では今日ですね)土曜に放送される久米宏さんのラジオ番組にちょこっと出演させて頂くことになったようです。生放送で、台本も無いのでどうなることやら...。ギリシャ時間では早朝なので、起きれるかなぁ?ちょっと心配です^^;
ちなみに内容はオリンピック関連だそうです。放送は関東地方だけみたいですが、興味のある方は聴いてみて下さいね。


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タイトル、「結構ギロス」ぐらいにしといた方がよかったかも

pork gyros
Σπιτικός γύρος

少し前に予告した通り、ギロス(風)のレシピを紹介します。と言っても、お店直伝!とかではなく、あくまでも私のオリジナルですのであしからず。

実はあれから「もうちょっとスパイス足してみよう」とかやってたら、段々ギロスからかけ離れてきたり...シンプルな味付けが一番それらしく出来るかな?という感じで、とりあえずはこのレシピに落ち着いています。


ギロスと言えば、スブラキと並んでギリシャのファストフードの一番人気なので、ギリシャ旅行中に食べた方も多いでしょう。スヴラジディコ(スブラキ屋)やギラディコ(ギロス屋)は至る所に見られ、住宅街の中にある密かな人気店を探すのも楽しいものです。

適当な大きさの肉を重ねて太い串に刺し、逆円錐形にまとめられたものがグルグルと回って焼かれる調理法が特徴で、名前もギリシャ語で「回る」に由来します。肉はこんがり焼けたところから、長い刀のようなナイフ(最近は電動ナイフも多いですが)でシャッシャッと削ぎ落とされ、ピタパンで巻いてサンドイッチにするか皿盛りで出されます。トルコのドネルケバブや中東のシャワルマと混同されることも結構あるのですが、ギリシャではギロスもスブラキも豚肉で作られる場合がほとんどです。次いで鶏の胸肉が多く、ドネルケバブタイプのラム&牛挽肉ミックスもたまに見かけます。

食べ方はサンドイッチか皿盛りか...と上で書きましたが、何と言ってもサンドイッチがおすすめ。肉をてんこ盛り、そして他にはジャジキ・オニオンスライス・トマト・フライドポテト(店によって)が定番ですが、もちろん苦手な具は抜いてもらったりできます(※)。ふんわりとしたポケット無しのピタパンに、フィリングのコンビネーションが素晴らしく、ファストフードだなんて馬鹿に出来ない美味しさです。よーく冷えたビールと一緒にどうぞ。

※外国人相手には英語で聞いてくれるかと思いますが、一応ギリシャ語でのオーダーの仕方をちょっと書いておきます。ギロピタを頼むと「アポーラ?(Απ’όλα)」と聞かれます。全部入れてもらう場合には「ネー(はい)」、例えば玉ねぎ抜きの場合は「ホリース・クレミディ」と答えましょう。テイクアウトの場合、その場で歩きながら食べるなら「スト・ヒェリ」(言わなくても大抵はそのまま渡されますが)、持って帰りたい場合は「パケト」と言うと包んでもらえます。

※Gyrosの日本語表記はギロス、イーロス、ヒーロス、ジャイロなど見られますが、標準的なギリシャ語の発音だとギロスとイーロスの中間ぐらいです。

【関連記事】
ギリシャの夏は、ギロスにビールがおいしい!(ATLANTIDA ギリシャ便り)

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